ピッコマで配信中の漫画末っ子皇女殿下は、Stonehead (AKEO STUDIO)・SAHA先生の作品です。
魔導王国を束ねていた大魔導師がある日 帝国の末っ子皇女殿下に生まれ変わってしまったぁ⁉
適当に赤ちゃんのふりをしとこー…って私のこと好きすぎじゃない?
好きどころか大好きすぎて、ひと時もじっとさせてくれない。
末っ子皇女殿下の一日は今日も大変だ!
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末っ子皇女殿下【第29話】のあらすじ・ネタバレ
エニシャが大魔導師様であると分かった途端、ノクシタはボロボロと涙をこぼし始めました。
ノクシタ「どうりで…初めて見た時から可愛いって思ったぁ…」
「どうして知らんぷりしてたんですか…僕が…僕がどれだけ…!」
エニシャ(私が拾ってきた子にこうやって抱きしめられるのは何だか妙な気分だね…)
エニシャ「心ぱいかけてごめんにゃさい。もう泣かないで」
ノクシタを優しく抱きしめ、喜びを噛み締めていました。
しかしエニシャの話し方が気になったようで、なんでそんな喋り方をしているのかと尋ねてきました。
まだ舌が短くうまく喋られないと説明すると、あまりの可愛さに誘拐されてしまうからと、舌が成長するまでなるべく喋らないようにと謎の指摘を受けてしまいました。
エニシャたちの様子を見守っていたベルアンでしたが、何も変わっていないと言いながら、少し安心したのか深い息を吐き出しました。
エニシャ(この子たちは私がどんな姿をしていても気づいてくれる子たちだもんね)
(私…この子たちを上手くなだめられるのかな…)
エニシャは二人にこれまでの経緯を伝える
エニシャは自分が生まれ変わった経緯を二人に説明しました。
ノクシタ「アルカスに大魔導師を殺そうとする奴がいたなんて…」
エニシャ「あたしもそーぞーだにちなかった」
ベルアン「魔力を封印させようとしたが魔法陣が大魔導師様の魔力に耐え切れず壊れてしまって、肉体は消え魂だけが残ったようですね」
ノクシタ「そしてその魂がヒペリオンに流れてきたのかぁ…」
エニシャ「あたしもそうおもう。もんだいは…ま力の回ふくそくどがおちょいの」
「いつま力がかんぜんにもどるかわかんにゃいんだよ」
ベルアン「とりあえずアルカスに戻りましょう。戻ってすぐ魔力封印に関する研究を始めます」
「幼くなった外見は説明したら皆受け入れてくれるでしょうし、大魔導師様の護衛は私が直接やれば…」
エニシャ「いや…ここはひとちゅあたしが死んだとみとめて…」
「あたらちい大まどうしを…」
ベルアン「そんなこと言わないでください!」
「新しい大魔導師!?」
「離れている間、本当にヒペリオンの皇族にでもなったんですか?アルカスを捨てるほど?」
エニシャ「そうじゃなきゅてあたしが今戻ったらややこしいことに…!」
ベルアン「どんな理由でも絶対にそうはさせません」
「アルカスを捨てるなんて!」
「あなたが嫌だと言っても無理やり連れて帰ります!!」
恐ろしい剣幕で、エニシャに自らの意思を述べるベルアン。
その時、部屋の扉を叩く音が聞こえて、ベルアンは部屋の外へと出て行ってしまいました。
残されたノクシタは、自分たちが本当に捨てられてしまうのかと心配しています。
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ベルアンと怪しい男たち
ベルアンを呼び出したのは、今回の皇女誘拐計画を共にした男たちでした。
皇女への用件を済ませる時間は十分に与えたはずだと、そろそろ引き渡してほしいようなのです。
男「俺たちは今一刻を争っているんだぞ!!今すぐにでもあの化け物を殺してヒペリオンの没落を全大陸に知らせーー」
ベルアン「待つようにと言ったはずです」
「それとも…こっちが二人しかいないからって甘く見てるのですか?」
ベルアンからみなぎる不気味なオーラに、男たちは完全に怯んでしまいます。
どうやら男たちは、アルカスの魔法使いと戦うつもりはないようです。
皇帝に見つかってしまえば、皇女を殺すという計画が実行される前に、全員殺されてしまうことを恐れているのです。
ベルアンは、怒りの感情を押さえ込むと再び冷静な態度へと戻り、安心して待つようにと伝えます。
男たちも、アルカスが信義を守る存在だと信じて、もう少し待ってくれることとなったのです。
部屋に戻ったベルアンを待っていたのは、連合軍と手を組むなど無謀なことをしたと怒っているエニシャでした。
しかしベルアンは手を組んだなんて風には思っていないようです。
あくまで失敗した時に使う盾という認識なのです。
エニシャ(連合軍はヒペリオン帝国が領土拡張をする過程で生まれた勢力。亡国の王族と貴族たちで成り立っている)
(彼らは絶えず過去の栄光を取り戻そうとしたけど支持者があまりいなかったから大きい力を発揮できなかった)
(なぜならヒペリオンの統治は寛大で、帝国に合併させる前より豊かに、より平和になって不満に思う民がいなかったからだ)
ヒペリオンに戻るか、アルカスに戻るか…
ベルアンは、今日絶対エニシャを連れてアルカスへと帰るつもりです。
しかしヒペリオンと戦争になってしまう可能性が高いと、エニシャは現段階でアルカスへ戻る気はありません。
しかしベルアンはエニシャが戻ってくるためならば、戦争をも厭わない覚悟なのです。
ベルアン「これはどちらも譲れない問題だと最初からわかっていたはずです」
「それはアルカスのい志なの?左ま・右まのあなたたちにーー」
「国のじゅう大じをどくだんで決めるけんげんはにゃいはずだよ」
ベルアン(!)
ベルアン「…あなたという人は」
ノクシタ「わかりました。今回は大魔導師のお望み通りにします」
ベルアン「ノクシタ!!」
ノクシタ「でも次はそうさせませんからね。アルカスはあなたを帰してもらう準備を始めます。今度は確信を持って取り組むつもりです」
「だよね?ベルアン」
ベルアン「わかりました。ですが…」
「その時はちゃんと選択していただきますよ。大魔導師様」
そしてベルアンとノクシタは、順番にエニシャの手にキスをするのでした。
しかし今日絶対にアルカスに連れ戻ると決めていたベルアンとノクシタは、戻らなかった場合のことについては全く計画していなかったのです。
これも予想通りの展開だったエニシャは、考えてきた作戦を二人に話します。
左魔・右魔がヒペリオンと鉢合わせることもなく、抵抗軍連合にアルカスの介入を漏らされる心配もない方法を…。
エニシャ(ここから生きて出られる人は私以外に誰もいなくなるんだから)
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末っ子皇女殿下【第29話】の感想
エニシャが戻ってきたことに涙するノクシタも、何も言いはしないものの安堵した様子を見せるベルアンも、非常に愛おしく感じられました。
人生のどん底にいた二人を救って、左魔・右魔にしたエニシャの目に狂いはなかったのでしょう。
二人とも、ちょっと変わったところはありますが、エニシャを想う気持ちの強さはさすがとしか言い様がありません。
今回エニシャ誘拐計画は、アルカスの二人と抵抗連合軍により実行されたものでした。
いくら気になっていたとはいえ、少しリスキーな相手と手を組んでしまったのは困りましたね。
何か問題が起きなければ良いのですが、ここでもエニシャには何かベストな方法が浮かんでいるようです。
生きて出られるのが自分だけというのは、一体どんな意味なのでしょうか?
例えば、建物に火をつけて燃やしてしまうとか…?!魔法を使って脱出するとか…?!
あれこれ考えてみましたが、全く検討が付きません。
前話からするに、陛下はもうこちらへと向かっているはずです。
変なトラブルにならないと良いのですが、どうなることでしょう。
まとめ
以上、ピッコマで配信中の末っ子皇女殿下【第29話】のネタバレをご紹介しました。
末っ子皇女殿下はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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