ピッコマで配信中の漫画お嬢様はロイヤル・シェフは、Lysha・PAYA先生の作品です。
小さな食堂を営んでいたユン・セナ――。
ある日、交通事故に遭ったセナが目を覚ますと、なんと皇帝も恐れる家門の末っ子、セニアナ嬢になっていた。
セナが憑依したセニアナは、家族からのけ者にされていて、最初はセナも逃げようとするのだが…
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お嬢様はロイヤル・シェフ【第31話】のあらすじ・ネタバレ
ここで登場したマダム・バージニアは、なんだか少し笑みを浮かべているように見えます。
ランスロットの腕の中で、様子を伺っているセニアナですが、きっと息子だから庇ってあげるのだろうと予想しています。
お爺様「賠償金を考えておけ」
「私はあいつを殺すつもりだからな」
アルビンド子爵は、お爺様の発言を聞いた途端、恐怖で震え上がります。
バージニア「そのようなことでお呼びになったのですか?」
アルビンド子爵「は…母上!僕は何も悪くありません!レディが嘘を…!」
バージニア「お黙り、この役立たず」
アルビンド子爵「母上!」
バージニア「私はもう大旦那様と戦場に出向いていた頃の騎士ではございません。引退してずいぶん時間が経ちました。この老いぼれは無駄なことに時間を割きたくありません」
お爺様「子育てに失敗した割に堂々とした態度だな」
バージニア「これは私のせいではございませんよ?毎日のように大旦那様の遠征に付き添っていたので我が子の問題に気づくのが多少遅れただけです」
「根っから腐ってたことを早くに気付いていたならとっくに追い出してます」
お爺様「ならば首を斬ってお前の家に届けよう」
バージニア「豚の餌にでもやってください。そんな首など要りませんわ」
アルビンド子爵「違うんです母上!母上!」
バージニア「お嬢様に手を出してこうなったんだろう?全部お見通しだよ!」
「欲に目が眩んで主の血縁を弄んだ罪は万死に値する」
アルビンド子爵「くっ…!」
あまりに全てを見抜かれてしまっており、もうこれ以上何も言い返すことができないアルビンド子爵。
ガウェインとランスロットは、そんなアルビンド子爵を連れて出て行ってしまうのです。
バージニアの性格は…!?
部屋にはお爺様とバージニア、そしてセニアナだけが残されました。
セニアナはお爺様の隣に腰掛けると、バージニアの顔をじっと観察しています。
セニアナ(シワがあるのにすごく優雅だわ。女優さんみたい)
バージニア「この年寄りの顔などまじまじ眺めても面白くありませんよ」
セニアナ「お美しいです」
バージニア「あら、お嬢様の心境に変化が生じたことは伺いましたがここまで優しくなられたとは」
「大旦那様のお顔が明るくなられたのは愛らしい孫娘さんのおかげなのですね」
「私は運が悪いようです」
セニアナ(マダム・バージニアはアルビンド子爵を8歳の時から育てたわ。いくら義理の息子でも愛情を注いで育てたはずなのに…)
(お爺様は自分の口から出た言葉を必ず守る方なのに…本当に平気かな?)
バージニア「ご心配なく」
「お嬢様、私は騎士です。それと同時に平民出身の女です」
「私のような境遇の者たちを守ろうと騎士になったのに、この手で育てた息子は平民を殴り殺しました」
「多分見放したのはその時からです」
「賠償はむしろ私がするべきです。不快な思いをさせましたから」
まるで心が読まれてしまったようだと、驚愕するセニアナをみて、バージニアは本当に愛らしいと大笑いしています。
それからここへ来る前に仲介業者から話を聞いたと言って、アルビンド子爵と出会うきっかけになったあの建物を賠償の品にするのはどうかと提案してきたのです。
あまりに申し訳ないほどの賠償の品に、セニアナはお爺様の顔色を伺いますが、お爺様は黙って頷くばかり…
するとバージニアはセニアナに近づき、手をとって手の甲に優しくキスをしたのです。
バージニア「私の思いを汲んでください」
セニアナ(さ…さすが元騎士…!丁寧でロマンチックな口調だわ)
2人はあの建物を賠償の品として受け取ることで、合意しました。
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フランシフ家周りに不穏な動き
執事が何か書類を持って入ってきました。
書類に目を通したお爺様は、くそと呟きます。
なんと商人ギルドがサビエール家を後ろ盾として、皇家に請願書を提出したというのです。
お爺様から書類を受け取ったバージニアも内容を確認します。
バージニア「フランシフ家の港湾が過度の税金を徴収し商人たちに持続的な被害を与えているためここにいて意見を集めお願い申し上げます」
「皇室はどうかフランシフ家の蛮行に罰を与え港湾の権利を回収することをお許し……」
「どういうことですか!?」
「急に商人ギルドがこんな行動に出る理由がありません。過度な税金徴収や過激な運営などは真っ赤な嘘ですから」
お爺様「サビエール家の仕業だ。物流を独占するための策略だろう」
バージニア「港湾まで彼らの所有になったら大旦那様のお言葉は現実となります。聖女のポータルで脅したのでしょう。サビエール家の手札はそれだけですから」
お爺様「我が家門の港湾より聖女のポータルの方がもっと大事だからな。仕方のないことさ…その一つの手札が槍や剣より強力だ」
バージニア「急いで家臣を招集いたします」
童話の世界に足を踏み入れる
夜になっても、セニアナは胸騒ぎがして寝付けずにいました。
気分転換にと夜風に当たりながら散歩をしていると、ふとお爺様とお兄様が味方をしてくれたことが思い出されます。
誰かに守られる経験は初めてのことで、こういう気分なんだとしみじみあの時の気持ちがまた込み上げてきました。
セニアナ(胸がドキドキして)
(温かい何かに包まれているようだった)
考え事をしながら歩いているうちに、気づけばお父様のワイン倉庫までやってきていました。
ここは立ち入り禁止区域なので、見つかる前に戻る必要がある場所です。
しかしその時強い風が吹き、セニアナはある景色にどこか似ていると感じたのです。
”夜には砂利が白く輝いて
冬にも枯れない摩訶不思議なチョウセンノギクに沿った道があり…”
セニアナ(先生と私が書いた童話の風景に似てる)
(ワイン倉庫の裏に続く道には赤ん坊を抱いた天使の銅像が…)
”赤ん坊に触れていない手を握ると…
隠されていた通路が開き その奥には洞窟がある
覚えていてね
宝物はそこにあるわ
その入り口は偽物よ
本当の入り口を見つけて”
セニアナ(先生と私が書いた童話が出てくる道がどうしてここに…?)
”そのためには洞窟前の女神像に手をのせなさい”
セニアナ(一体なぜ…)
”すべての赤い針が落ちてから動いて
壁の扉じゃないわ
床に新しくできた扉から入るのよ
怖がらないでセナ
神獣は許された者には優しいから”
セニアナ(許しをもらえたのかな?)
(…この岩 ドミニク皇子が持っていた腕輪の原石と同じ色だわ)
(海水魚?)
(東部には川と湖しかないのに何で海の魚がこんな所に?)
気になりそっと魚に手を伸ばしたセニアナ。
その瞬間、ぱあっと明るい光が広がり、思わず目をギュっと閉じました。
再び目を開くと、そこには2人の子供が立っていたのです。
子供たち「Quis es?(あなたは誰?)
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お嬢様はロイヤル・シェフ【第31話】の感想
アルビンド子爵の母であるバージニアは、どんな立場でいるのか注目でしたが、まさかの一切アルビンド子爵を庇わないという姿勢を貫きました。
さすが騎士!という潔さを感じると同時に、義理だとしても親子なのにと少し寂しい気持ちにもなりました。
けれどバージニアは本当に芯のある、優しい女性であることが伝わってきました。
これからもセニアナの力になってくれると良いですね。
無事にレストランの物件を手にしたセニアナでしたが、フランシフ家にとって悩ましい問題が発生しました。
一難さってまた一難…
もしかするとドミニク皇子はこの件を調査するために、夜城にいたのかもしれません。
サビエール家の傲慢な態度が、全て暴かれますようにと願うばかりです。
後半、セニアナは不思議な世界へと足を踏み入れました。
過去に先生と話していた童話の世界です。
ドミニク皇子の腕輪の石やら、深海魚やら、なんだか伏線たっぷりで今後の展開に期待が高まります。
個人的にはポータルの力を手に入れちゃったりなんかしてほしいな…と思っています。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のお嬢様はロイヤル・シェフ【第31話】のネタバレをご紹介しました。
お嬢様はロイヤル・シェフはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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