ピッコマで配信中の漫画末っ子皇女殿下は、Stonehead (AKEO STUDIO)・SAHA先生の作品です。
魔導王国を束ねていた大魔導師がある日 帝国の末っ子皇女殿下に生まれ変わってしまったぁ⁉
適当に赤ちゃんのふりをしとこー…って私のこと好きすぎじゃない?
好きどころか大好きすぎて、ひと時もじっとさせてくれない。
末っ子皇女殿下の一日は今日も大変だ!
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末っ子皇女殿下【第38話】のあらすじ・ネタバレ
戦闘魔法使いの魔法を見学することになったエニシャ。
そもそも戦闘魔法使いとは、魔法使いの能力の4つの系統とされている補助系・治療系・防御系・攻撃系の力のうち、攻撃と防御に特化した人物を意味しています。
攻撃・防御の両方の魔法を熟知していないといけないので、決して簡単になれるものではないのです。
しかしそれにしても、実際に見学してみると非常に微妙です。
エニシャ(才能に頼りすぎてる。まぁ年の割には高いレベルだと思うけどこれ以上の成長は期待できなさそう)
(言っちゃえば私が一番嫌いなタイプ)
どうやらこれで魔法の披露も最後のところまで来たようで、新しく考案した攻撃魔法を披露することになりました。
魔法を複数放ち、敵を一斉に攻撃する強力な破壊力が特徴の攻撃魔法なんだとか…
目の前にたくさんの的が並べられ、魔法使いはぶつぶつと呪文を唱え始めます。
真っ赤なオーラを纏ったかと思えば、その力を解放し、一気に攻撃が放たれました。
しかしそのうちの一つが変な方向へと飛んでいってしまったのです。
そのことにいち早く気付いたエニシャ。
どうやら攻撃はザドカル王子へと向かっています。
エニシャ(カヒルなら精霊の力で防げるけど)
(それだと力がバレちゃう!)
(私が防がなきゃ!)
(今の魔力で使える魔法はごく単純なものだけ)
(それに封印された魔法は使っちゃダメ)
(ーーとすると)
(まずは加速)
物凄いスピードでザドカル王子の前に立ったエニシャ。
エニシャ(そして超視力)
超視力により向かってくる攻撃魔法を瞬時に判断します。
エニシャ(最後は…)
(魔法反射!)
エニシャ「うっ…!」
魔法反射で攻撃を跳ね除けようとしますが、二つの力は目の前で激しくぶつかり合っています。
その時、攻撃魔法の力が逸れ離れた地面に着地します。
反動で自らの力に突き飛ばされるエニシャ。
ザドカル王子に抱き止められる形となったのです。
怒り狂うヘラードを止められるのか
近くにあった木が折れて倒れ、それがいかに強力な力であったのかを物語っています。
信じられない光景を目の当たりにし、すっかり腰を抜かしてしまっている宮廷魔法使い。
恐怖でガタガタと震えています。
エニシャ(フッ!これぞまさに本物の戦闘魔法ってやつだよ!)
心配するザドカル王子の声をかき消すような大声で駆け寄ってきたのはヘラードです。
他の騎士達もエニシャの周りに駆け寄ってきました。
ヘラード「大丈夫か?怪我は?」
エニシャ「大丈夫だよお兄様」
ヘラード「……」
ヘラードは何も言ってはきませんが、ザドカル王子を鋭い瞳で睨みつけてから、宮廷魔法使いのところへと向かい剣を振り上げたのです。
宮廷魔法使い「ううっ…皇子殿下…お…お許しを…」
エニシャ「お兄様!」
「ヘラードお兄様…」
ヘラード「…」
ヘラードは剣を地面に置くと、エニシャの肩に触れ、いつにもなく真剣に話しだしました。
ヘラード「もう二度とあんなマネはするな」
エニシャ「……」
ヘラード「はぁ…」
「エニシャは自分の身を守ることだけを考えればいいんだ!それが他の人のためにもなるんだから!わかった?」
「もしエニシャが怪我でもしてたら…」
「俺はあの青臭いヘボ野郎はもちろん宮廷魔法使い全員の首をはねてたはずだからな」
エニシャ「ごめんなさい…」
ヘラード「!?」
「あっいやお兄様が先に防ぐべきだったんだ!全部俺のせいだよ!」
「エ…エニシャ〜?シワクチャ〜?」
「怒ってごめん!俺が悪かったよ…」
「えっ泣いてる?泣いてねぇよな?な!?」
エニシャの見事な演技に見事騙されたヘラードは、エニシャを抱き抱え歩き出しました。
ヘラードの肩越しに、エニシャはとても落ち込んでいるザドカル王子の姿が見えます。
エニシャ(すごい罪悪感を感じてるみたい…)
(ただの事故だったのに…)
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結婚話が浮上!?
医師の診察を受け、ロドゴたちのいる部屋まで向かっているエニシャ。
あれからいくら大丈夫だと言っても、ヘラードは一向に下ろしてくれません。
医師に気力が弱っていると言われて、さらに過保護になってしまいました。
そのままロドゴの部屋までやってきた2人。
ノックして中に入ると、ロドゴとロシエルが明らかに淀んだオーラを放っています。
メイド達は、エニシャに助けを求めているようです。
エニシャはヘラードにお願いしておろしてもらうと、ロドゴの元へと小走りで向かいます。
抱っこをねだり膝に座ったところで、ついにこんな空気になっている理由が明かされるのです。
ヘラード「空気重いなぁ どうしたぁ?」
ロシエル「……エニシャに…」
「はぁ…陛下が言ってください」
陛下「スカンシャのハクマンがエニシャに…」
「結婚を申し込んできた」
エニシャ「?」
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末っ子皇女殿下【第38話】の感想
なんとも恐ろしい事件が発生しました。
ザドカル王子を庇って自身にできる最善の行動をとったエニシャ。
その瞬発力ある思考と行動に感動しました。
今は能力が抑えられているので、できることに限界はありますが、これが吹っ切れた時本当に恐ろしい存在になること間違いなしですね。
さすが大魔導師!
それにしても攻撃が外れたことはもちろんながら、ヘラードが魔法使いを処刑してしまうのではないかと震えました。
もちろんエニシャによって今回も誰も傷つけられず乗り越えられましたが、ザドカル王子はとても落ち込む結果となりました。
確かに守りたい存在の相手に守られたというのはとっても辛いことでしょう。
ザドカル王子の人生が本当にうまくいかないことだらけで、どうにかして一つでも幸せを感じられる展開を期待してしまうのですが、まだそのチャンスは巡ってこなさそうです。
その前に、エニシャに結婚話が浮上しザドカル王子にとっては辛いことが続いてしまいます。
とは言ってもパパとお兄様たちが、無理な言い訳をつけて止めそうですけれど…笑
まとめ
以上、ピッコマで配信中の末っ子皇女殿下【第38話】のネタバレをご紹介しました。
末っ子皇女殿下はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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