ピッコまで配信中の「ある継母のメルヘン」は、ORKA先生、Spice&Kitty先生の作品です。
若くして4人の子供たちの継母となったシュリー・フォン・ノイヴァンシュタイン侯爵夫人。
沢山の別名をつけられてきた彼女ですが、誰に何と言われようと子供たちと家を守っていくことが大切でした。
無事に長男であるジェレミーの結婚が決まるのですが、結婚式には呼んでくれない様で・・・。
そのことをきっかけにシュリーは動き出したのですが・・思わぬ事故で目を覚ますとそこは侯爵邸の部屋だったのです!
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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ある継母のメルヘン【第4話】のあらすじ・ネタバレ
葬儀が始まります。
準備を整え、皆さまがお待ちだと案内されます。
廊下が果てしなく長く感じられると思いながら向かうのですが・・・「噂の侯爵夫人はあの女か?」と好奇な眼で見られたことを思いだします。
同じ夫の葬儀を2回も執り行うのはきっと私しかいないだろう、どうしてこんなことになってしまっているのか、頭を抱えます。
ですがもし、自分が過去に戻ってきた理由が前とは違う人生を歩むためのものだったとしたら?
そう考えながら葬儀の場のドアを開けますが、全く変わっていない状況に期待しすぎたと落胆してしまいました。
周りはシュリーがノイヴァンシュタイン家を指揮することになるのかと、遺言のことからコソコソと悪口を話しています。
きっとあの女がたぶらかして遺言を書かせたのだ!他の兄弟たちはそう、シュリーのことを恐ろしいと悪魔を見るような眼で見ているのです。
その言葉たちは全てシュリーに聞こえており、これはまるで前の葬儀の時と全く同じだと思いだします。
ふと泣き声が聞こえてきたので目をやると、そこにはエリアス、レイチェル、レオンがいました。
彼らがあの時と同じ様に大声で泣いているということは・・・長男のジェレミーは全く動じず泣きもせず、落ち着いて見えるのです。
周りはジェレミーは涙を一滴も流さないなんて、長男だから落ち着き払っていると話していますが、本当は彼は誰よりも父親の事が大好きだったのです。
今最も心を痛めているのは、きっとあの子のはずだ・・・、過去のシュリーは敵と戦うのでいっぱいいっぱいでそんな彼に気づいてあげることすらできませんでした。
ですが今は・・・
シュリーを試す兄弟たち
シュリーが一息ついていると、ノイヴァンシュタイン家の一人であるミュラー・フォン・ノイヴァンシュタインが話しかけてきました。
疲れているとシュリーをねぎらう言葉ではなく、この程度で弱音を吐かれては困るという忠告でした。
ミュラー「金の卵を産むニワトリ丸ごと手に入れられてしまったのですから」
ですか彼女はシュリーは落ち着き、話はそれだけかと冷たく返すのです。
ひるむミュラーに対し・・・
シュリー「わざわざそんなことを仰るために来られたのであれば、お帰り頂いても構いません」
「私はあなた方の無駄話に耳を傾けていられるほど、暇ではないのです」
淡々と対応するシュリーに何も言い返すことができないミュラー。
そしてそのまま教主様のもとへ向かい、参列者へお願いしました。
シュリー「教主様をはじめこの場へ集まられた全ての方々へお願いがございます。埋葬が行われる前に夫と二人っきりで最後の別れの挨拶をさせていただきたいのです」
その言葉に周囲はざわつき、夫であるヨハンの兄弟たちも同じでした。
丁寧にみんなへ理解を求めるシュリーの姿を見てか、参列者は皆そうおっしゃるなら・・・と席を外してくれることとなりました。
そんな様子をジェレミーはじっと見つめています。
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ヨハンとの2度目の別れ
参列者がいなくなり、夫であるヨハンの棺近くで声をかけるシュリー。
こんなに彼を触る手がはっきりしているということは、こでは夢ではないのだろう・・・そう思い目を瞑ります。
シュリー「あなたの子供たちは皆大きくなりましたよ。私が本当に約束を守ったと知ればきっと驚くでしょう」
こんな人生を歩むきっかけとなったのは夫でしたが、振り返ることも周りを見渡すこともなく誤解と葛藤が積み重なって巨大な壁となるまで走り続けていたのは、間違いなく自分自身でした。
ですがそれが報われないということがこんなにも心傷むことだったとは、思いもしなかったのです。
シュリー「2回目だなんてあまりにも残酷です・・・もう自信がない」
そう彼の元で涙を流しました。
これが最後の私達の別れとなりますように・・・そう願いながら、シュリーは棺に白い布をかぶせました。
振り向くとそこにはジェレミーが立っており、お互い驚き沈黙の時間となってしまいます。
泣いていたところを見られてしまい恥ずかしくなったシュリーは慌てますが、ジェレミーは優しく持っていたハンカチを使えよと渡してくれたのです。
ジェレミー「・・・気品もなく、袖で拭うんじゃない。・・・早く出てこい、みんな待っている」
この子が私にハンカチをくれた・・・?驚きと戸惑いが混じりりながら、彼からハンカチを受け取りお礼を言いました。
冷静に思い返しても、前と違うことは1つや2つではないことがわかります。
過去には怒らなかったミュラーとの摩擦、そしてあの時はできなかったヨハンとの最後の挨拶。
そしてジェレミーの慣れない反応は、全く違うものだったのです。
本当に過去に戻ってきてしまっているのであれば、以前とは違う選択をしろという神のご加護なのかもしれない・・・そう考えました。
過去のシュリーは莫大な侯爵領の収益や、皇室に納められる予算、騎士団の俸給と帳簿管理まで行ってきました。
山のように積み上げられた書類を確認しながら印を押す仕事は、今となってはお茶を飲みながらでもこなせるものなのです。
これはチャンス!
ですが特にヨハンや子供たちを恨んでいたわけでもないので、どうしてこのようなことになっているのか見当もつきません。
シュリー「まぁいいか!本当は、ジェレミーの結婚式に行きたかったし!」
そう笑顔を見せながら、新しい人生をやってみようと第2回戦へ向けて進みます。
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ある継母のメルヘン【第4話】の感想
過去に戻ってしまったことは、シュリーにとってはまた辛い日々を送るだけだったのにも関わらず・・・。
たった数時間の事でこんなにも変化があるとは思いもしなかったでしょう。
ですがもう前に進むしかないと心に決めており、自分の判断で未来は変えられる!と希望に満ち溢れています。
叶わなかったジェレミーの結婚式への参列。
目標に向かって前に進んでいくシュリーを応援したくなります!
まとめ
以上、ピッコマで配信中のある継母のメルヘン【第4話】のネタバレをご紹介しました。
ある継母のメルヘンはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
ですが、人気が出れば電子書籍化されるので、みんなで応援していきましょう!
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