ピッコマで配信中の漫画お嬢様はロイヤル・シェフは、Lysha・PAYA先生の作品です。
小さな食堂を営んでいたユン・セナ――。
ある日、交通事故に遭ったセナが目を覚ますと、なんと皇帝も恐れる家門の末っ子、セニアナ嬢になっていた。
セナが憑依したセニアナは、家族からのけ者にされていて、最初はセナも逃げようとするのだが…
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お嬢様はロイヤル・シェフ【第10話】のあらすじ・ネタバレ
セニアナが調理室に入るなり、アンドレはなんとも申し訳なさそうに自己紹介をして頭を下げました。
手に持っていた手帳らしきものを奪い取ると、一緒に使わせてもらうと手帳を開き、中身を読んでいきます。
自分が開発したレシピなのにと言って取り返そうとするアンドレですが、セニアナは、「一緒に使っても減るもんじゃないでしょう?」と、先ほどニコルが言っていた言葉をそっくりそのまま返します。
セニアナ「別に調理室をシェアするのは構わないわよ。でも私のものだけシェアするのは不公平だわ」
アンドレ「そ、そんな!」
セニアナ「だからあなたのこの秘蔵レシピをシェアしましょう」
フロレッタ「何バカなこと言ってるの!」
「レシピノートはシェフにとって命よりも大切なものなのよ。あんたは知らないだろうけど」
「この子はお父様に晩餐会で料理を披露するよう頼まれたの」
「大事な任務を任されたのにせわしない城の厨房を使うのは無理があるわ。だからこの調理室を使わせてもらうね」
セニアナ「そうですか」
セニアナの反撃、はじまる!
一度はフロレッタの言葉に従ったように見せたセニアナでしたが、彼の道具が並べられたテーブルに向かうと、テーブルクロスごと引き抜き道具を散乱させてしまったのです。
もちろんフロレッタは激怒しています。
セニアナ「私はレディ・メリアーデンの言葉に従っただけですよ?」
フロレッタ「どういうこと!?」
セニアナ「お爺様のために何かしなさいと仰いましたよね?」
フロレッタ「呆れるわ。それが人のモノを放り投げるのと何の関係があるの!」
セニアナ「”その手に握ったものは何があっても奪われるな”これがお爺様の教えです」
「そしてお爺様はこう仰いました」
「”自分の物を狙う輩は許すべからず”と」
「だからお爺様の教えに従いました」
「ここで料理をしたいのならお好きにどうぞ」
「私は自分なりにお爺様の教えを守りますので」
アンドレ「い、いいえ!僕は他の場所で…」
フロレッタ「アンドレ!」
アンドレ「このままだと不安で何も手につきません…」
フロレッタ「くっ…ただじゃおかないからね。見てらっしゃい!」
怒りのあまり、ぎりっと鈍い音がするまで奥歯を噛みしめたフロレッタは、そのまま帰って行ってしまいました。
シトロンが大丈夫なのかと心配していますが、正直セニアナは大丈夫だなんて思えないのです。
これから手段を問わず狙われるはずである上に、もし誕生日を祝う晩餐会で負けてしまった日には、居場所を失うことは確実です。
もしかすると人の関心がアンドレに向いている間に、離れに暗殺者を送る可能性だってあります。
しかし今回も、いずれ起きることだったことが時期が早まっただけだと自分に言い聞かせるセニアナ。
これを機に、絶対にフロレッタを片付けると心に決めて、早速セニアナは料理を始めるのです。
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アカデミー首席に対抗するには、好みを知る必要がある!
早速1品完成し、シトロンに試食をお願いしました。
セニアナにしたら非常にレベルが高いと言いつつも、アンドレには及ばないと思っているようなシトロンの反応に、中途半端な料理は逆にアンドレの料理の美味しさを引き立てるだけだと、このレシピではいけないと思い知ります。
セニアナ(フロレッタの甥っ子は正式な教育を受け、ずっとギラゲオンで生きてきたからこの国の食の好みに詳しいはず)
(待って…「好み」?)
セニアナ「そうだ、好み!」
セニアナ(韓国人が好む冷麺も西洋の人が食べると評価が変わってくる)
(冷たい麺料理には馴染みがないため「苦手な料理」となり避けられがちなのだ)
(決めてはお爺様の好みだわ!)
セニアナは早速、シトロンにお爺様の食の好みを尋ねるのですが、シトロンはお爺様に仕えたことがない上に、仕えるメイドも頻繁に変わるため好みまでは誰も分からないんだそう…
そうとなると相談できるのは、料理長くらいしか浮かびません。
しかしシトロンによれば料理長は警戒心が強くてフロレッタでさえあってもらえなかったのだとか。
この絶望的な状況で、シトロンがランスロットとガウェインに聞いてみてはどうかと提案するのです。
セニアナ(ランスロットがまた私の頼みを聞いてくれるかな?)
(自分の役割を果たすと宣言して調理室の鍵をもらったから)
(彼に甘えてばかりでは積み上げた好感度まで失うことになりかねない)
(ガウェインのところに行くしかないのか…)
(私を毛嫌いする彼が相手をしてくれるかな?)
(会いに行くための口実が必要だわ)
ガウェインは、お爺様の教えてくれるのか!?
ガウェインに会う口実を考えること半日ーー
まだ何も良い考えが浮かばないのです。
するとそこにメイドたちの声が聞こえて来ます。
どうやらガウェインへの届け物があるそうですが、今日も不機嫌そうな顔をしていたから行きたくないと話していたので、セニアナが届けると名乗りを上げました。
扉の前に立ちノックしようとした時、ちょうど部屋のドアが開き、ガウェインが相変わらずの怖い顔で出て来たのです。
そしてセニアナが手にしている書類をみるなり、腕を掴んでこれを読んだのかと尋ねるのです。
予想外のことに驚きすぎて、しゃっくりが出てしまったセニアナ。
ガウェイン「俺のものだ早くよこせ」
「よこせと言ってるだろ」
セニアナ「もしこの書類を渡さなかったら」
「私に暴力を振るいますか?」
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お嬢様はロイヤル・シェフ【第10話】の感想
もうセニアナの見事な反論と反撃に思わず拍手を送りたくなるほどでした。
ニコルもフロレッタも、自らが撒いた種である以上、何も言い返すことができませんでしたね。
しかしこれでこれまでよりも恨まれてしまったことでしょう。
セニアナが考えているように、フロレッタなら殺し屋を雇いかねません。
勝負に勝つ以前に命を落とす危険があるなんて、なんと過酷なレースなのでしょう。
それでいて負ければ居場所を失うなんて…
なんとしても勝つ必要のあるセニアナですが、お爺様の好みを把握するには、第一関門ガウェインをクリアしなければなりません。
出会い頭からものすごい威嚇ですが、果たしてガウェインを手懐けることはできるのでしょうか!?
そういえば書類ではなくチキンを持っていけば、一発だった気がしてなりません…
まとめ
以上、ピッコマで配信中のお嬢様はロイヤル・シェフ【第10話】のネタバレをご紹介しました。
お嬢様はロイヤル・シェフはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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