ピッコマで配信中の漫画お嬢様はロイヤル・シェフは、Lysha・PAYA先生の作品です。
小さな食堂を営んでいたユン・セナ――。
ある日、交通事故に遭ったセナが目を覚ますと、なんと皇帝も恐れる家門の末っ子、セニアナ嬢になっていた。
セナが憑依したセニアナは、家族からのけ者にされていて、最初はセナも逃げようとするのだが…
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お嬢様はロイヤル・シェフ【第4話】のあらすじ・ネタバレ
セニアナは、現在の鍵の持ち主であるランスロット・フランシフの部屋を訪ねました。
セニアナの記憶によれば、ランスロットは腹黒い毒蛇だったのですが、実際に会ってみると思っていたよりも親切で、内心びっくりしています。
しかしガウェインだったら部屋に入れてもらうことすらできなかった可能性を考えると、今回は幸運だったのかもしれません。
用件は?と聞かれたので、単刀直入に調理室の鍵が欲しいと伝えたのですが、なんだかランスロットにとってあまり良くない話だったらしく、飲んでいたお茶を吐き出してしまいました。
ランスロット「セニアナ それはあまりいい考えではなさそうだ」
セニアナ「なぜですか?」
ランスロット「君とレディ・メリアーデンの関係を考えると…」
セニアナ「フロレッタが私のことを嫌っているからですか?」
ランスロット「レディー・メリアーデンが君を嫌う理由は何だ?」
セニアナ「えっと…私が母親似だから…?」
ランスロット「君は何度も僕を驚かせるな」
セニアナ「それじゃなかったらフロレッタが私を嫌う理由って何だろう?」
とりあえず考えてみているような態度をとるセニアナの顔が、なんだか面白かったらしく、ランスロットは笑いを堪えられません。
そして突然セニアナの頭の方へ手を伸ばしたランスロット。
しかしその手は途中でピタッと止まります。
なんだか恥ずかしそうに微笑みながら、視線を逸らす様子にセニアナは見覚えがあります。
セニアナ(あっ…先生もこんな顔してた)
(先生への信頼が浅かった頃、私もセニアナのようにひねくれていた)
(他人の手が触れるのを非常に嫌っていたため)
(先生は私の頭をなでたくなる度にこんな顔で自分の手を握っていた)
フロレッタがセニアナを嫌う理由
ランスロット「フロレッタが君を嫌う最大の理由は」
「君の身分にある」
セニアナ「私の身分?」
ランスロット「レディ・メリアーデンはお父様と愛のない結婚をする予定だ」
「家のことを任せる代わりにメリアーデン家を支援するのさ」
「もちろんうちの家門が得をする部分もあるけど…」
セニアナ(そっかフランシフ家はメリアーデン家のように家門全体が騒ぎになるほどの得はしていない…だからフロレッタは何としてでも家の仕事に関わらなきゃならないんだ)
ランスロット「そこで一番邪魔なのが君の存在だ。彼女に取って代われる身分だからね」
セニアナ「私は家のことには関わってませんよ?」
ランスロット「人ってどう変わるか分からないものだから」
ランスロットの言葉を聞いて、今自分が何か動きを見せれば、フロレッタはさらに不安になる状況にあると理解しました。
特に料理はおじいさまが与えたチャンスなので、フロレッタの焦りはより一層増すはずです。
全てを理解したセニアナ。
きっとランスロットもここで鍵を渡してしまえば、自分が損ばかりすると考えているに違いありません。
なんとしてでも鍵を受け取る必要のあるセニアナは、ここは一つ強気に出てみることにしたのです。
セニアナ「しかしそれもあまりいい考えではないと思います」
「私がお兄様に恨みを抱くことになりますから」
「私は自分の役割を果たすつもりです。いずれこの家にはフロレッタの居場所がなくなるでしょう」
「結局これはフロレッタと私の関係ではなく…私とお兄様の関係なんです」
もしかするとこのやり方は、ランスロットを変に刺激してしまっただけかもしれないと思うと、一気に緊張感が高まってきました。
しかしランスロットは思いがけない質問をぶつけてきたのです。
ランスロット「どうしてだ?」
「君が急に変わった理由を知りたい」
セニアナ「幾度もの死線を越える経験で気づいたんです」
「何かを変えるためには自分が変わらなくてはならないということに」
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ユン・セナだった頃の自分と、セニアナを重ねて…
ユン・セナだった頃、セニアナと同じようにいつも嫌われ者でした。
しかし不幸が続く中で、特に何か行動を起こすでもなく、生まれつき不幸な人間だからと諦めて生きていたのです。
そんな時出会ったのが”先生”でした。
先生は不幸になるために生まれる人はいないということを教えてくれました。
その教えによってユン・セナは、自分自身を変え、目の前の不幸にも毅然とした態度で立ち向かうことができたのです。
過去の自分とセニアナを重ねて、ユン・セナはセニアナにも変わって欲しいと願っていました。
セニアナの発言を受けて、どうしようかと考えていたランスロットでしたが、鍵を渡すと約束してくれました。
ただしもちろん、条件付きです。
ランスロット「夕飯を食べよう。お爺様と一緒に」
セニアナ(ランスロットの考えは予想がつく。許可もなく鍵を渡したらお爺様はきっとランスロットを疑う)
(フロレッタと私を仲違いさせて利益を得ようとしているように見られるだろう)
(全くその気がないようには見えないけど…)
(だけど一番大きな理由は目を見ればわかる)
(「変わった私」に対する好意)
(お爺様にも私が変わったことを伝えたいのだろう)
ランスロットとの約束は、セニアナの変化を見せつけられるという点から考えても、非常に利益のあることです。
何も躊躇うことなく受け入れます。
そしてセニアナは、ランスロットがまた手を握っているのに気づき、なんと自ら頭を撫でてみないかと提案しました。
ランスロットの手が優しくセニアナの髪の毛に触れ、二人の間には穏やかで優しい空気が流れていくのでした。
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お嬢様はロイヤル・シェフ【第4話】の感想
セニアナは調理場の鍵を求めて、ランスロットの元へと向かいました。
セニアナに残された記憶によれば、大層悪い男だろうと思って挑んだものの、なんだか印象と少し違うようでした。
もしかすると何か心の奥底に何か隠している感情があるのかもしれませんが、穏やかであたたかい人な気がしましたね。
妙に触れたがるところが気にはなりましたが、セニアナのことを愛おしい妹だと思っているのだとしたら、これからの人生で大きな力となってくれることでしょう。
周りに敵しかいない状況の中で、フロレッタと戦うのは困難がありすぎて、どうかこの人だけは味方でいて欲しいと願ってしまうほど…
ただし今できるのは、料理の力を存分に発揮して、認めてもらうことです。
まずは鍵は手に入りそうですね。
ランスロットから鍵を渡す条件として提示された食事ですが、どうかほのぼのした空気の中で終わりますように。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のお嬢様はロイヤル・シェフ【第4話】のネタバレをご紹介しました。
お嬢様はロイヤル・シェフはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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