ピッコマで配信中の漫画お嬢様はロイヤル・シェフは、Lysha・PAYA先生の作品です。
小さな食堂を営んでいたユン・セナ――。
ある日、交通事故に遭ったセナが目を覚ますと、なんと皇帝も恐れる家門の末っ子、セニアナ嬢になっていた。
セナが憑依したセニアナは、家族からのけ者にされていて、最初はセナも逃げようとするのだが…
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お嬢様はロイヤル・シェフ【第43話】のあらすじ・ネタバレ
セニアナの手を握っているロウェナは皇后に向かって、サビエールの娘の代わりにセニアナを話し相手にされてしまうと寂しくなると言っています。
皇后はそんなロウェナに、笑顔で反論を開始します。
皇后「相変わらず機転が利くわね。でも時にはあなたの賢さが他人の気分を損ねることもあるの…覚えておきなさい」
ロウェナ「万人の母であられる陛下は賢明なお方なので申し上げたまでです」
セニアナ(こんなに優雅に嫌味を言うなんて…)
(ランスロットからの情報がなかったら仲がいいと勘違いするところだったわ)
皇后とロウェナの仲は最悪!
皇后に続き、皆でぞろぞろと進んでいきます。
皇后は途中、社交界に顔を出さない理由についてセニアナに尋ねます。
決してこのような場が苦手だから参加しないわけではないと知った皇后は、料理に夢中だからだと受け取ったらしく、納得してくれました。
皇宮直属の四方アカデミーはロイヤル・キッチンに入るための定番かつ最も早いルートです。
シェフを目指す人なら身分に関係なく誰もがアカデミーに入学しました。
しかし身分制度がある限り、生徒の間には格差が生じてしまうため、アカデミーでは身分公開を禁止してしまったのです。
そしてこの条件を満たすためにロイヤル・キッチンを目指す貴族は社交界に姿を表さなかったので、セニアナもきっとそうだと判断されたようです。
ロウェナ「素晴らしいわね。ぜひレディの料理を食べてみたいわ!」
女性「最近は貴族が料理をしても誰も悪く思いませんからね」
ロウェナ「むしろ貴族がロイヤル・シェフになるべきよね」
女性「でも今のロイヤル・シェフは平民でも腕は確かだと…」
ロウェナ「実力が全てじゃないの。彼のせいでロイヤル・キッチンの品格が台無しでしょう?」
「だから正統性はとても重要なのよ」
女性「そうですね。さすがロウェナ様」
セニアナ(皇太子と第四皇子の皇位継承に対する正統性をロイヤル・シェフに例えて皮肉ったのね…)
皇后はロウェナのこの発言を特にとがめることはしませんでした。
しかし喉が乾いたから水を持ってきて欲しいと注文をつけるのです。
侍女長がいるこの状況で水を持たせるなんて、ロウェナは納得がいきません。
元々ロウェナは皇宮のメイドで、皇帝に気に入られて皇妃になった人物でした。
メイド時代は皇族の世話係を務め、割と位が高かったものの所詮メイドはメイド…
皇后はこの発言で、メイドだった過去を振り返らせて恥をかかせたかったのでしょう。
ロウェナ「申し訳ございません。体調が優れなくて…」
皇后「あら?残念ね」
「ならば早く部屋に戻って休みなさい」
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ドミニク皇子との再会
皇后とロウェナ皇妃の間に挟まれ、どっと疲れ果てたセニアナは、部屋に戻るとソファに寝転んでしまいました。
本当は休みたいところですが、話し相手だからお茶の淹れ方を勉強しておく必要があります。
とりあえず休むようシトロンに促され、翌朝早くに起きて勉強をスタートすることにしました。
朝になりいよいよスタートさせる時になり、夕方分けてもらっていた茶葉を置いてきたことに気づくシトロン。
茶葉ごとに美味しい淹れ方が異なるので、どうしても必要なんだと言って、取りに走りました。
走っていくシトロンの後ろ姿に、友達ってこんな感覚なんだろうかという気持ちが込み上げてきます。
セニアナ(シトロンは8歳も年上だから友達というよりお姉ちゃんだよね)
(ユン・セナだった頃も一人ぼっちだったわ)
(施設でいじめられて…それがトラウマになった。そのせいでいまだに同年代の人には先に近づけないし)
(私も友達が欲しいな…)
そこへ、ドミニク皇子が現れたのです。
こんな時間に何をしているのか不審そうな目で見られているようです。
ドミニク皇子は、護衛団を統括する役割を任されてここへきたと言っています。
祭祀が終わるまでは滞在しているんだそう。
助けてくれた上にポータルのことも秘密にしてくれたいい人との久々の再会に、ちょっと嬉しくなってきたセニアナ。
ドミニク皇子「私も会えて嬉しいよ」
セニアナ(いきなりタメ口?)
(まあ…貴族だから本来私に敬語を使う必要なんてないけど)
(それよりいい加減見つめるのやめてもらえないかな…)
セニアナ「巡回中ですよね?お戻りになった方がよろしいのでは?」
ドミニク皇子「メイドをまっているのですか?」
セニアナ「ええ」
ドミニク皇子「メイドが来るまでご一緒します。ここはフランシフ城ではないので何が起きるかわかりません」
セニアナ(丁寧な口調に戻ったわ、私が恥ずかしがったから気遣ってくれたのかな…)
セニアナ「どうして優しくしてくださるんですか?」
「フランシフ領でもお世話になったのに今日もこうして…」
ドミニク皇子「一人でいる時あなたのことを思い出しました」
「時間が経つにつれどんどん気になって仕方がなかった…」
「そしてこの場でまた会えたのが嬉しいからです」
セニアナ「私もです!」
「私も友達になりたいと思ってました」
「3歳違いなら友達になれますよね?」
なんだかあからさまに傷ついているように見えるドミニク皇子に戸惑うセニアナ。
ドミニク皇子は、自分をみる他人の気持ちを理解したとよくわからないことを言っており、もしかすると友達になりたくないのかもしれません。
ドミニク皇子「レディは”友達”に会いたいと思ったり、気になって仕方ないと思ったりしますか?」
セニアナ「友達がいないのでよくわかりませんが…多分そうだと思います」
ドミニク皇子「わかりました。まずは友達になりましょう」
そこへシトロンが戻り、ドミニク皇子は立ち去ってしまうのでした。
ドミニク皇子に関する噂
シトロンは、ドミニク皇子が長くここにいたことが信じられないようです。
友達になったからと言いたかったセニアナですが、侯爵家の令嬢が皇子と個人的に親交を深めるのはあまり良いことではないため、シトロンにも心配をかけぬよう秘密にしておくことにしました。
護衛がいなかったから一緒にいてくれたんだと伝えると、シトロンはとても信じられないといった様子なのです。
とても冷たい人として知られるドミニク皇子にはある噂があるんだとか…
それはルマール公爵令嬢がドミニク皇子に求婚した時のこと。
結婚してくれないならば自分を殺して欲しいと頼んだ令嬢に、剣を渡したのです。
つまりそれは死にたいのなら勝手にすればいいということを意味していました。
全く理解できないセニアナは、きっと嘘だとシトロンの話した噂を信じられないのです。
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お嬢様はロイヤル・シェフ【第43話】の感想
皇后とロウェナの戦いが怖すぎます。
お互いに笑顔で嫌味をいう姿は、本当に側から見ていると恐ろしくてなりません。
もちろんセニアナもその一人で、集まりが終わった後にはどっと疲れ果ててしまっていました。
これからも社交界に出ればこのような環境に身をおかねばならないと考えると、それだけでゾッとしますよね。
どちらの派閥につくかなんてことも求められるかもしれません。
機嫌を損ねぬようにそこそこの距離感でうまく対応していって欲しいですが、なんだかセニアナってこういうトラブルに巻き込まれてしまいそうですよね。
そして久々のドミニク皇子との再会。
お別れの時に、すぐに会いたくなるだろうと言っていたので、もっと早く再会するかなと思っていました。
久々の再会に喜ぶセニアナにドミニク皇子は少し期待したようですが、完全に片想いですね。
前の世界で人との良好な関係が築けなかったセニアナは、人に対する感覚がまだまだ幼いので、皇子が望んでいるような答えは聞くことができず残念そうでした。
しかし友達になったので、これからもお互いに良い関係を続けていけると嬉しいものです。
ただ、ドミニク皇子の性格がたまに変わってしまうのが少し不気味ですよね。
彼に隠された秘密は、もっとたくさんありそうです。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のお嬢様はロイヤル・シェフ【第43話】のネタバレをご紹介しました。
お嬢様はロイヤル・シェフはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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