ピッコマで配信中の漫画お兄ちゃんたちに気をつけて!は、Plutus・Min Iyeong先生の作品です。
7歳の時、母親を亡くし、エルンスト公爵家の養子となった、ハリ。
しかし、公爵家の3兄弟から認めてもらえず、地獄のような日々を送ることとなった。
27歳で縁談が決まり、屋敷を出て行くことに。
ようやくこの地獄のような日々ともお別れかと思いきや、寝て起きてみると、 あの辛い幼少期に時が巻き戻っていた!
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お兄ちゃんたちに気をつけて!【第28話】のあらすじ・ネタバレ
若くして貴族会議で争うことが多くなったユージンはすっかり冷たくなってしまいました。
ハリたちの面倒まで手が回らなくなってしまっている現状を見かねて、執事がユージンに提案し用意したのは、叔母のレノルド侯爵夫人でした。
彼女は、エルンストに居座るハリが気に食わないらしく、ハリに向ける視線があからさまに冷たいのです。
食事の席では、ハリを完全に無視してエーリッヒにプレゼントを買ってきたと、べったり…
しかしエーリッヒはまだ大人に面倒を見てもらった方が良さそうです。
キャベルはいつになったら戻るのかと考えながら、トマトを食べようとした時、失敗してトマトを落としてしまいます。
もちろんレノルド侯爵夫人が気づかないわけがありません。
食堂にしばらく沈黙が流れた後、しつけがなっていないと嫌味を言われてしまいます。
お母様に基本的な作法は習ったと反撃するも、メリッサは子供に甘いだのどうだのと、ハリと公爵夫人のことを否定してくるのです。
虐待生活が幕を開ける
作法の勉強をすると言うレノルド侯爵夫人。
まずはハリに挨拶するよう求めるのです。
ハリはドレスを広げて丁寧に挨拶してみせ、夫人を驚かせます。
ハリ(何よ。私が伝統式挨拶をして見せたから驚いたの?)
(以前はめちゃくちゃすぎて呆れられたけど)
(見違えたでしょう?なにせあなたに習ったもの)
そして正式に作法を学ぶのは初めてのハリのため、基本から教えるというレノルド侯爵夫人は、できなかったら多少の罰を与えると言ってきました。
しかし以前にレノルド侯爵夫人の指導を受けていたハリにとって、絶対に失敗しない自信があるのです。
そして始まったレッスン。
まず教わるのが茶道と聞いて、ハリは驚きます。
茶道は作法の入門にしては難易度が高すぎるためです。
レノルド侯爵夫人に言われるがまま茶道の作法の勉強を始めたハリ。
早速見本通りにやってみると、自分から見ても完璧なほどに成功させることができました。
しかしレノルド侯爵夫人は、立ってスカートの裾をあげろというのです。
ハリ「今のどこが駄目だったのですか?」
レノルド侯爵夫人「私の方が間違ってると言いたいの?」
「何度も同じこと言わせないでちょうだい」
「全然マナーがなってないわね」
ハリ「……」
納得のいかないハリですが、ここはレノルド侯爵夫人のいうことに従う必要があると判断し、罰を受けます。
今までの苦痛に比べれば大したことないと思っていたけれど、それでもやはり鞭打ちは痛いのです。
めちゃくちゃだったらまた叩くからとちゃんとやるようにと言われながら、また夫人と同じようにお茶を注ぐも、レノルド侯爵夫人は再び理由を説明することなくダメだとハリを立たせます。
ハリ「できていない部分があるなら教えてくださらないと」
レノルド侯爵夫人「とにかく駄目なの」
ハリ(何それ?話にならない!)
レノルド侯爵夫人「こんなにできないなんて思いもしなかったわ。ユージンに恥をかかせる気?」
ハリ(ひと暴れしてやろうかしら?)
レノルド侯爵夫人「ただでさえ今のエルンストは混乱を極めているのに」
「あなたまで面倒をかけないでちょうだい」
ハリ「……」
レノルド侯爵夫人「罰の後あなたの問題点を教えてあげましょう」
そしてレノルド侯爵夫人は、お茶をいれる時の手首の角度が違っていたと意味のわからない理由を述べるのでした。
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戻らないキャベル
戻ってきたユージンから聞かされたのは、キャベルがまだ帰ってこないという話でした。
ユージンはその理由として、忙しくてキャベルまで気が回らないし、キャベルもあっちにいたいと言っていると説明しました。
レノルド侯爵夫人もハリたちの面倒が見られて嬉しいと喜んでおり、すぐにキャベルを戻す必要はないと判断したようです。
しかしそんなことハリには全く理解できませんでした。
ハリ「まるでキャベル兄さんが厄介者のように言うのね」
ユージン「そんなことない」
ハリ「分かってる」
「だけど今の言い方だと兄さんが誤解しかねないわ」
ユージン「キャベルが帰りたがらないんだ」
「どうやら事故のことがトラウマになっているようなんだ…」
「それで両親との思い出が残ってる家には帰りたくないんだと」
「…だからもうしばらく預かってもらうことにした」
ハリ「直接会って話した方がいいんじゃないの?」
ユージン「今週中には会いに行くつもりだ」
「夜遅くに行くつもりだからお前たちは連れて行けそうにない」
ハリ「私たちは大丈夫だから気をつけて行ってきて」
ハリの気遣いある言葉に、少し嬉しそうにしたユージン。
それからユージンはレノルド侯爵夫人との関係について尋ねました。
ハリは一瞬どう答えるか考えてから、にっこりと笑って、良くしてもらっていると答えるのでした。
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お兄ちゃんたちに気をつけて!【第28話】の感想
なんだかずっと嫌な空気が流れていますね。
ただでさえ大変な状況なのに、レノルド侯爵夫人という非常に厄介な人が登場しました。
ハリにだけ明らかに冷たい態度と、虐待…
お茶の作法を教わる時の理不尽な鞭打ちには、もう本当に見ていられないような気持ちになりました。
暴れることもできたけれど、家が大変な状況の時に、わがままはできないと気持ちを押さえ込んだハリ。
さらに気にかけてくれたユージンに対しても同じように、レノルド侯爵夫人とうまく行っていると嘘をつきました。
我慢することに慣れているのかもしれませんが、このままでは兄弟全員が心に大きな闇を抱えてしまうような気がしてなりません。
ユージンの負担も大きすぎるし、エーリッヒも塞ぎ込んでいるし、キャベルにはトラウマが、そしてハリが気持ちに蓋をして…
幼い子供たちが直面するのには厳しすぎる現実に心が痛みます。
どうすればこの状況から抜け出せるのでしょう…
まとめ
以上、ピッコマで配信中のお兄ちゃんたちに気をつけて!【第28話】のネタバレをご紹介しました。
お兄ちゃんたちに気をつけて!はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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