ピッコマで配信中の漫画末っ子皇女殿下は、Stonehead (AKEO STUDIO)・SAHA先生の作品です。
魔導王国を束ねていた大魔導師がある日 帝国の末っ子皇女殿下に生まれ変わってしまったぁ⁉
適当に赤ちゃんのふりをしとこー…って私のこと好きすぎじゃない?
好きどころか大好きすぎて、ひと時もじっとさせてくれない。
末っ子皇女殿下の一日は今日も大変だ!
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末っ子皇女殿下【第25話】のあらすじ・ネタバレ
アルカスの魔法使いたちが、ついにエニシャたちに会いたいとやってきました。
メイド長によれば、デルも同行しているとのこと…
しかしヘラードは事前連絡もなくいきなりやってきたのが気に食わないようです。
ロシエルもその点については同感で、エニシャに魔法の才能があるから断るわけがないって考えているんだろうと判断しています。
ロシエル「ほーんと我がままだよねーアルカスの人たちは…」
笑顔で怒るロシエルに、その場の空気が凍りつきます。
しかしエニシャは、まだ皇女宮が破壊されていないので、わりとまともなメンバーがやってきたのだろうと解釈しています。
ロシエル「エニシャはどうしたい?」
エニシャ「あってみたゃい」
ヘラード「魔法の数式しか考えてねぇバカなヤツらだぞ?それでも会いたい?」
エニシャ(私まで罵られてる気がするんだけど)
エニシャ「あたしまほうつかいになるからあってみたゃい」
エニシャ(向こうが望んでいる限り一度は会ってあげないとね)
(じゃないと何をしでかすかわからないから)
ついにアルカスと対面する
デルに連れられて5人程度の魔法使いがやってきました。
エニシャにとってはほとんど顔見知りです。
その中に、特に見覚えのある顔を見つけます。
元老院に入ったばかりの頃は青臭い小僧だったテネリフェです。
”大魔導師様みたいな魔法使いになりたい”と言っていたのが非常に懐かしく、時の流れの速さに感慨深さすら感じるのです。
魔法使いたちは、キラッキラッの瞳でエニシャへ熱い視線を注いでいます。
あまりに見られるので居心地が悪いなと思うほどなのです。
そこでロシエルが、魔法使いたちの用件は何なのかと尋ねます。
テネリフェ「ヒペリオンの皇女殿下が魔法の才能をお持ちだと伺っております」
「そこで我々が少しでもお役に立てればと思いまして」
ロシエル「あー皇女の魔力診断ならお断りします。すでに首席魔法使いに一度診てもらいましたし…」
「思わしくないこともありましたので」
デルもロシエルの意見に賛同して、魔力診断を許可できないと断言するのです。
しかしアルカスの魔法使いたちも決して引き下がろうとしません。
テネリフェ「ー我々は誰よりも皇女殿下の才能を花咲せることができます」
「アルカスの魔法使いが最もいい師であることは皇子殿下もよくご存じかと思われますが…単純に交流団として少しでもお役に立ちたいと言う純粋な気持ちでーー」
その時ヘラードが、大きな音を立てて持っていたスプーンを落とし、テネリフェの言葉を遮ってしまったのです。
もはやこのままでは誰か1人殺されてしまいそうな空気なのです。
エニシャは適当に相手して帰そうと、席を立ちアルカスの魔法使いたちのところへと走って行きました。
テネリフェ「皇女殿下!皇女殿下はいかがお考えでしょうか?どうか我々の純粋な好意をお受け取りください!」
エニシャ(何が純粋なの…今すぐ解剖したいって目をしてるくせに)
エニシャ「あたらしいせんせーはいらないでしゅ」
テネリフェ「えっ…?」
エニシャ「だって!あたしはてんちゃいだから!」
胸を張り、自信満々にそう答えたエニシャなのでした。
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ベルアンと大魔導師の出会い
エニシャとの会話の様子は、ベルアンもアルカスから魔法を使って見ていました。
自身を天才だと宣言するエニシャの姿を見たベルアンは、大雨の降る中窓を開き手を差し出すのです。
腕にはいくつもの傷が刻まれています。
今日のような大雨の降る日。
1人の少年が息を切らしながら走っています。
後ろからは彼を追う者たちが、着実に迫ってきています。
ついに行き止まりになり、逃げ場を失った少年に2人の大人が近づきます。
男「クククッ…大人しく死んでもらおうか」
男「油断するな。子供でもラゴス家だ」
男「平気平気どうせもう…」
少年は自らの腕にナイフを入れました。
切られた部分から出てきたのは、なんとも不気味な影なのです。
そして少年が目を見開くと、稲妻が走り2人の男たちは苦しむ声を上げながら、息絶えてしまいました。
自らも傷を負い、ふらつく足元。
その時、後ろからパァッと明るい光が差し込みます。
今度こそ死ぬのかも知れないと覚悟した少年ですが、現れたのは髪の長い1人の女性です。
大魔導師「へぇ悪霊を使役にできるんだね」
「みんながあなたを殺してくれって頼んできたけど…大人しく死ぬ気はなさそうね」
「なら私と一緒に行かない?」
「私はあなたが気に入ったの」
この日をきっかけに、あれほどまでに憎んでいた家門を継いでアルカスの左魔になったベルアン。
悪霊を使役にしながら、自らの命を守っていた少年はベルアンだったのです。
ベルアン(ただあなたのためだけに)
(だから勝手に私を捨てることは許さない)
ベルアン「あなたは…勝手に私を救い出した責任を取るべきなのです」
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末っ子皇女殿下【第25話】の感想
非常に考えさせられる回でした。
アルカスの魔法使いたちはエニシャに興味津々で、エニシャ=大魔導師様とまでは思ってないにしても、何かしらの可能性はあると考えているはずです。
そこでなんとか診断をしてみたいのですが、皇子たちの威圧的な態度とデルのフォローのおかげで、逃れることができました。
ただ、自らを天才と言うエニシャは、びっくりさせられました。
もっとスマートに断ると思っていたので、急に子供らしさを出してきたような気さえしましたね。
一歩も前進させられなかったアルカスとしては、非常に不満だったことでしょう。
しかしなぜそこまでして大魔導師様を探しているのか、今までよく分からなかったのですが、今回ベルアンとの出会いが明らかとなり、少しだけ理由が分かってきた気がします。
以前ノクシタとの出会いでもそうでしたが、絶望的な状況の中、救い出してくれたのが大魔導師様で、生きる目的になっているのでしょう。
今の状況は2人にとって生きる希望を失ったようなもの…
もしかすると他の魔法使いたちも同じように、大魔導師様に救われたのかもしれないですね。
今も過去でも、周りの人々に愛される存在であることは確かでしょう。
これからエニシャとアルカスはどんな関係を築いていくのか、全く読めない展開になってきました。
次回が非常に楽しみです!
まとめ
以上、ピッコマで配信中の末っ子皇女殿下【第25話】のネタバレをご紹介しました。
末っ子皇女殿下はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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