ピッコマで配信中の漫画できるメイド様は、Sanho・yuin先生の作品です。
特技が一つもない冴えない侍女マリ。
いつもいじめられるばかりだった彼女に、ある日信じられないことが起きた。
「君のために最後にお祈りをしてあげよう、君の願いは何だい?」
死んでいった囚人を看病していたマリに訪れた奇跡。
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できるメイド様【第4話】のあらすじ・ネタバレ
夜になり雨の降る窓の外をずっと眺めているマリは、どうしてもあの銅像のことが気になり眠れずにいました。
同じ部屋のメイドを起こしてしまったことを謝りながら、カッパを着て部屋を出ていきます。
外ではカンッカンッと何かの音が聞こえています。
庭園に着くと、そこにはこんな時間にも関わらず作業を続けるハンスさんの姿が。
マリ「風邪ひきますよ!早く入って休んでください」
ハンス「マリ?どうしたんだこんな夜遅くに」
マリ「そんなことよりずぶぬれじゃないですか!体を壊したら大変ですよ!」
ハンス「そうだな…雨に打たれながら作業したところで何の収穫も得られないだろう…」
「はぁ…今日はやめとくよ、おやすみ」
どうすることもできないと悟ったハンスは肩を落として、去っていってしまいました。
どうにかして助けてあげたいマリは、私が「彼女」だったらと雨に打たれる銅像に優しく触れながら考えるのです。
世界最高の庭園彫刻師ピオナ
「ピオナ、今日は何の彫刻を作ってるんだい?」
「太陽、月、世界?それとも…虚無?」
「君がノミをふるう姿はどうしてこんなに力強いのだろうか」
「だからこそ世界最高の庭園彫刻師といえるんだろうな、そうだろう?ピオナ」
夢の言葉がマリに力を与えてくれました。
その手に宿った力を感じて、マリの心はやる気で漲っています。
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彫刻の作製はラエルの指示ではない!?
その頃皇太子ラエルは、式典準備の報告を受けています。
滞りなく進んでいるとの報告を受け、書類を記入しながら他に報告すべきことはないかと確認すると、あのハンスを怒鳴りつけた男がドヤ顔で話始めます。
男「あ…大した事ではありませんが、第3皇紀様の彫刻に少し問題がありましたので私がしっかりと叱っておきました」
「やはりただの庭師の仕事、優雅さも気品もない彫刻でしたからこれ以上手を抜くようなら罰を与えると言っておいたので、気が引き締まったでしょう」
ラエル「どういうことだ?」
「母上の彫刻だと?俺がいつそんな命令をした?」
「庭園の雑草を刈り取れと言っただけなのに余計なことを…」
「しかも…うまくできなかったら罰を与えるだと?」
「忘れるな 君主の剣は敵を殺すためにあるのだ。味方を脅すためにあるものではない」
ラエル(虫けらめ、お前らの下心など丸見えだ)
(近いうちに適当な理由をつけてクビにしよう)
近衛騎士アルモンド子爵に今日の仕事が終わったことを確認すると、母上に会いにいくと言って、一人散歩に出て行きます。
雨の中、久しぶりに庭園へとやって来たラエル。
あんな死に方をしてもう10年か…と考えながら歩いていると、聴き慣れない音が聞こえてくるのです。
遠くに見えるのは、彫刻師。
こんな雨の中夜遅くまで作業しているのを見つけ、切り上げて休むようにと声をかけようとするのですが、作られている彫刻を前にお母様との記憶が蘇ってくるのです。
誰なんだと気になり手を伸ばそうとしましたが、邪魔してはいけないと城へと戻って行きました。
雨も上がった翌朝、ハンスは像が完成していることに驚いています。
周りの人々は、こんな素晴らしい彫刻を一晩で完成させてしまうなんて…とハンスの凄さを褒め称えています。
マリが話しかけると、ハンスは自分が作ったものではないと完全に否定した上で、魂のこもったこの彫刻が歴史に残る傑作だと作った人物を褒め称えるのです。
そこへ、アルモンド子爵がやって来て彫刻師であるハンスが連れて行かれてしまいます。
ハンスは顔を真っ青にして、ラエルの元へと向かいます。
彫刻師探しが始まる
ラエル「誰もいなかっただと?」
アルモンド「はい宮廷内には殿下のおっしゃるような小柄な彫刻師はいませんでした」
ラエル「そんなわけがあるか俺はこの目ではっきりと見たんだ」
ラエルは昨晩見た彫刻師を探していて、ハンスが呼び出されることとなってしまったのですが、殺されるんだと勘違いしているハンスは部屋へ入るなり、頭を下げて助けて欲しいと懇願するのです。
そんなハンスにラエルは、彫刻のお礼と報酬の提案をするも、ハンスは正直に自身の作品ではないと伝えるのです。
言われてみれば体つきも違うと、改めて自分の見た彫刻師をどうしても探し出したいラエル。
彫刻師の居場所を問うももちろんハンスも知りません。
ラエルを訪ねて来たソビエン公爵家 オルン公爵も、謎の彫刻家の存在が信じられないでいます。
オルン「殿下、見間違いではないでしょうか?」
「殿下のおっしゃる体型ですと女性…しかもかなり華奢な女性だと思われます」
「私が知っている限り帝国にいる腕のある彫刻家はすべて男性です。女性の彫刻家はいません」
ラエル「ふむ…なるほど…」
「しかし俺はこの目で見たんだ」
オルン「ではこういうのはどうでしょう?」
「その彫刻家私が探してみせましょう」
ラエル「君が?」
オルン「殿下がそこまでおっしゃるなら見つけないわけにはいかないでしょう」
「それに…王宮のど真ん中で誰にも見つからず彫刻を仕上げるなんていったいどこの誰なのか気になりますから」
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できるメイド様【第4話】の感想
マリの力によって無事に完成した彫刻でしたが、なんと製作途中をラエルに目撃されていて、かなり話が大きくなってしまいました。
どうしてもあの彫刻を作った彫刻師を探し出したいラエルに、オルンが探しだすと約束してしまいます。
これはマリにとって非常に危険な流れだと思うのですが、そもそも彫刻師ではない以上、見つからないのでしょうか?
見つかってはいけない存在ながら、早速ラエルに見つかる可能性が出て来てしまって、とてもヒヤヒヤしています。
しかし、これまでのラエルの様子を見ているとマリが恐れているような人物というのには少し誤解があって、実は優しい人なのでは!?とも思えて来ました。
マリの能力が、ラエルの心の冷たい部分を溶かす、何かの力になれば良いですね。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のできるメイド様【第4話】のネタバレをご紹介しました。
できるメイド様はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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