ピッコまで配信中の「その悪女に気をつけてください」は、Blue Canna先生、Soda Ice先生、Berry先生の作品です。
交通事故に遭い目を覚ますと、そこは小説「愛するアイツら」の世界に転生していた!?
小説の中の悪女であるメリッサに憑依してしまった主人公は、貴族生活を楽しもうとするが、婚約者が浮気性の最低男だった。
彼から招待状を何度も送られてくるのだが、浮気現場を見せつけられる始末。
楽しい貴族生活を送るために婚約破棄を一方的につきつけるのだが・・・。
悪女になりたいわけでもない、聖女になろうとも、逆ハーレムを狙っているわけでもない、メリッサはこれからどんな生活をおくるのか!?
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
\ 全話更新中! /
その悪女に気をつけてください【第22話】のあらすじ・ネタバレ
雨が降る中、メリッサは愛犬のリエーフの散歩に出ていました。
リエーフの特技は、ジェイクを家にいられなくすることです。
メリッサ「ちょっと、どうしたのよ・・・。散歩したがるからこんな天気の中出てきたのに」
散歩をしていると急にリエーフは吠えだします。
メリッサ「何かある・・・」
リエーフが吠えながら進む方向について行くと、そこには青い色のオオカミ?が血を流して倒れていました。
メリッサに届いた手紙
「素晴らしい・・・お嬢様は天才です」
剣術の稽古をし始めて一か月。
かなりの上達ぶりに、驚かれています。
驚いているのはメリッサも同じでです。
魔力は皆無、見た目とセンスに、頭脳にダンスまで中の下のメリッサに剣術の才能があったのです。
結婚を控えた令嬢が剣を振り回すなんて呆れる・・・、背が高いのに筋肉までついたらどうするのか・・・など周りの反応はよくありません。
ですが今回のことが無ければ、この才能には気が付かなかったのです。
メリッサ「天才になった気分って最高・・・」
「アレ」を習得できればいいとおもっていたのですが、うまいに越したことはないとメリッサは微笑みます。
すると稽古中に、フォトン家からの手紙が届いたと、使用人が持ってきました。
「フォトン」とは狼人間に共通する名字。
手紙をくくってある赤い尻尾の毛は、フォトン一族の中でも赤毛の者が出した公式書簡の証です。
メリッサ(本当に正式に送ってきた・・・一か月くらいかかったよね?)
あの性格で一か月も待てたなんて、大したもんだと感心します。
フォトン家とポジェブラド家はかなりの距離が離れているので、手紙を届けるのにはかなりの時間がかかります。
メリッサ(・・・ていうか、小説ではジャックが家に侵入したのって夏の終わり頃よね?今は春だし、ユーリにも出会う前なのに、なんでこんないろいろと・・・)
するとある文章が目に止まります。
「ナインはどこだ」
スポンサードリンク
これからのおやつは鶏の胸肉
包帯を巻かれて横たわっている青い毛の狼。
メリッサ「まだ起きない?」
ヨナ「はい、もう少しかかりそうです」
まさか前金欲しさに動物を診られるって嘘をついたのでは?と不審に思うメリッサ。
ヨナ「信じなくても結構です」
何も言わなくても帰してきたので、脳内が読めるのか!?とメリッサは驚きます。
メリッサは狼の前に座り、じっと見つめました。
状況からしてこの子がナインの気がするのです。
ですが目を覚まさないのであれば、聞くに聞けません。
「クン、クウン」
鳴き声が聞こえて優しく頭を撫でると、なんだか嬉しそうにしている狼。
メリッサはそんな姿を見て、微笑みます。
まだ時間はあるから、まずはお客様の「おもてなし」に集中しようと決めるのです。
メリッサ「ヨナ、トレーニングの用意をお願い」
ヨナ「思っていたより続きますね」
メリッサ「この・・・!」
さらに今後のおやつは身体を鍛える為に鶏の胸肉をメインにするようにお願いすると、もっとたくましくなるつもりかと冷たく返されるのです。
そんな話をしていると、狼の目が開きました。
メリッサの計画、ジャックへの「おもてなし」
そして、一か月後の初夏。
メリッサは公爵のもとへお願いに行きました。
公爵「ならば紅茶を用意しよ・・・」
メリッサ「結構です!」
私の頼みを聞いてくれるだけでいいのだとお願いしました。
ノーモアラブリー地獄です。
メリッサ「前回お伝えしましたよね。破談の邪魔をすれば黙ってないって。にもかかわらず、デマ流しにご協力されたそうで。いくら皇太子の頼みとはいえ、娘のデマを普通流します?」
結構前のことに今更ケチをつけるのはだいぶ卑劣ですが・・・。
こうしてでもやらなきゃいけないことがあります。
公爵「・・・何が望みだ」
するとメリッサは笑って話し始めます。
メリッサ「夏のバカンス。最小限の使用人だけ残して、あと全員は夏休みにしてください」
公爵「何だと!?」
イアン並み・・・いや、ヨナ並みの図々しさに驚いたようです。
ですがこれで終わりじゃありません。
メリッサ「それからもう一つ。(ヨナが給料アップを求めるレベルで厚かましい提案)」
すると公爵は口を開けて何も言えなくりました。
結論から言うと、公爵は望みを聞いてくれました。
メリッサが可愛いから仕方なく・・・とかではありません。
メリッサの提案に納得したからです。
サングラスをかけ、準備されたテーブルとパラソルの前に向かいました。
メリッサ(よし・・・あの時と全く一緒。これを見て奴の目くそほどの良心がとがめたらいいけど)
最悪な福利厚生のもとで頑張ってきた使用人たちに、リフレッシュしてほしいのもありますが・・・。
何よりもうすぐ現れる「奴」の周りに、人は少ない方がいいと判断したのです。
ケガをした使用人たちを思い出し、あんなことは二度とごめんだとメリッサは考えます。
今日はジャックの二度目の訪問日。
メリッサ(ヨナを休ませるのにかなり苦労したわ)
ヨナは働くのでその分給料をくれと、何としても出勤しようとしていたのです。
もしヨナがジャックの前であのえげつない口の悪さを披露してしまえば・・・、YOUDIED。
それだけは絶対にだめだ、性格は別としてあんな逸材をここで失うわけにはいきません。
メリッサ「ヘイニー、用意できた?」
ヘイニー「ご指示通りに用意いたしました!」
ヨナの代理を買って出てくれた元気で優しい子です。
メリッサ「ありがとう」
するとヘイニーは目を輝かせて、嬉しそうにしているのです。
ヘイニー「お嬢様のお側にいられて幸せです!剣さばきを見られるとおもうとドキドキします!何よりもお嬢様をこんなに近くで見られるのが本当に嬉し・・・!」
メリッサ「わかったわヘイニー・・・次の用意に取り掛かりましょう」
ヘイニーは優しいのですがちょっと重いのです。
約束の時間まであと10分あるから、正門に赤毛の男が来たら教えてと警備に伝えておくように、ヘイニーにお願いしました。
メリッサ「もし時間になっても来なかったり、前みたいに・・・」
メリッサは剣に手をかけます。
ヒュウウと何かが飛んできていますが、メリッサはそれを剣で跳ね返しました。
そしてジャックへと命中したのです。
メリッサ「こんな風に現れたら、次は頭かち割るって言っといて」
\ 全話更新中! /
その悪女に気をつけてください【第22話】の感想
メリッサ、かなり強くなっています!
なんで!?剣術を習っただけじゃこうもいかないでしょう・・・。
何か秘密があるのかな・・・。
にしてもジャックに命中したところは笑いました!
彼もこんなことになるとは、思ってもいなかったでしょうね!
公爵にお願いした、使用人たちの夏休みはわかります。
ですが厚かましいお願いとは一体何なのでしょうか?
まだ分かりませんが、次回はっきりしそうですね!
まとめ
以上、ピッコマで配信中のその悪女に気をつけてください【第22話】のネタバレをご紹介しました。
その悪女に気をつけてくださいはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
ですが、人気が出れば電子書籍化されるので、みんなで応援していきましょう!
おすすめの電子書籍はU-NEXTというサービスです。
U-NEXTは月額料金が31日間無料&登録時に600P付与!お好きな漫画を無料&お得に読めるサービスです。
映画・ドラマ・アニメの動画見放題もあるので、無料期間を存分にお楽しみいただけますよ!
無料漫画もたくさんありますので、まずは無料期間からお試しください!