ピッコマで配信中の漫画できるメイド様は、Sanho・yuin先生の作品です。
特技が一つもない冴えない侍女マリ。
いつもいじめられるばかりだった彼女に、ある日信じられないことが起きた。
「君のために最後にお祈りをしてあげよう、君の願いは何だい?」
死んでいった囚人を看病していたマリに訪れた奇跡。
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できるメイド様【第48話】のあらすじ・ネタバレ
マリを待ち伏せしていたかのように声をかけたオルン卿は、どこへいくのかと訪ねてきました。
外務大臣に殿下からの伝言を伝えに行くだけだと答え、どういった用件かと聞いてみましたが、ただ挨拶しただけだとふざけた態度を取るのです。
急いでいると理由をつけてその場をすぐさま立ち去るマリ。
オルン卿はそんなマリを笑顔で見送りますが、やはり気になることがあるようで、去りゆく後ろ姿をずっと見つめています。
オルン(マリ、伝染病で家族を失った騎士家門出身の孤児)
(借金のせいでクローヤン王国のメイドして働いていたところ、戦争捕虜となり我が国のメイドとなった)
(背景自体は平凡なメイドに聞こえるがただのメイドにしてはとても優れている)
(しかもクローヤン出身者に彼女を知る者は1人もいない)
(…まるでモリナ王女のように情報がないのだ)
(やっぱり怪しいな)
教国とのトラブルは西帝国によるもの!?
西帝国ヨハネフ3世は、宰相と教国の件が失敗に終わった話をしながら、一枚の書類をロウソクにかざし燃やしてしまいます。
ヨハネフ3世「東帝国に矛先を向けさせるためスルタンの周りにいる人間にかなりの貢物を与えたというのに無駄になってしまった」
宰相「はい陛下、残念な結果となってしまいました」
ヨハネフ3世「仕方ないさ。あんなにうまく対応するとは思ってなかったからな」
「サトウキビの種だなんて…東帝国にとってこの上ない成果だろう」
「まあいい長期的に考えれば東帝国がサトウキビを育てるのも悪くはない」
「もうすぐ東帝国は我が帝国と1つになるのだから」
「イーストバーン家はうまくやってるだろうか。レイチェル令嬢と言ったな?」
宰相「はい」
ヨハネフ3世「レイチェル令嬢が皇太子妃になればこちらの計画も進めやすい」
「そうだ、モリナ王女のことは何か分かったか?近いうちに東帝国に行くつもりだからそれまでには何か掴んでくれよ」
宰相「申し訳ございません全力を尽くします」
ヨハネフ3世「ああ頼んだ」
それから宰相はヨハネフ3世にマリに関する調査も頼まれていたらしく、報告を始めます。
どうやら今回教国とのトラブルを解決したのがマリだという情報もヨハネフ3世の耳には届いているようで、やはりあの時無理やりにでも連れてくるべきだったと感じていたのです。
宰相によればマリに関する情報は特に何も出てくることがなかっただけでなく、そもそも彼女を知る者がいないんだそう…
ヨハネフ3世「ありえないだろう?モリナ王女の場合は宮殿の隅に幽閉されていたから仕方ないとして…」
ヨハネフ3世(…まさか?)
ヨハネフ3世「宰相、メイドのマリについてもっと詳しく調べてくれ。なかなか面白そうなニオイがするぞ」
宰相「仰せの通り」
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やっと繋がるランさんの正体
東帝国では、マリがラエルの視察にお供するようにとの指令を受けていました。
長期的な視察には皇太子妃候補の同行が原則にも関わらず、今回同行するのはマリ1人だと告げられます。
大人数で行けば西南部地方も負担に思うだろうというラエルの気遣いなんだそうですが、どうしてそこに自分が同行することになるのかについては納得がいきません。
しかし最善を尽くしてお仕えするようにと念を押されてしまい、マリは護衛のための少数の騎士たちと共に視察へ向かうこととなったのです。
当日、馬車の前には護衛のための騎士たちが集まっていました。
アルモンド子爵と、仮面を外した姿のラエルを見つけたマリ。
まだラエルとランさんが同一人物だと気づいていないのです。
ランさんの剣術が優れていると思っていたので、近衛騎士だと分かり妙に納得してしまいます。
マリ「ランさん!」
「こんにちはマリですお元気でしたか?」
ラエル「…ああ」
周りの空気がいっぺんに凍りついたものの、マリには何が起こっているのかさっぱり理解できません。
ヒソヒソと何か話している目の前の人々…
そして慌てた様子のアルモンド子爵…
そしてラエルはまだ視線を逸らしたままなのです。
アルモンド子爵「殿下だ」
マリ「はい?」
アルモンド子爵「こちらは皇太子殿下でおられる」
ラエル「隠していたわけではないが…言うタイミングを逃してしまった」
マリ(ランさんが皇太子だったの?)
2人きりの車内で
全てをやっと理解したマリですが、このタイミングでラエルと2人きりで馬車に乗り込むこととなってしまいました。
目の前で書類に目を通すラエルの姿を見ていると、もしかしたら今まで不快に思っていたかもしれないという不安な気持ちが込み上げてきました。
しかしラエルはこんな時でも馬車の乗り心地は悪くないかとマリを気遣ってくれるのです。
ラエル「悪いな…本来は俺1人で行ってくるつもりだったんだがギルバート伯爵と伯爵夫人に反対されて…もし不便なことがあったらすぐに言うように」
マリ(こういうところを見ると皇太子だと実感する)
マリ「…はい、ありがとうございます」
「あの…申し訳ございませんでした」
「以前…大変失礼なことをしてしまいました。今までの無礼をどうかお許しください」
ラエル「無礼とは?」
マリ「あの…お祭りの時に陛下とは知らずに…」
ラエル「気にするな謝る必要などない」
そうしてラエルは再び仕事のため書類に目を通し始めます。
しかし狭すぎて膝が当たりそうな車内、そして馬車の中でも仕事をするラエルを前にして、やはりリラックスなどできません。
西南部に着くまで仮眠を取っておくようにとも言われましたが、それよりも自分の体を気遣って欲しいのです。
マリ(でもどうしてずっと仮面をつけていたんだろう?顔に大きな傷があるわけでもなく…彼に関する恐ろしい噂の原因は全てあの仮面のせいだ)
(…聞いてみようかな?)
(…やめておこう好奇心なんかで聞いたりしたらダメな気がする…)
その時、石に引っ掛かった馬車が大きく揺れました。
マリの体は宙に浮かび、目の前の景色が回っています。
とっさに何かを掴んだマリ…
それはラエルの洋服の襟元だったのです。
あまりに突然の出来事に、2人はじっとお互いの顔を見つめることしかできないのです。
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できるメイド様【第48話】の感想
教国とのトラブルの原因は西帝国にあったことが分かりました。
全くそんなこと予想もしていなかったので驚きました。
ヨハネフ3世、本当に侮れないですね。
マリの秘密にも気付いていそうで、恐ろしい存在です。
オルン卿もなんだか違和感を感じ始めていますが、もしバレてしまうなら東帝国の人に先にわかって欲しいです。
そうすればヨハネフ3世の身勝手な行動があったとしても、ラエルがきちんと守ってくれるはず!
ラエル=ランさんとマリの中でもつながったので、少しは2人の間にあった壁にも変化があると良いのですが…
今回の視察同行で動きがあるかな?と思いましたが、早速事件が発生しましたね。
なんだかぎこちない雰囲気で、視察中を過ごすことにならないと良いのですが、非常に怪しくなってきました。
マリがラエルに対して少しずつ気持ちの変化があるので、今回の事件でまた状況が変わりそうです。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のできるメイド様【第48話】のネタバレをご紹介しました。
できるメイド様はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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