ピッコマで配信中の漫画ダンジョンリセットは、Antstudio先生・DAUL先生の作品です。
「このダンジョンはリセットされます」 一度プレイしたダンジョンや罠は次の「ユーザー」のためにリセットされる。
しかしその「リセット」が俺には適応されない!?
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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ダンジョンリセット【第9話】のあらすじ・ネタバレ
洞窟の中では、ジュウジュウと肉を焼く音だけが響いています。
奏多がテーブルにある肉を網の上に乗せようとした時、ドスンと鈍い音が響き洞窟内に振動が伝わります。
奏多は表情一つ変えることなくチラッと音の方へと目を向けるのです。
奏多「アホな奴らだぜ ひっかかる回数がどんどん増えてる」
「これだけ多いとありがたみがなくなるよな 1日1匹だけ落ちてくればいいのに…さすがに面倒くさくなってきたぞ」
小言を言いながら淡々と肉を焼いていますが、結局のところ”美味しいから”と全て食べてしまうため、奏多は少し太ってしまったようです。
体も重くなりモンスターを捌くのもダルさを感じるほどです。
その時、奏多の周りをパッと光が包むのでした。
奏多「ん?」
航たちの旅は続いていた
航の両手に持った剣からはポタポタと血が流れ落ちています。
あれほど強いと言われている航でも、今回は死を覚悟するほどでした。
そんな戦いを終えて息は切れ切れ、目眩がする航の元に仲間がやってきました。
お互いの無事を一通り労った皆でしたが、航が1人で倒したモンスターの山を見て戸惑いが隠せません。
足止めを食らってしまったせいで、助けられなかったことを謝る毅に、この戦いのおかげで成果もあったと晴れやかな表情です。
航「俺の捕まえた一角イノシシが今日でちょうど100匹になったんです」
「報酬としてスキルを獲得しました」
そう言って航はインベントリを開きます。
一角イノシシを100匹倒した業績により<一角イノシシの気>のスキルが与えられたのです。
毅「おぉ!こんなスキルもあるのか?」
航「そうみたいです まだレベル1ですけど…」
毅「一角イノシシの気が身に湧き出る?…?」
航「持続時間は10秒でクールタイムが100秒っていう制限がありますね」
毅「でも一時的に身体能力が2倍になるなら…実際に力と体力が2倍にアップするってことだろ?」
「それが本当ならすげぇスキルだぞ?お前どんどん怪物化してるな」
その言葉に航は謙遜するかのように、笑ってみせました。
腕も良い上にパワーも兼ね備えていると、拓海も興奮気味に毅を持ち上げます。
さらに拓海は改めて、航と同じチームで良かったと目を輝かせるのです。
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奏多の役割
盛り上がる航たちでしたが、なんだかあたりが突然薄暗くなってきたため、洞窟に戻ることにしました。
残していくモンスターの死骸を見た拓海は、捌けば相当な量の食糧になるはずなのにと、残念そうです。
どうやら肉なんて久しく食べられていない様子…
一角イノシシには毒があり、肉として食べられないのです。
毎日多くのモンスターを倒さなければならないにも関わらず、食糧不足で餓死してしまうのではないかという不安すら頭をよぎります。
拓海「こういう時奏多くんがいてくれたら浄化スキルで…」
毅「おい拓海!」
奏多の名があがり、場の雰囲気は一気に凍りついてしまいました。
拓海はそんな空気を誤魔化すために、髪の毛を触りながら笑ってみせます。
拓海「奏多くんの役割がこんなに重要だなんて思ってなかったよ 毎日食事係だったからさ…」
航「食事係…?本当にそう思ってるのか?」
「このゲームの目的は戦いに勝つことではなく生き残ることだ」
「そう考えたら戦闘職が一番目立つし適しているように見えるだろう」
「目標が明確で報酬だって確実にもらえるからな でも戦闘が出来ない時はどうだ?」
「奏多はそんな危険な時俺らのために戦ってくれたんだ あいつは誰よりも強い存在だった」
毅も奏多に作ってもらった砥石がなければここまで生き残れなかったと航の意見に賛同して、拓海は自分の発言を謝罪するのでした。
奏多が新たなスキルを手にする?!
目の前に広がる肉が焼ける光景に、思わずよだれが止まらない奏多。
独り言も止まりません。
案内役はずっと喋っているのが気に食わないらしく、静かにするようにと怒っています。
むしろひっきりなしに喋り続ける様子に、変な霊でも取り憑いているのではと思うほどです。
奏多からすると、そんな案内役は食の楽しさが分かっていないと不満炸裂。
今日もまた2人の言い争いが絶えません。
そこにまたモンスターが罠にかかりました。
若干うんざりしている奏多と、何度引っかかれば気が済むのかとイライラが止まらない案内役。
奏多によればリセットされるたびに記憶も消えるようで、リセットされれば1日に2匹落ちてくることもあるんだとか…
そんなことを言いながら、あの奏多がモンスターを1人で抱え上げてしまったのです。
案内役「…えぇっ?何してんだ!?きゅ…急に力が強くなってる…!?」
「なぜだ?肉食になったからか!?」
奏多「い…いや単なるスキルさ」
案内役「ハ?スキル…!?」
奏多「えーっとたしか「一角イノシシの気」だったかな?」
案内役「いっ…「一角イノシシの気」…?」
「あ…あいつ今なんて…?ひょっとして「一角イノシシの刺客」業績のことを言ってるのか?」
「生産職のくせに!?そ…そんなはずが!!」
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ダンジョンリセット【第9話】の感想
奏多が回を追うごとに、ぽっちゃりしてきています。
そりゃ毎日毎日、焼肉を食べていたら仕方ないですよね。
一方の航たちは非常に過酷な生活を強いられていました。
モンスターに毒があるから、浄化スキルを持つ奏多がとても大切な存在だったのですね。
みんなが奏多の大切さに気づいてくれて良かったと、なんだか少し感動してしまいました。
厳しい戦いの中、一角イノシシの気のスキルを手に入れた航と、イノシシを罠にかけ焼肉にして食べているだけで同じスキルを手にしてしまった奏多。
この差は、流石に案内役も怒りますね。
2人がまた共に戦えるのを、見てみたいものです。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のダンジョンリセット【第9話】のネタバレをご紹介しました。
ダンジョンリセットはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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