ピッコマで配信中の漫画できるメイド様は、Sanho・yuin先生の作品です。
特技が一つもない冴えない侍女マリ。
いつもいじめられるばかりだった彼女に、ある日信じられないことが起きた。
「君のために最後にお祈りをしてあげよう、君の願いは何だい?」
死んでいった囚人を看病していたマリに訪れた奇跡。
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できるメイド様【第6話】のあらすじ・ネタバレ
練習を終えた楽団のメンバーはマリに挨拶して、次々に出ていきます。
バーハンさんは部屋に残って「庭園の風景」の楽譜をじっと見ていました。
視線に気づいたバーハンさんは楽譜を手に取り、どうしたのかと訊ねます。
マリ「本当に深い意味はなくて気になったんですけど…もしも…「庭園の風景」を誰かの助けを借りて完成できるとしたらどうしますか?」
バーハン「誰かの助けとは?」
マリ「いや…あの…例えば空から天使が降って来て曲を完成させてくれたりとか…」
バーハン「…天使がですか?」
「私がそんなふうに落ち込んでるように見えましたか?励ましてくれようと言ってくれたんですよね?ありがとうございます」
そんなつもりではなかったものの、バーハンさんが笑ってくれているので、あえてそこは否定せず答えを待つマリ。
バーハン「う〜ん…もし誰かがこの曲を完成させてくれたらありがたいと思います」
マリ「マエストロの曲なのに誰かが手を加えても平気なんですか?」
バーハン「そんなプライドよりもこの曲の完成した姿を見てみたい気持ちが大きいですね。他の誰よりも私自身が…」
「だからこの曲を完成させることができるのなら私の魂だって捧げる覚悟です」
バーハンさんはそう答えると、もしかしてマリが曲を完成させてくれるのかななんて冗談を言いながら、部屋を出て行きました。
バーハンさんの気持ちを確かめたマリは、曲を完成させる覚悟を決めました。
前回の反省を活かして、誰にもバレないようこっそりと行う必要があります。
取り出した紙に、できるだけ急いで書き込んでいきます。
重点だけ書いておけばディテールはバーハンさんが作り込んでくれるはずです。
全てを自分で完成させてしまうのではなく、バーハンさんの手で完成させられるように…。
彫刻師が見つからないと嘆くオルン
最近眠れないというラエルを、部屋を訪ねて来た使いの男が心配しています。
もうしばらく熟睡できない日が続いているようです。
薬の量をもう少しだけ増やすことで納得したものの、やはり疲れが溜まっている気がしてならないのです。
そこへオルン公爵がやって来ました。
先日約束した彫刻師探しが難航しているようで、困り果てています。
もしかするとラエルが見たというのが気のせいなのでは?と思うのですが、本当に見たと言われてしまい、また頭を抱えるしかないのです。
オルン「クローヤン王国のモリナ王女以来ですよ。人探しに手こずるのは!」
ラエル「もう3年か…モリナ王女を探し始めてから…」
オルン「はい…いったいどこに隠れているのやら見当もつきません。もう死んだんじゃないんでしょうか?」
ラエル「それはない。誰も死体を見てないからな」
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ラエルがモリナ王女を探している理由
ラエルはモリナがクローヤンの隠された娘であることを知っています。
さらに3年前、14歳の幼いモリナが周りの目を忍んで百姓たちを助けていたことも…。
モリナはこっそりメイドを貧民のもとに送って、自身の財産を配っていたのです。
たかが病人のために薬を買って与える程度の小さな規模ではあったが、多くの財産を手にしていたわけじゃない王女にとっては簡単なことではなかったはずです。
百姓たちはそんなモリナに対して大きな感動と感謝の気持ちを抱いていて、帝国の支配下に置かれるようになってもモリナ王女を求めているのです。
ただ、モリナ王女が王宮にいたのはたったの数年という短い期間であり、宮廷の者の目を避けて暮らしていたため顔を知っている人すらほとんどいません。
さらには、唯一残されていた肖像画も戦争によって燃えてしまったため、探し出すのが難航しています。
それでもラエルは、自分のできる範囲で人助けをしていたモリナが、どんな人物なのかが気になって仕方ないのです。
ラエル「元クローヤンの百姓たちはいまだにモリナ王女を忘れられずにいる。だから時間が掛かってもモリナ王女を必ず見つけ出すんだ」
オルン「はい分かりました。ところで…モリナ王女を見つけたらどうするおつもりですか?」
「やはり…殺すのですか?』
ラエル「最悪の場合は殺すしかないだろうな」
「彼女には何の罪もないがまだ彼女を探し求めている百姓たちがいるわけだから」
オルン「最悪の場合はってことは殺さない可能性もあるんですか?」
「百姓たちを帝国に完全に服従させるには王家の血が流れるモリナ王女を殺した方がいいと思いますけど?」
ラエル「そんなことは分かっている。だがそれは下策だ。百姓たちの心を掴むためにはもっといい方法があるんだ」
「モリナ王女を俺の女にする」
オルン「なるほどモリナ王女と結婚すれば、モリナ王女を追い求めていた百姓たちも自然に殿下に服従するというわけですね」
「ですが殿下…それでいいんですか?」
「モリナ王女がどんな人間なのか全く分からないんですよ?それなのに結婚するなんて…」
ラエル「何が言いたいのか分からないな」
「俺はこの帝国を支配する人間だ」
「最も大事なことはいかにこの国に益をもたらすか」
「結婚相手を決めるのに俺の感情などひとつも関係ない」
オルン「それじゃあもしモリナ王女が陛下との結婚を拒絶した場合はどうするんですか?」
ラエル「その時は殺すしかないだろう」
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できるメイド様【第6話】の感想
ラエルがモリナを探している理由が明らかになりました。
過去に百姓を助けてあげていたというのがモリナらしいですよね。
そして百姓たちから絶大なる支持を得ているため、会ってみたいという好奇心と、結婚してより自分たちの状況を良い方向へと持っていきたいというのが目的でした。
しかしそれに背けば処刑するしかないと極端な考えを持つオルン。
マリを見ていると、モリナであることがバレるのを恐れているので、ラエルに声をかけられても断ると思います。
しかしその途中で、どこかからマリ=モリナであるという情報が流れてしまった時に、どう対応していくのか想像ができません。
このまま正体を隠して幸せに生きてほしいものですね。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のできるメイド様【第6話】のネタバレをご紹介しました。
できるメイド様はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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