ピッコマで配信中の漫画できるメイド様は、Sanho・yuin先生の作品です。
特技が一つもない冴えない侍女マリ。
いつもいじめられるばかりだった彼女に、ある日信じられないことが起きた。
「君のために最後にお祈りをしてあげよう、君の願いは何だい?」
死んでいった囚人を看病していたマリに訪れた奇跡。
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できるメイド様【第37話】のあらすじ・ネタバレ
皇太子妃の到着にも、特に関心を示さないラエル。
ラエルのために努力して人選を行ったオルンは、どうにかして頑張ってもらいたい気持ちでいっぱいです。
しかし候補者2人のいずれにもまだ興味が持てないようです。
シュレーアン家かイーストバーン家か、どちらが帝国の利益になるかしっかり見極めて判断するつもりだと言っており、オルン公爵はもう一気にやる気を失うのです。
オルン(それでも一生を共にする人を選ばなければならないというのに)
(当の本人は眼中にもないようだ。帝国と国民を思う気持ちは主君としては大事だが…)
(殿下も人間なんだからいつかきっと誰かに心を開くことだろう)
(せっかくなら殿下がお気に召した女性が皇太子妃になったほうがいいから)
(お二人とも頼みますよ!)
(あの冷徹な人間を…)
(私は殿下に幸せになって欲しいのです)
ラエル「モリナ王女の行方はまだつかめていないのか?」
オルン「申し訳ございません。多くの人員を投入し探しておりますが…」
「皇太子妃に最も適しているのはシュレーアン家でもイーストバーン家でもなくモリナ王女であることは分かっております。でも手がかりがまったくつかめません」
「クローヤン地方を完全に治めるにはモリナ王女が必要ではありますが、だからって彼女が見つかるまで結婚を先延ばしにするわけにもいきません」
ラエル「仕方ないな」
「モリナ王女を諦めるしかないかもしれない」
皇太子妃候補を迎え入れるマリたち
黒髪の美しいアリエル令嬢と、愛らしい雰囲気漂うレイチェル令嬢が到着しました。
メイド総長のアシュリンを先頭にマリも2人の出迎えに参加しています。
アシュリン「私を含めこの獅子宮殿のメイドがデルフィナのお二人のお世話をさせていただきます。よろしくお願いいたします」
デルフィナとは、皇太子妃を意味するDelphinatuを起源とする言葉で、2人のような皇太子妃候補に用いられるのです。
マリは小説の中のヒロインのように美しい2人に、感動しています。
2人は早速アシュリンによって皇太子のもとへと連れていかれます。
他のメイドたちが、どちらが妃になるかと盛りがっている中、マリはどちらの味方につこうかと頭を悩ませています。
マリ(実際に2人の令嬢を見てみると皇太子がどちらに惚れてもおかしくないくらい美しかった。どちらを選ぶんだろう…)
(皇太子は…悪い人じゃないけれど)
(むしろ家来たちにとってはいい主人だといえるわ)
(戦争捕虜に対しても同様に)
討伐を受けたあの日
メイドの服に着替えるようにと、メイドに言われたマリ。
二度とその名を口にしてはいけないと、決めた以上、ダメなんだと自分に言い聞かせるしかないのです。
マリ(大丈夫よ。この計画さえ上手く行けば私は自由になれる)
(きっと成功する)
(いつかここを出ていく日までメイドの仕事に最善を尽くすのよ)
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アリエル令嬢の本質
アリエル令嬢の側近であるマルチダという女性に呼ばれたマリ。
なんとアリエル令嬢がマリに会いたがっているというのです。
マルチダはアリエル令嬢に会う前に、マリが貴族出身でないことに触れ、無礼がないようにと注意してきました。
マリはその言葉を素直に受け入れ、早速アリエル令嬢へ丁寧な挨拶をしてみせます。
アリエル令嬢「そう、あなたが例のマリね?」
マリ「はい。そうでございます。どういったご用件で…」
アリエル令嬢「階級は?貴族出身?」
「それとも平民?」
マリ「…捕虜でございます」
アリエル令嬢「えっ?捕虜って…奴隷ってこと?」
マルチダ「戦争捕虜は皇室の所有物ではありますが奴隷ではありません」
アリエル令嬢「どっちも同じじゃない」
「皇室で働く奴隷ってことでしょ?」
「とにかく頭を上げなさい。ちゃんと見たいから」
「私がどうしてあなたをここに呼んだのか気になるでしょ?」
「どんな子か気になったのよ。皇太子殿下が特別可愛がっているメイドがいるって聞いたから」
「まぁでも大したことないわね。私が気にするほどの相手じゃないわ」
「まさかあんたみたいな女をめかけにするわけないものね」
マリ「……皇太子殿下が私のことを評価してくださるのはそういう理由ではありません」
アリエル令嬢「知ってるわ。不眠治療のためでしょ?私の目で確かめたかったから呼んだだけよ」
「とにかくもういいわ。下がりなさい」
「さっさと出ていって」
アリエル令嬢の部屋を出たマリは、心底気分が悪く苛立っています。
自分が皇太子のめかけなんて…
そして何より”あんたみたいな女を”と言われたのが悔しくてならないのです。
しかしあんな無礼な言葉にいちいち傷ついても、自分が損をするだけだと言い聞かせます。
同時に、あんな令嬢が皇太子の心を掴めるとは思えないと、レイチェル令嬢に会ってみようと決めるのです。
皇太子妃候補のお茶くみの時にでも会えるはずだと考えていると、そこに今度はレイチェル令嬢の側近であるジーナという少女がやってきたのです。
先程のアリエル令嬢の時と違って、ジーナはマリを様付けで呼んだり、申し訳ないほどに丁寧な対応…
ジーナによれば、レイチェル令嬢もマリに会いたがっているというのです。
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できるメイド様【第37話】の感想
皇太子妃がやってきても、ラエルの心は全く動いてなさそうでしたね。
それだけ結婚に期待していないのでしょう。
ただ国のために良い相手を選ぶだけだというのがラエルの考えですから…
けれどオルンが思うように、ラエルが心許す相手と結婚するとなったら、きっとマリが選ばれるでしょう。
その時の反発は、想像を絶するものになるでしょうし、アリエル令嬢のように言う人が大半のはず。
アリエル令嬢は非常に嫌味の強いひとでしたが、ある意味高貴な身分の人にはこういう考えを持つ人がいるという現実を見せられている気がしました。
今回の出来事により、マリはレイチェル令嬢につくことがほぼほぼ確定したようですが、果たしてレイチェル令嬢とはどんな人なのか…
そしてなぜマリに会いたがっているのか…
どうか良い人であってほしいものです。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のできるメイド様【第37話】のネタバレをご紹介しました。
できるメイド様はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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