ピッコマで配信中の漫画できるメイド様は、Sanho・yuin先生の作品です。
特技が一つもない冴えない侍女マリ。
いつもいじめられるばかりだった彼女に、ある日信じられないことが起きた。
「君のために最後にお祈りをしてあげよう、君の願いは何だい?」
死んでいった囚人を看病していたマリに訪れた奇跡。
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できるメイド様【第5話】のあらすじ・ネタバレ
クローヤン王女モリナそれがマリの名前です。
国王の子であったにも関わらず、望まれた子ではなかったために離れの方に押し込んで人目につかないように育てられました。
周りからの非難を避けるためにも、モリナは人目を避けて生きていくしかありませんでした。
そのため王国内でも彼女の顔を知る人は、ほとんどいなかったのです。
数少ないモリナの顔を知る者は、みな殺されてしまいメイドに変装してなんとか生き延びることができたのでした。
こうして命拾いした以上、皇太子に自身の存在を知られてはならないと考えているマリ。
皇太子が彫刻師を探していると言う噂は耳にしたものの、まさか名乗り出られるはずもなく、ただただ目立たないようにすることだけを意識して過ごしていました。
ハンスは、もしかすると心からの祈りを聞いて神様が天使を遣わせてくれたのかもしれないとまで言っています。
マリは下手したら誰かに見つかっていた可能性だってあると、あの日の行動を反省しながらその言葉を聞いているのです。
次にマリに与えられる能力は音楽
そしていよいよパーティの時期が近づいて来ました。
今年は豊作な上に2年ぶりの式典とあって、盛大に開かれるというメイドたちの噂が聞こえて来ます。
マリは今日から水晶宮殿でお仕事です。
水晶宮殿は、式典の日のオーケストラによる音楽会が開かれる予定で、数々の楽器が用意されています。
綺麗な楽器を見ていると、ふと昨晩の夢が思い出されます。
”…ルト!
何してるの?今すぐパリに出発するそうよ
早く行かないと演奏会に遅れちゃうわ”
”景色を見てるんだ
姉さん!メロディーが聞こえるだろ?
そよ風の音、小川の流れる音、木々がゆれる音、野原が伸びをする音”
”そうね…でも時間がないのよ。早く行きましょう
ヴォルフガング アマデウス モーツァルト!”
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モーツァルトの夢が現実に
水晶宮殿を掃除しながら、そういえばオーケストラは一度も聞いたことがないななんて考えていると、ピアノを見つけました。
大好きだったピアノを目の前にして、少し触れて見たくなったマリはピアノに触れようとしますが、演奏会に向けて調律も終わっているだろうと今回は遠慮しておくことにしました。
そこへオーケストラの団長を臨時で務めることになったと言うバーハンがやって来て、お互いに挨拶を交わします。
バーハンは非常に若く、臨時でも団長を任されるなんて、すごい存在です。
仕事をしていて困ったことがあったらいつでも言ってくださいと気遣いある言葉をかけたバーハンは、早速いつもの交響曲の練習を始めます。
この交響曲は記念日のパーティで演奏するものだと言うのですが、なんだか耳障りな音が聞こえてくるのです。
マリ(2番バイオリンとホルン、ミスが多いわ)
(全体的にテンポもあってない…)
(あぁ…そこのトレモロはそんな風に弾いたらダメなのに…)
(王宮のオーケストラがこんなんで大丈夫なのかしら?)
(ひたすら練習すればいいって問題じゃなさそうだわ)
(この曲自体が無駄にすごく難しい)
(フーガの形式がややこしくて難し過ぎる気がする)
(こんな風に高難易度のテクニックばかり並べたところで乱雑にしか聞こえないのに…)
あの夢の通りに音楽のことが聞き分けられるようになったマリ。
一般人の感想が聞きたいと、演奏を終えたバーハンがマリに感想を求めるのですが、あまりのひどさにはっきりとは言い出せないのです。
マリ「あの…悪くなかったと思います 壮大だったし…」
「なんか難しいそうで…」
バーハン「そうですか…聞き心地は悪くありませんでしたか?」
「実はこの曲我々が選んだわけではないんです。前任の団長が作った曲なんですけど…」
人生を詰め込みたい曲
メンバーの一人が、この曲をやめてバーハンの作った曲にしたいと言い出すのですが、どうやら未完成で使えないんだそうです。
他にもバーハンの曲を使ったほうがお客さん達も喜ぶと言っている人もいます。
困ったように笑ったバーハンは、当日の曲は変えられないけれど気分転換にと、自身の曲の演奏を提案するのです。
マリ(うわぁ…!この曲…さっきの曲とは比べものにならないくらいすごく素敵な曲だわ)
(聞いてて心地いい 音楽に癒されてる気分…ずっと聞いていたい)
(すごい…)
まるで自然の中を裸足で駆け回っているような感覚に駆られていたマリですが、その曲は途中でプツッと切れていまいました。
どうやらここまでしか作れていないのだとか…
マリ「このままクライマックスに持っていくのはどうですか?」
バーハン「この曲には「庭園」しかありません。私はこの曲に「人生」を詰め込みたいのです」
「ぼんやりと楽章は思い浮かびますがそれ以上の表現を詰め込むことができないのです。私も完成させたいのはやまやまなんですけどね」
「私の才能ではこれが限界なのだと思います」
そして再び練習を始めたバーハンの背中を眺めながら、すごく素敵な曲なのに残念な気持ちでいっぱいになるのです。
完成した曲を聞いてみたいななんて考えていると、マリはどこか知らない世界へと旅立ってしまったようです。
そこに立っていたのは、モーツァルト。
彼は優しく微笑むと、ピアノに触れ一つ音を鳴らすのです。
それと同時に目の前がパッと明るくなり、マリの体は浮き上がります。
マリ(これって…バーハンさんが言ってた「人生」!?)
(第一楽章 第二楽章 第三楽章…!メロディーが止まることなく自らどんどん広がっていってる!)
(曲が…完成しちゃった!)
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できるメイド様【第5話】の感想
彫刻師のことはなんとかバレずに乗り切ることができたマリでしたが、今回の反省を活かして目立った行動は慎もうと決意しました。
しかし次の現場である水晶宮殿では、夢の通りモーツァルトの力を借りることになりました。
曲が完成してしまったとのことですが、どうやってバレないように助けていくのか…
勝手に完成してしまってバーハンさんの楽しみを奪ってしまわないかと言うのも心配ですね。
マリの優しさがどうすれば上手く伝わるのか、できるメイドぶりに期待しています!
まとめ
以上、ピッコマで配信中のできるメイド様【第5話】のネタバレをご紹介しました。
できるメイド様はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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