ピッコマで配信中の漫画お嬢様はロイヤル・シェフは、Lysha・PAYA先生の作品です。
小さな食堂を営んでいたユン・セナ――。
ある日、交通事故に遭ったセナが目を覚ますと、なんと皇帝も恐れる家門の末っ子、セニアナ嬢になっていた。
セナが憑依したセニアナは、家族からのけ者にされていて、最初はセナも逃げようとするのだが…
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お嬢様はロイヤル・シェフ【第11話】のあらすじ・ネタバレ
ガウェインにお爺様の好みを聞くため向かったセニアナ。
持っていた書類を早く渡すよう、いつも通りの威圧感で迫りくるガウェインを、セニアナは少し揺さぶってみることにしたのです。
セニアナ「もしこの書類を渡さなかったら、私に暴力を振るいますか?」
ガウェイン「はあ…?」
セニアナ(むしろ殴られると思っていた方が楽だ)
(痛みはただ耐えればいいだけだから)
ユン・セナは幼い頃に父親から、大きくなってからは施設で虐待を受け、暴力に慣れていたのです。
頬を叩かれ鼓膜が破れたことも、時には蹴られて腕と足を骨折したこともありました。
セニアナ(だから早く心を決めたいの)
ガウェイン「俺がなぜ…?」
セニアナ「思ったよりいい人なんですね」
ガウェイン「えっ…?」
「お前は俺のことを女を殴るクズだと思ってたのか?」
セニアナ「違うんですよね」
ガウェイン「当たり前だろ!」
セニアナ「お爺様の好きな食べ物を教えてくださればお渡しします」
セニアナ(まあちょっと怖いけど私の臓器を値踏みした借金取りよりマシだわ)
ガウェイン「お前一体何を企んでるんだ?」
セニアナ「何も企んでません。それよりこの手を…」
セニアナの一言で、自分がずっとセニアナの手首を握っていたことに気づいたガウェイン。
手を離すと少し後退りして、今度は腕を組んで話はじめます。
ガウェイン「冗談はそこまでにしてそれを置いて出ていけ」
セニアナ「私は至って真剣です」
ガウェイン「何でそれを聞くんだ?」
セニアナ「必要だからです」
ガウェイン「だから何に必要なんだ!」
セニアナ「お爺様のお誕生日に料理を披露しようと思っているんです」
ガウェイン「お前がお爺様に?」
「どういう風の吹き回しだ?」
セニアナ(この感じだと教えてくれる気はなさそう)
(ここにいても時間の無駄ね。もう戻ろう)
お爺様の好きなもの
もう時間の無駄だと判断し、部屋を出ようと決めたところで、ガウェインがついに口を開いたのです。
ガウェイン「柔らかい柿」
まさか答えてもらえると思っていなかったセニアナはびっくりしてしまい言葉が出ません。
ガウェインは少し恥ずかしいのか、視線をそらすと「これで満足か?」と言って、書類を渡すよう催促します。
しかしセニアナの頭の中は、柔らかい柿のことでいっぱいなのです。
セニアナ(柔らかい柿と言えば…)
セニアナ「熟柿!」
それから今度はセニアナがガウェインの腕を掴み、ぐっと距離を縮めます。
セニアナ「甘いものは?」
「甘いものがお好きなんですか?」
ガウェイン「そうではないが、まあ最近は…」
「苦手だった麺類もよく召し上がっている」
セニアナ(熟柿と麺?ってことは!)
ガウェインからの貴重な情報に思わず嬉しくなって、両手をとると腕をブンブン振り回しながら感謝を伝えて、調理場へと向かうのでした。
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セニアナの料理作りが始まる!
調理場へ向かったセニアナの頭の中にはすでに何かレシピが浮かんでいるようです。
しかしこの時期でも手に入るのか分からない材料が含まれるため、少し悩んでいます。
そんなセニアナを心配したシトロンが声をかけてくれたので、手に入りそうかと相談すると、なんとシトロンは手に入れられるだろうと言うのです。
ただその食材は料理に使うイメージがないため、お爺様の誕生日にお出しして大丈夫なものなのか、シトロンは非常に心配しています。
そんなシトロンの心配をよそに、セニアナはその材料が料理対決の勝負の鍵になるはずだと、非常にやる気が漲っていたのです。
バタバタと騒がしい調理場の外では、ランスロットが様子をうかがっていました。
そこへガウェインが現れ、二人で見守ることになりました。
ガウェインは本当にお爺様の誕生日に料理を出すなんて、頭がイカれたのかもしれないと冗談を言って笑っています。
しかしランスロットはいつも通り冷静で、セニアナが本当に変わったと評価しているのです。
とは言っても完全に信頼しているわけではないというのが正直なところです。
昔のセニアナは、青白い顔とすぐにでも倒れそうな姿で非常に気味の悪い女の子でした。
それはまるで生ける屍…
自分勝手で神経質な性格のせいか、周りに誰も寄り付くことはありませんでした。
なのに最近のセニアナはといえば、反乱軍の策略を見破ったり、嫌っていた家族と会話をするようになり、さらにはランスロットに頭を撫でさせたりと確かに変わっているのは事実です。
ランスロットの部屋で話したあの日。
セニアナの頭を撫でた時の、意外と触り心地の良い髪の毛と、まるで猫が喉を鳴らすかのような表情は今思い出しただけでも笑みが溢れてしまうほどでした。
それはランスロットにとってとても妙な気分だったのです。
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お嬢様はロイヤル・シェフ【第11話】の感想
ガウェインはなんとも素直になれない感がありましたが、本当はとっても良い人なんだろうなと思いました。
一言だけボソッと答える姿は、まるで思春期の少年のよう…
ランスロットとは全く性格が違っていて、二人の違いを見ているだけでも非常に楽しめそうですね。
そして、ガウェインの情報によりお爺様が熟柿がお好きだということがわかったセニアナ。
さらに麺という組み合わせにどんな料理を作ろうとしているのか、全く想像できません。
シトロンの表情からも、セニアナがこの勝負の鍵になると思っている材料は、あまり料理に使わなさそうなアイテムでした。
これまでにない新しい料理を作って楽しませるのかもしれませんね。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のお嬢様はロイヤル・シェフ【第11話】のネタバレをご紹介しました。
お嬢様はロイヤル・シェフはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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