ピッコマで配信中の漫画お嬢様はロイヤル・シェフは、Lysha・PAYA先生の作品です。
小さな食堂を営んでいたユン・セナ――。
ある日、交通事故に遭ったセナが目を覚ますと、なんと皇帝も恐れる家門の末っ子、セニアナ嬢になっていた。
セナが憑依したセニアナは、家族からのけ者にされていて、最初はセナも逃げようとするのだが…
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お嬢様はロイヤル・シェフ【第46話】のあらすじ・ネタバレ
今回の件でセニアナがあちこちに働きかけたのには、理由がありました。
それはセニアナ自身が動かなければ、皇后は生き残るために勢力を集めることが予想されたためでした。
もしそんなことが起こってしまえば、皇帝は直々にその勢力を抑えようと動き、内戦が起こっていたでしょう。
戦争にはポータルが必要だという理由で争いに巻き込まれて、人を殺める行為に力を貸すことだけは絶対に避けたかったのです。
部屋に戻り、休んでいるとシトロンが心配して声をかけてくれました。
するとそこへ皇后とロウェナそれぞれのメイドがやってきて、どちらもセニアナを招待したがっていると伝えます。
お互いに一歩も譲らぬメイドたち…
陛下の命令が先だと言えば、やっと回復したロウェナが待っていると言い、目の前で今にも喧嘩が勃発しそうなのです。
そこでセニアナは3人で会うのはどうかと提案し、なんとかそのお願いを聞き入れてもらえることとなりました。
3人のお茶会で感じる嫌な予感
セニアナが向かうと、すでに2人は到着していました。
笑顔で迎えてくれた2人ですが、セニアナは自分が呼ばれた理由がまだ分からないのです。
セニアナ「本日はどういったご用で…」
ロウェナ「さあこれを開けてみて」
セニアナ(これは…皇后がレディ・サビエールに贈ったと噂になったティア・ブラック!)
セニアナ「どうして私にこれを…」
ロウェナ「大事な人には貴重な宝石を贈るものなの。気に入ってくれた?」
皇后「意見が合うなんて偶然ね。これも開けてごらんなさい」
「ダイヤモンドが永遠を象徴するのは知ってるでしょ?」
「”末長く私の話し相手を務めてもらいたい”という願いを込めた贈り物よ」
セニアナ(どうしよう!私…この2人に…)
(気に入られ過ぎちゃった!)
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ドミニク皇子に伝える言葉は…
数日後
結局皇后とロウェナ皇妃に毎日呼び出されるのに疲れて、逃げてきたセニアナ。
1人身を隠して、時が過ぎるのを待っていると、ドミニク皇子に見つかってしまいます。
こんなところで何をしているのかと問われ、正直に答えるわけにもいかず、事情があって隠れていると 伝えると、今日もまた1人でいると指摘されてしまいました。
護衛が一緒だと何があったか聞かれるのが嫌で、1人で出てきたものの、ドミニク皇子は命を守るために時には我慢も必要だとごもっともな発言…
セニアナ「でも皇宮の騎士はみんな優秀だから怪しい者の侵入を許さないはずです」
ドミニク皇子「外部の敵より内部に潜む敵の方が恐ろしいものです」
セニアナ「でも…きっと殿下が」
「内部の敵からも守ってくださると信じてますから」
セニアナから寄せられた信頼に、ドミニク皇子は少し笑顔になりました。
ここにいることは報告しないが、もうすぐ馬車の整備時間なので見つかってしまうと言われたセニアナは、とても悲しげな表情を浮かべています。
するとドミニク皇子が、一緒に行きましょうと声をかけてくれたので、もしかすると隠れる場所を案内してくれるのかと、ワクワクしながら後をついていきます。
しかし、到着したのは尖塔だったのです。
セニアナ(さっきの扉は尖塔のくぐり戸だったんだ…)
セニアナ「なぜくぐり戸の位置を…?」
ドミニク皇子「……」
「幼い頃、少しの間この離宮に滞在したことがあります」
「当時…死に場所を求めてさまよう途中偶然見つけました」
セニアナ「…なぜ死のうと思ったんですか?」
ドミニク皇子「人を殺すのが怖かったんです」
「そして殺さなければ自分が殺されるという現実が辛過ぎました」
セニアナ「……」
セニアナ(神官は皇帝が唯一、妾として囲うことを許されない存在…)
(よって皇帝の血を受け継ぎ、神官の胎から生まれた子は決して歓迎されることなく)
(戦場に捨てられた)
セニアナ「殿下」
「…私は殿下がこうして生きておられることを嬉しく思います」
「耐え忍び生き抜いて…」
「私と出会って下さったことに感謝します」
ドミニク皇子の頬に触れたセニアナの手…
静かに目を閉じると、ドミニク皇子はそのセニアナの手に自らの手を重ねるのでした。
穏やかではないサビエール家
セニアナに関するとある噂を耳にしたサビエール侯爵は、激怒し家臣を怒鳴りつけていました。
噂の発信源は東部の離宮とあって、より一層腹立たしいのです。
しかし皇后陛下がサビエール家の娘であるエイレネを放り出して、セニアナに興味を示すなど到底考えられません。
そんなこときっとあり得ない話だと頭では分かっているつもりでも、やはり時期が時期だからこそ気になって仕方がありません。
この間のフランシフ家とのトラブルにより、サビエール家は多額の賠償金支払いを求められる結果となってしまいました。
それにより表向きの仕事の大半を畳む羽目になったため、巷に妙な噂が広まり散々恥をかいたこともあり、サビエール侯爵はピリピリしているのです。
怒りの気持ちを抑えられない侯爵は、家臣に通信石を持ってくるよう指示するのでした。
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お嬢様はロイヤル・シェフ【第46話】の感想
皇后とロウェナ皇妃の間を取り持ったのは、内戦になり自らの力が戦争に使われるのを避けるためでした。
計画通り、内戦に発展することなく終わりましたが、結果として皇后とロウェナ皇妃に気に入られてしまうという、とても苦しい状況に陥ってしまいました。
2人がもう少し仲良くしてくれれば、3人でうまくやっていけそうなのですが、なんとて2人の性格があまりに似すぎなんですよね…
結局、疲れ果ててしまい身を隠すこととなったセニアナですが、ドミニク皇子に見つかってしまいます。
前回も1人でいるのが危険だと注意されたのに、今回もまた1人でいるところに現れるなんて、なんだかもう監視しているとしか思えませんね。
しかしドミニク皇子がセニアナを連れて行ってくれたのは、過去に死に場所を探して彷徨っていて見つけたという尖塔だったのです。
セニアナの真っ直ぐで見た目や権力に媚びない態度は、ドミニク皇子にとって斬新なだけでなく、きっと心の支えとなっていることでしょう。
そんなセニアナから出会ってくれてありがとうなんて言われたら、私なら泣いてしまうと思います。
結婚するつもりはないと出会った頃ハッキリと伝えたセニアナですが、なんだか知らず知らずのうちにドミニク皇子の心の中に入っていっている気がします。
きっとセニアナはドミニク皇子にとって、とても心の許せるパートナーになることでしょう。
2人のこれからの関係性からも目が離せませんね。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のお嬢様はロイヤル・シェフ【第46話】のネタバレをご紹介しました。
お嬢様はロイヤル・シェフはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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