ピッコマで配信中の漫画できるメイド様は、Sanho・yuin先生の作品です。
特技が一つもない冴えない侍女マリ。
いつもいじめられるばかりだった彼女に、ある日信じられないことが起きた。
「君のために最後にお祈りをしてあげよう、君の願いは何だい?」
死んでいった囚人を看病していたマリに訪れた奇跡。
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できるメイド様【第27話】のあらすじ・ネタバレ
ラエルと2人きりにされたマリは、どうして罰を下すだけなのに2人にされたのかが気になっています。
もしかすると、それだけ重い罰を下すつもりなのかもしれないと思うと、恐怖で体が震えだします。
ラエル「あのピアノ。ピアノを弾いてみろ。君の演奏を聞いて罰を決定しよう」
マリ(まさか。さっき私が弾いてたことに気づかれた?)
(部屋から出るときに誰もいないのを確認したのに…!)
(でも私にピアノを弾かせるってことは気づいたってことよね…)
(皇太子…何を知っているの?)
言われるがままピアノの前に座ったは良いものの、どんな風に弾けば良いのか考えてしまい、なかなか弾きはじめられません。
きっと確信はないにしてもある程度の予想はしているはずなので、わざと下手なフリをしたのでは余計に怪しまれそうで、選曲にも悩んでいます。
この間の皇太子の演奏を見る限り、音楽的な感覚も優れていそうな分、本当に下手なのか演技なのかは簡単に見抜かれてしまいそうなのです。
実力がバレないように、簡単な曲にしようと決めたマリはついにピアノの演奏を始めます。
”庭園の風景”とも式典の最初のピアノとも曲のスタイルは全く違っていて、誰でも弾けるような曲ではあるものの、良い演奏にラエルも思わずうっとり目を閉じて聴き入ってしまいます。
演奏を終えたマリに、ラエルはただ一言「君だったか」と伝えるのです。
ラエルの言葉の意味
ラエルはあのピアノの演奏者がマリであると確信したものの、マリが一体何者なのかますます分からなくなってしまいます。
どこまでバレているのか分からないマリは下手なことは言えません。
今はただ何を言われているのか分からないフリをするので精一杯です。
ラエル「どうして正体を隠していたんだ?」
マリ「申し訳ございません殿下」
ラエル「いや怒っているわけではない。ただ君の意図が理解できないだけだ」
「素晴らしい才能を持っているのにどうして隠そうとしたんだ?」
マリ「そ…それは…」
マリ(落ち着くのよ。まだモリナ王女であることまでは気付かれていない。こうなった以上できるだけ疑われないように言い訳しなくちゃ)
マリ「疑われたく…ありませんでした」
「私はただの平民です。それなのに優れた能力を発揮したりしたら怪しまれると思ったんです」
「まして私は戦争の捕虜として連れてこられた身です。疑われたりしていいことなどありませんから…」
ラエル(貴族の娘だったら天才だと賞賛されただろうが、ただの平民でしかも女性だ。下手に目立つと…)
ラエル「…なるほど。魔女扱いでもされると思ったのか?」
どこか人を惹きつける力もあるマリなので、魔女扱いされると思ったというのはラエルを十分に納得させることができました。
しかし才能を隠していた原因が明らかになったところで、ラエルの気持ちはますますかき乱されるのです。
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マリとの良い距離感を求めて
知れば知るほど分からなくなるその存在に、ラエルはいっそのこと距離を置いたほうが良いのではないかと思えてきました。
接触することがなくなれば、こんなに気になることもなくなるだろうと考えたのです。
しかしラエルは、マリを手放すことは自分の心が受け入れられないという現実に気づいてしまいます。
ラエル(いや、むしろ…)
ラエル「…マリ君に下す罰を決定した」
「3年前にクローヤン王国から捕虜として連れてこられ、現皇帝であるトーロン2世のメイドになった。そうだよな?」
マリ「はい。私はトーロン2世陛下のメイドで間違いありません」
ラエル「よしそれでは君に与える罰を伝えよう」
「マリ、君の所有権は今日付けで」
「この俺皇太子ラエルが握ることとする」
「今日から君は俺のものだ」
「これが君に下す罰だ」
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できるメイド様【第27話】の感想
どこまで知られてしまったのか、非常にヒヤヒヤしました!
しかしどうやらマリがあのピアノの演奏者であるということだけで、モリナ王女というところまではたどり着いていないようです。
これはある意味マリにとってチャンスでした。
素直にピアノについては認めつつ、メイドという身分だからという理由を伝えたことで、自分が王女ではないという印象をつけられたのではないでしょうか?
マリを前にして、まともでいられなくなるラエルは、自らの立場のことも考えて距離を置くことも考えましたが、もう手放せないくらいに気持ちが強くなってしまっている事に気づいてしまいました。
そして彼はマリを自分のもとに置く決定を下したのです。
アルモンド子爵が言うように悪い噂は嘘だったとしても、マリにとってこれ以上に最悪な罰はないのでは…と思ってしまいました。
業務内容にもよりますが、常にラエルの監視下に置かれたりなんてしたら、ますます感づかれてしまいそうで、もう見ていられないですね。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のできるメイド様【第27話】のネタバレをご紹介しました。
できるメイド様はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
ですが、人気が出れば電子書籍化されるので、みんなで応援していきましょう!
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