ピッコマで配信中の漫画末っ子皇女殿下は、Stonehead (AKEO STUDIO)・SAHA先生の作品です。
魔導王国を束ねていた大魔導師がある日 帝国の末っ子皇女殿下に生まれ変わってしまったぁ⁉
適当に赤ちゃんのふりをしとこー…って私のこと好きすぎじゃない?
好きどころか大好きすぎて、ひと時もじっとさせてくれない。
末っ子皇女殿下の一日は今日も大変だ!
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末っ子皇女殿下【第39話】のあらすじ・ネタバレ
今日のエニシャはデルとのお勉強中ーー
相変わらずエニシャがデルに魔法を教えるという逆転の立場です。
提出された宿題の内容を確認して、次回はエニシャの書いた意見を参考にして残りを解いてくることという課題を出します。
完全に立場が逆転しているにもかかわらず、うまく宿題がクリアできたことでエニシャに褒められて嬉しそうにするデルなのです。
残った時間で本でも読もうということになり、一つのソファに横並びに座り、それぞれ気になった本を開きました。
そこでデルは、先日の宮廷魔法使いの事故の話を持ち出します。
デル「今宮廷魔法使いたちが殿下の魔法の実力のことで騒いでいます」
エニシャ「まぁそうでしょうね」
エニシャ(いくら天才といっても5歳児があれほど上手く魔法を扱えるはずないから…)
(ロドゴと双子たちはおかしなほど平然としてたけどね)
デル「それにヘラード皇子殿下に殴り倒された戦闘魔法使いですが」
エニシャ「あ…腕と脚が一本ずつ折れたんだよね?」
エニシャ(よく我慢したなって思ってたのに結局裏で…)
デル「はい…それがもう片方の腕と脚も折られたそうです」
エニシャ「えっ?」
「な…なんで?」
デル「さあ…寝室で刺客に襲われたらしいのですが…」
「よほどショックを受けたらしく雪が降ってたとかうわごとを言ってまして…」
エニシャ「……」
エニシャ(カヒルか!)
デル「犯人に心当たりはありませんか?」
エニシャ(力を使い過ぎるなって言ったのに余計なことして…気が弱いからって心配するんじゃなかった…)
デル「あっもしや第一皇子殿下が…?」
エニシャ「違うと思うよ?ヘラードは終わったら根にもたない性格だから」
デル「そうですか…今回の陛下と2人の皇子殿下の処分はいつもよりお優しいですね」
「戦闘魔法使いの称号も剥奪されましたが…もっと厳しい処罰が下ると思っていたので…」
エニシャ「うーん…よかったって言うべきなのかな…」
デル「??」
エニシャ「デルも知ってるでしょ?今みんなそれを気にしてる場合じゃないって」
「スカンシャのハクマンが私に求婚した件でーー」
求婚の話は議会でも大きな問題に
議会は、エニシャへの求婚話に関する話で持ちきりです。
大半の家臣が、20歳にもなったスカンシャのハクマンの求婚など絶対に断るべきだと主張しています。
目に活力を感じられないヘラードも、15歳もの歳の差は納得できないと呟きます。
しかしここで1人の家臣が、ロドゴたちの顔色を伺うようおろおろしながら、最もらしい意見を出したのです。
家臣の男「し…しかし…」
「スカンシャは帝国にとって手に入れたい交易相手なのも事実です」
「スカンシャはこ…これからも発展するに違いありませんので…むやみに反対す…」
「で・す・が!私は反対です!大反対っ!!我が帝国の天使皇女殿下に求婚!?死んで当然なイカレ野郎です!!」
ロシエルの冷ややかな視線に耐えかねて、この男性も簡単に意見を曲げてしまったのです。
一通り家臣たちの意見を聞いたロドゴは今日の会議はここまでにすると打ち切りました。
もう何を言ってもダメだと分かっているのでしょう。
部屋を出ている家臣たちの目は完全に死んでいるのです。
ロドゴ「スカンシャは敵手がいないと思いつけ上がっているのだろう」
ロシエル「その通りです。西部の遊牧民族たちはすでにスカンシャに抗えない状況で」
「他の国々も対立より親交を結ぶことを望んでいます」
ヘラード「本当はいますぐぶっ倒したいところだけど…」
「そうするとまた理由もなく戦争を起こしたって文句を言ってくるんだろうな」
ロドゴ・ヘラード「チッ」
ロシエル(うーん…どこか1つの国を対抗馬として育てたら内政干渉だってうるさいだろうし)
(育てる途中で反抗してきたらなだめる必要もある…何よりハクマンと互角に張り合える王なんて…)
ロシエル「あ」
「最適な者がいるじゃないですか」
「カヒル・ザドカル」
ヘラード「!!」
ロシエル「ザドカル公国の嫡男という完璧な身分に後ろ盾がいないから王にしてやっても干渉しやすいです。それに何よりーー」
ロドゴ「ヒペリオン皇族にも怯まない度胸の持ち主だ」
ロシエル「そうです陛下」
「カヒル・ザドカルを公王に立てて」
「スカンシャを牽制する手段としましょう」
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カヒル・ザドカルに与えられる試練
ザドカル王子は1人、剣術の練習を行っています。
そこへ、アハルドン騎士団の仲間である3人がやってきて、ヤジを飛ばすのです。
男「卑怯者が!昼にみっともねぇマネしといてよく練習なんかしてられるな」
男「厚かましいんだよ!」
男「皇女殿下の後ろに隠れやがって!」
男「情けねぇ野郎がぁ!」
男「貴様のせいでアハルドン騎士団の名誉に傷がついたんだぞ!」
男「弱ければ死ねってんだ!」
男たちは、ひどい言葉を吐きながらザドカル王子に殴る蹴るの暴行を与えます。
その様子を目撃してしまったヘラードは、黙って見ていましたが、ついにそれくらいにしておけと止めに入りました。
ヘラードにいじめの現場を目撃されてしまい、男たちは何も言えずその場に正座をして挨拶をするばかり…
何か追求することもなく、ヘラードは男たちを追い払い、ザドカル王子を1人残したのです。
ヘラード(呼吸1つ乱れてねぇくせに弱いふりしやがって…猫かぶんのはロシエル並みだぜ)
(それに状況に合わせて殴られてやったのかー空気が読めるから割と気に入ってんだ)
ヘラード「お前」
「今日 皇女の後ろに隠れた時どんな気分だった?」
ザドカル王子「惨めな気分でした」
ヘラード「ーーーで?」
ザドカル王子「もっと強くなりたいと思いました」
ヘラード「これからは俺が直接稽古をつけてやる」
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末っ子皇女殿下【第39話】の感想
あの事件の影響で、エニシャ周辺は非常に騒がしいですね。
魔法使いは両腕両足を骨折させられたなんて、あまりに可哀想すぎます。
それにヘラードが片方ずつ折った上に、さらに残った方もおったのがザドカル王子だなんて!
大人しそうに見えて、なかなか強気な行動を取るので驚かされます。
もしかするとこれも精霊の意見なのでしょうか。
ザドカル王子がどこまで精霊たちを操れているのか、詳しく知りたいですね。
しかしこの事件よりも大きな問題となっているのが、結婚話。
なんと声をかけてきたのは15歳も年上の男だというのです。
実際に会ってエニシャに論破してもらった方が、早い気もします。
あの議会はロドゴたちの意見に合わせすぎて、全く生産性がなさすぎます。笑
ロシエルの計画によってザドカル王子は利用される流れとなりましたが、無事に乗り切れるのか、とても心配です。
しかし意外にもヘラードが気に入っていることが分かって、少しだけ安心しました。
…頑張れザドカル王子!!
まとめ
以上、ピッコマで配信中の末っ子皇女殿下【第39話】のネタバレをご紹介しました。
末っ子皇女殿下はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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