ピッコマで配信中の漫画お嬢様はロイヤル・シェフは、Lysha・PAYA先生の作品です。
小さな食堂を営んでいたユン・セナ――。
ある日、交通事故に遭ったセナが目を覚ますと、なんと皇帝も恐れる家門の末っ子、セニアナ嬢になっていた。
セナが憑依したセニアナは、家族からのけ者にされていて、最初はセナも逃げようとするのだが…
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スポンサードリンクお嬢様はロイヤル・シェフ【第37話】のあらすじ・ネタバレ
ポータルから戻り目を覚ましたセニアナのところへやって来たのは、お爺様でした。
こんなところで見つかった以上、城から逃げたと判断されても仕方がないと、叱られる覚悟を決めるセニアナ。
しかしお爺様は何も問い詰めることなく、帰ろうと言っておんぶの姿勢をとったのです。
お爺様におんぶされて、隠し通路を通っている途中、セニアナはどうして居場所が分かったのかと聞いてみました。
通行者リストに名前がなかったうえに、領地内を探し回っても見つからないので、隠し通路を使ったのだろうと判断したのだそう…
その答えを聞いたセニアナは、もしかするとそこへ移動したのは先生の気遣いだったのかもしれないと、思うのでした。
セニアナが戻ったと聞いて、2人のお兄様たちが部屋へと駆け込んできました。
2人の慌てた姿と、セニアナを呼ぶ大きな声に、びくっとしてしまうほど、緊迫した空気が流れます。
ランスロット「今まで一体どこにいたんだ！？」
「この辺りは所かまわず盗賊が出るんだぞ！」
ガウェイン「もう十分だからその辺にしろよ」
ランスロット「うるさい！」
ガウェイン「無事に帰って来たんだ。あまり驚かせるな…」
セニアナ「心配して下さったんですか？」
ガウェイン「当たり前だろ」
セニアナ「私の家出が噂になれば面子がつぶれるから？」
ランスロット「捜索を命じた上に周辺の領地にも協力を求める手紙を出した」
ガウェイン「見つからなかったら皇室にまで連絡するつもりだったんだぞ」
セニアナ「………」
ポータルで先生に言われた言葉がよぎり、セニアナの目には涙が浮かんでいます。
少し近く家族の心の距離
傷つくのを恐れて逃げてばかりでは、相手の本心を知ることはできないと先生にもらった言葉から、セニアナはお兄様たちの本心に触れてみようと決意するのです。
セニアナ「私…嫌われてないんですか？」
その一言を聞いたお爺様は、驚いた様子で目を丸くしています。
お兄様たちも同様に、その場にいた全員が黙り込んでしまったのです。
ガウェイン「お前なあ…」
お爺様「セニアナ」
セニアナ「はい…」
お爺様「離れから城に戻りなさい」
セニアナ「え？」
お爺様「城に戻って私のそばにいなさい」
セニアナ「はい…」
セニアナは嬉しくて、嬉しくて、これまでじっと堪えていた涙が溢れ出しました。
そんなセニアナにガウェインは、いつもと変わらず意地悪を言ってくるのですが、その間に入ったランスロットはとても神妙な面持ちで、二度と家出をしようなんて思わないようにと忠告したのです。
2人の本心に触れて、またセニアナの目には涙が溢れるのです。
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先生の忠告
翌日
食堂では、セニアナが見つかったため緊急事態宣言の取下げや、兵士への対応についてランスロットがお爺様に報告しています。
そこへやって来たセニアナ。
ランスロットは家出計画の紙を見せて、計算が間違っていたとからかってみせます。
しかしこうして意地悪をするとまた家出をしてしまうのではと不安に思うガウェインは、紙を奪ってグシャグシャにしてしまいます。
ただ、昨日のやりとりでもう逃げる必要がないと理解したセニアナは、もう家出などする気がなくなっています。
ガウェイン「お前がいなくなった３日間は最悪だった」
セニアナ（3日も過ぎてたの！？）
セニアナ「シトロンに心配かけちゃった…」
ランスロット「シトロンには休暇を与えたよ」
「高熱がなかなか治らなくてね。だから君のことも聞いてないはずだ」
セニアナ「そんなに酷いなら私が様子を見に…」
ランスロット「場内の病棟にいるし命に別状はないから見舞いは控えなさい。君が行くとかえって迷惑になり兼ねない」
ガウェイン「そういえば最近患者が多いな」
ランスロット「民間の病院を捜索する時も満員だったよ」
「季節の変わり目だからね」
ガウェイン「羨ましいな。俺も休みたい…」
お爺様「一生休ませてやろうか？」
ガウェイン「…すみません」
お爺様「決して気を抜くな。捜索に集中していた隙を狙って悪巧みをした輩がいるはずだ」
セニアナ（そういえばあの時先生が…）
（”裏切り者には気をつけて”）
（あの時先生はたしかに”裏切り者”と言った）
（まさか領地内に裏切り者が…？）
（最初に思い浮かぶのは移住民だけど移住民はそもそも忠誠心を持っていないから裏切り者とは言い難い…）
（今の状況で本当に裏切り者と呼べるのは内部の関係者だわ）
（まだ証拠がないから簡単には言い出せないわ。とりあえず怪しい者がいないか観察しよう）
そこでセニアナが離れから移るために、新しい部屋に置く家具を選ぶ話が上がりました。
ランスロットは、ドレスルームを見る限り服とアクセサリーが少なかったので、ついでにそれらも買おうと提案します。
しかしそんなに一度に大きな買い物をするお金を持っていないセニアナは、少し時間がほしいとお願いするのですが、なんとそこでガウェインがある提案をするのです。
なんとこういう時は先に言い出した人が払うものだと、全ての支払いをランスロットにさせる作戦のようです。
さすがにそれは申し訳ないと戸惑うセニアナですが、ガウェインはこんなチャンスは滅多にないと背中を押し、ついにランスロットもこの提案を受けることとなったのです。
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お嬢様はロイヤル・シェフ【第37話】の感想
なんとセニアナは3日間も姿を消していました。
恐るべしポータルの力！
それにしてもこの能力、自分の思い通りのタイミングや場所で使えないものなのでしょうか？
まだまだ情報が欲しいですね。
この事件をきっかけにして、お爺様やお兄様の本心に触れられたセニアナ。
ある意味重要な出来事となったような気がしますね。
お爺様の心の距離だと言われていた離れでの生活も終わることが決まり、より一層家族の一員として認められた気がして、私もとても嬉しく思いました。
次は裏切り者が登場しそうです。
個人的に、病院に人がたくさんいたことにも繋がってくるのでは？と予想しているので、次回更新が非常に楽しみです。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のお嬢様はロイヤル・シェフ【第37話】のネタバレをご紹介しました。
お嬢様はロイヤル・シェフはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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