ピッコマで配信中の漫画末っ子皇女殿下は、Stonehead (AKEO STUDIO)・SAHA先生の作品です。
魔導王国を束ねていた大魔導師がある日 帝国の末っ子皇女殿下に生まれ変わってしまったぁ⁉
適当に赤ちゃんのふりをしとこー…って私のこと好きすぎじゃない?
好きどころか大好きすぎて、ひと時もじっとさせてくれない。
末っ子皇女殿下の一日は今日も大変だ!
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末っ子皇女殿下【第11話】のあらすじ・ネタバレ
夜、目覚めたエニシャの目の前に広がっていたのは、メイドたちが倒れているという信じられない光景です。
エニシャ(みんな眠ってるだけだけど睡眠香の匂いはしないし)
(メイドたちはそれぞれ別のものを食べてたから薬でもない)
(するとあとは…魔法)
(!!)
ノクシタ「…皇女さま起きてた」
エニシャ(ほんと…呆れたよノクシタ)
しばらく無言で見つめあっていた二人。
ノクシタがエニシャにゆっくりと手を伸ばすと、突然頭を撫ではじめたのです。
最後にエニシャを抱きしめ、髪の毛を少し食べたノクシタは、はちみつの味がしないと意味不明なことを言って落ち込んでいます。
このまま連れ去りたいなんて言うので、思わず顔を引き離したくなります。
ちょっとショックを受けていたノクシタでしたが、真剣な顔に戻るとエニシャにある質問をするのです。
ノクシタとエニシャ
ノクシタ「あの…皇女さま…もしかしてうちの大魔導師どこにいるのか知ってます?」
「見たことありません?」
「大魔導師は髪が長くてめちゃくちゃ強くて…口が悪くてせっかちな上にグータラで…」
エニシャ(…そんな人知るか!)
ノクシタ「僕にとってはほーんとに大切な人なのに…」
エニシャ(胸の奥がチクチクした)
(ノクシタが私のことを探し回ることくらい予想していた)
(彼と私の縁は簡単に切れてしまうようなものじゃないからー)
エニシャとノクシタが出会ったのは、ひどく汚く醜い街でした。
朽ちてゆく亡骸とともに死にかけていたノクシタ。
それでも翡翠色の瞳に宿っていた光だけは消えていませんでした。
そんなノクシタを見つけ出したエニシャは、手を差し伸べ一緒に行こうと誘ったのです。
その後のノクシタは、人生の全てをエニシャのためにかけてくれて、エニシャが大魔導師になってからは右魔の座に就いてくれていた大切な存在でした。
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ノクシタとエニシャの関係は続く
ノクシタの気持ちがわかるエニシャは、目の前で落ち込んでいる彼の頬に手を添えて、よしよしと慰めてあげました。
その優しさに感動したと再び強く抱きしめ、連れて帰りたいと大興奮なのです。
ノクシタ「皇女さま…僕と一緒に行きません?アルカスには不思議なもんがたーくさんあるんですよー」
エニシャ「……」
ノクシタ「…だめですよね?」
「わかりました…」
「必ずまたヒペリオンに来ますね。帝国と交流する魔法使いとして来ますから…」
エニシャ(それはだめ…右魔というやつが王国を留守にしたらダメでしょ?)
(それに次会ったら本当にバレるかも。その時は今より魔力も強くなってるはずだから)
ノクシタはエニシャの頭に優しくキスをすると、また会おうと言って消えて行ってしまいました。
これからも来られるとなると気が重いエニシャは、あの時慰めずに一発ぶん殴っておけばよかったと長いため息をもらすのでした。
エニシャ教育を受ける!?
ラッツフェルト伯爵家。
ラッツフェルト夫人は、自身に届いた手紙に目を通しています。
リラ侯爵夫人からの手紙の内容は、教育を受けたい旨だろうと、もはや見なくても分かるのです。
不真面目な生徒は受け持てないとはっきり断ったにも関わらず、こうして手紙を寄越してくるなんてと、読まずに捨ててしまいます。
手紙の束の中に皇室の印章のついたものを見つけ、急いで中身を確認する夫人。
内容を確認するなり、その場に倒れてしまうのです。
翌日
ラッツフェルト伯爵夫人は皇室へと足を運びました。
実は夫人、大陸随一の教育機関であるヘルノア・アカデミーを首席で卒業した人物なのです。
優秀な教育者である彼女は、大陸で一番人気の高い偉人の一人でしたが、プライドと気位が高いため気に入らない生徒の授業は断るという一面も持っていたのです。
しかしそんな彼女でも、今回の依頼だけはすんなり受け入れ皇室へやって来たというわけです。
まっすぐ陛下のところへ向かい挨拶をするラッツフェルト夫人。
陛下は手紙で伝えた通りエニシャの教育を依頼します。
陛下「まぁたいして教えることもないだろう、我が娘はとても賢い」
「ヒペリオンの3つ目の星だからな」
ラッツフェルト夫人「……」
「ごもっともでございます」
ラッツフェルト夫人(噂通りの親バカぶりね、ヒペリオンの皇族が凡人よりいくら優れているとはいえ所詮子供は子供…)
(ヒペリオンというプライドに加え、皇帝陛下がここまで甘やかしたとするとその性情は見なくとも想像がつくわ…)
(うっ…旦那よ息子よごめんなさい、今日が私の命日かも…)
あれこれと想像を膨らませているラッツフェルト夫人ですが、突然部屋の扉が開き「パパー」という声が聞こえて来ました。
扉の隙間から顔を出すエニシャに、夫人は完全に心を奪われてしまうのでした。
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末っ子皇女殿下【第11話】の感想
ノクシタとエニシャの出会いが明らかになりましたね。
絶望の淵に立たされていたノクシタにとって、エニシャは希望だったのかもしれません。
それだけ大切に思っていたからこそ、探し回るであろうことは予想できたはずだったとエニシャの心も痛んでいました。
しかし今の状況でエニシャがアルカスに帰るとなれば、大戦争不可避。
今後もし正体がバレてしまった時、どう対応していくのか今のうちに考えておく必要がありそうです。
そもそもエニシャはこのままずっとエニシャとして生きていくのか、大魔導師であったという過去はどうなってしまうのか、今のところ全く予想がつきませんね。
しかし今はエニシャとしての人生。
プライドの高いラッツフェルト夫人の教育を受けることになったとあって若干心配しましたが、エニシャの可愛さに早速射抜かれていて、見事なオチでした。
陛下の親バカっぷりに若干バカにしたような感のある夫人でしたが、エニシャはどうやってイメージアップを図っていくのでしょう。
次回展開が楽しみです。
まとめ
以上、ピッコマで配信中の末っ子皇女殿下【第11話】のネタバレをご紹介しました。
末っ子皇女殿下はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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