ピッコマで配信中の漫画末っ子皇女殿下は、Stonehead (AKEO STUDIO)・SAHA先生の作品です。
魔導王国を束ねていた大魔導師がある日 帝国の末っ子皇女殿下に生まれ変わってしまったぁ⁉
適当に赤ちゃんのふりをしとこー…って私のこと好きすぎじゃない?
好きどころか大好きすぎて、ひと時もじっとさせてくれない。
末っ子皇女殿下の一日は今日も大変だ!
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末っ子皇女殿下【第33話】のあらすじ・ネタバレ
ヒペリオンへ連れてこられたザドカル王子。
陛下とお兄様たちの前に跪いて、処罰が下されるのをただ待つばかり…
陛下(最初からだ…獣の皮などを持って来た時から気に食わなかった)
(無能なフリをして爪を隠していた小僧が)
(そのくだらない演技をやめるほど我が娘を思う…か)
(こいつはいますぐ片づけておいた方が良さそうだな)
陛下は、ヘラードに視線を送り、二人はザドカル王子を殺す方向性で意見が一致しました。
しかしロシエルはその意見に反対のようで、軽く咳払いをすると事情はどうであっても功績に対する報酬は支払うべきだと主張します。
陛下は不満げに舌打ちしましたが、確かにロシエルの言う通りです。
陛下「どうやって皇女の居場所を探し当てたのかは問わないとしよう」
「受けた恩は必ず返すのがヒペリオンの信条だ。望むものがあれば言うが良い」
ザドカル王子「あ…」
「…ありません」
「…報酬を望んでしたことではありませんので」
陛下(やはり…うっとうしいな)
(公国をくれとでもいえば簡単に追い払えたものを…)
(気に入らん)
ここはどうやら全員一致の意見のようで、メラメラと立ち込める殺意のようなものが、3人の背後から立ち込めています。
陛下は、ザドカル皇子に皇宮での居場所を与えることと、いつか王子の命も一度助けると約束し、王子を退出させるのでした。
王子の去っていく様子を見ていたロシエル。
先ほどは処罰するのが妥当でないような態度を取りましたが、内心は穏やかではないようです。
ロシエル(しばらく様子見だけど少しでも何かあれば言いがかりをつけて”仕方なく”消すことにしよう…)
誘拐事件の関与者への処罰は誰が!?
王子が去った後、ヘラードが今回の誘拐事件に関わった人の処分をどうするかという話題を出しました。
陛下はもちろん一人残さず始末する気です。
連合軍の残党は全て片付けたとして、残りの誘拐に協力した者の黒幕もヘラードは突き止めていると言うのです。
ヘラードによるとそれはベーコンだかベルカンだか言う、数年前領土問題で揉めていた小国とのこと…
もちろん成敗すべき案件です。
陛下とヘラードは、今回この件を任せる人物を決めているようです。
二人の視線を一気に集めたロシエルは非常に嫌な予感がしてきました。
陛下「皇族の中から司令官を選ぶのはどうだ?」
ヘラード「とても素晴らしいお考えです。陛下」
ロシエル「…僕は絶対に行きませんよ」
陛下「第二皇子が適任だと思うが第一皇子はどう思う?」
ヘラード「全くもって同じ考えです。陛下」
ロシエル「どうして僕が行くんですか!」
「あの程度の小国なら適当に誰か送って適当に片付ければいいじゃないですか!」
陛下「エニシャに関することに適当などありえん」
「お前の番だぞロシエル!皇族の義務を果たして来い」
ロシエル「…!!」
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デルは今回の誘拐事件の真相に気付いていた
その頃、エニシャはデルとお茶をしながら今回の誘拐事件について話していました。
ベルによると誘拐の黒幕はベルカン公国で、疑いから逃れるためにアルカスだと主張したというのです。
他にも明確な証拠があり、もうすぐ征伐が始まることまで教えてくれました。
しかしデルは今回の件についてアルカスが絡んでいるという可能性を捨てきれずにいるようです。
デル「違い…ますよね?」
エニシャ「…にゃにが?」
デル「殿下の居場所がわかったと聞いて私もすぐに追いかけたのですが、偶然見てしまったんです」
「赤紫色の恐ろしい影が連合軍の首領の腕を食いちぎるところを…」
「一瞬の出来事で見たのは私だけだと思いますが…」
「連行する途中両腕を失い口枷までしている首領が謎の方法で自殺したのもそうですし、それに…」
「ふとアルカスの左魔が悪霊を使役していると聞いた覚えが…」
エニシャ「ちょれで?」
デル「…いやぁ!老眼で見間違えたようです。歳を取るのは嫌なものですねぇ」
エニシャ(そうそう、そう来なくちゃ)
ロシエルの様子が…
するとそこへロシエルが訪ねてきました。
明らかに何か病んでいるようなオーラを放つロシエル。
それにはエニシャも思わず心配するほどです。
ロシエル「エニシャ…元気でね。いっぱい遊んで歯磨きもちゃんとするんだよ…」
「ああ…絵画の宿題の時僕がいないからって泣いたらどうしよう」
エニシャ「……?」
ロシエル「僕のこと忘れちゃダメだよ…」
「1日に100回は僕のこと思い浮かべてね」
エニシャ「…おにいたま」
ロシエル「それじゃ行ってくるよ。なるべく早く帰ってくるから…」
エニシャ(…何がなんだかわからないけど身に覚えがある展開だねぇ…)
その後ロシエルは、エニシャに忘れられてしまうかもという不安に苦しみながらも、あらゆる神出鬼没な戦術を練り出し、なんとたった1ヶ月で戦争に勝利し帰国してしまったのでした。
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末っ子皇女殿下【第33話】の感想
エニシャを好きすぎるあまりどうなることかと心配しましたが、ロシエルの冷静な判断で無事に命を救われたザドカル王子でした。
しかしあれほど的確な判断を下したロシエルが、一番腹黒いのでこれからも注意は必要でしょう。
本当にこの親子は、わかりやすく考え方がぶっ飛んでいる陛下とヘラードそして腹黒ロシエルと、個性豊かすぎます。
もちろんそんな風にしてしまっているのは、エニシャの可愛さが影響しているのですが…。
これからもザドカル王子はちょこちょと登場しそうなので、陛下たちの見方が変わってくれると良いですね。
そしてやはりデルはアルカスが今回の件に関わっていることに気付いていました。
それも決定的瞬間を見たとのことでした。
しかし笑顔で圧力をかけ、何もなかったことにしてしまいました。
きっとエニシャのあの態度で全てを悟ったことでしょうけれど、これ以上はこの話が上がることはなさそうです。
私としては正直に全て話してしまうのかな?と予想していたので驚きましたが、これもまたエニシャの作戦なのでしょう。
どんな風にアルカスとヒペリオンの間に立つのか、エニシャの今後の動向も注目です。
まとめ
以上、ピッコマで配信中の末っ子皇女殿下【第33話】のネタバレをご紹介しました。
末っ子皇女殿下はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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