ピッコマで配信中の漫画できるメイド様は、Sanho・yuin先生の作品です。
特技が一つもない冴えない侍女マリ。
いつもいじめられるばかりだった彼女に、ある日信じられないことが起きた。
「君のために最後にお祈りをしてあげよう、君の願いは何だい?」
死んでいった囚人を看病していたマリに訪れた奇跡。
\ 全話更新中! /
できるメイド様【第20話】のあらすじ・ネタバレ
“みすぼらしい奴だ”
”あんな女が母親だからな”
”こんなのが俺の妹だって?”
”チッ、父上はどうしてこんな子を生ませたんだか。”
”王族の血が流れてるから捨てるわけにもいかないんだろう”
”何て名前か知らないが、貧乏人として呼ばれていた名前など使うんじゃない”
”今日からお前はモリナだ”
”モリナ、お前はこれから通元の宮で暮らすんだ”
”兄上あそこは…”
”問題でもあるのか?汚れた血筋の妹にぴったりの場所だと思うが?”
”あそこなら人目につかないし、こいつも気兼ねなく暮らせるだろ?”
兄弟だけでなく、メイドたちからも浴びせられる冷たい視線。
幼いモリナは、うつむいたまま小走りで逃げるように城内を駆け抜けていきます。
王国の恥、汚れた血筋、通元の宮の…という酷い言葉がモリナを襲うのです。
そしてそこへやってきたラエルのモリナを探す声で、転んでしまったモリナ。
落ちていくところで目が覚めたマリは、夢だったという安心感と、久しぶりにみた辛い夢に、朝から気分は重たいのです。
けれど、あの人たちのことは忘れないといけないんだと自分自身に言い聞かせて、身支度をはじめます。
建国祭も半分が終わりました。
二日後が最も大きな式典となり、その翌日はおやすみです。
最後に仮面舞踏会が開かれ建国祭が終わるのですが、マリにとっての問題はこの建国祭が終わってからにありました。
それは皇太子ラエルの妃の選定です。
誰が選ばれるのかは全く興味がないものの、皇太子妃が決まるまでは獅子宮殿が騒がしくなるので、その前に異動願いを出そうと考えています。
本当ならば、この宮殿から出ていくのが得策だと分かっているのですが、そうもいかないのです。
再びオスカー現る
今日もまたマリはオスカーに呼び止められました。
建国祭の会場に来たと聞いて、会場を案内しようかと尋ねましたが、今日はすでに行ってきたらしくなんだかとても不機嫌なのです。
オスカー「あそこにはもう二度と行かない」
絶対に…行かない」
マリ(また誰にも相手にされなかったのね)
正妻の子供ではない皇太子ラエルと違い、オスカーは皇后陛下の実子なのです。
本当は内戦で殺されていてもおかしくない存在にも関わらず、こうして生かされています。
しかしまたいつ無下に扱われるか分からない皇子に、忠誠を尽くす者などいません。
皇太子の怒りにも触れないよう、周りはオスカーを見てみぬふりなのです。
何の罪もないこの子が傷ついているのを見ていると、幼い頃の自分自身と重なりマリはなんとも胸が痛みます。
なんとか励ましてあげたいのですが、ジュースもお菓子もいらないと断られてしまいます。
困ったマリは、あの夢を思い出して、マジックを披露しようとひらめきました。
オスカー「ふん!お前なんかにマジックができるわけないだろ!」
マリ「それでは実際に見てお確かめください」
「ただマジックを披露するだけでは面白くありませんから賭けをしましょう」
「今からお見せするマジックを見破ってください。トリックが分かれば殿下の勝ち、分からなければ私の勝ちです」
「負けた人が買った人のお願いを一つ聞いてあげるというのはどうですか?」
オスカー「いいだろう!どうせ僕が勝つだろうけどね」
マリ「分かりました。それではよく見ててくださいね」
スポンサードリンク
賭けの結果とお願いとは?
早速コインを使ったマジックを披露したマリ。
種明かしするほどのマジックでもないのですが、オスカーは目を輝かせトリックの謎について考えているのです。
それから水でコインを溶かすものや、旗を出すもの、ロウソクを消すものなど数々のマジックを披露していきます。
どれにも大興奮で応えてくれるので、マリもやりがいを感じています。
もうすっかり元気になったオスカーに、マリの勝ちということで一つお願い事を言おうとしたのですが、僕は負けていないと言われてしまうのです。
オスカー「ずるいぞ!マジックが得意なお前と初めて見る僕が対決するなんて不公平じゃないか!」
「僕がマジックを勉強してくるから対決はそれからだ!」
マリ「え…でもそんな難しい願い事じゃないんですけど…」
そうこうしていると、オスカーはあっという間に、逃げ去ってしまったのです。
1人残され戸惑うも、元気そうになってくれて良かったとほっとしています。
マリ(神様どうか皇子様に幸せをお与えください)
オスカーのことも無事に終わり、仕事に戻ろうとしたマリのもとへやってきたのは、キエルです。
キエルは優しくマリに微笑みかけてくれるのでした。
\ 全話更新中! /
できるメイド様【第20話】の感想
マリの過去があまりに酷くて、見ているこちらも悲しい気持ちになってしまいました。
マリの記憶の中の母親は優しい人でしたが、どうして王族との間に子供をもうけることになったのか、元々は身分が高い人だったのであればどうして転落
してしまったのかが気になりますよね。
まだまだ明らかになっていない部分が多いですが、思い出すのも辛いでしょうし、マリのいう通り忘れるのが一番なんでしょうね。
そしてマジックはオスカーを元気付けるために使われました。
あんなにワガママな性格でも、やはり子供は子供なんだろうなと思うほど目を輝かせていて、とても微笑ましかったです。
お願いは聞いてもらえませんでしたが…。
マリは何をお願いするつもりだったのでしょう。
そして最後にはキエルが登場しましたが、一体いつから様子をうかがっていたのか。
マジックができて何か疑われることもないでしょうが、今は何が起こってもモリナであることがバレてしまうのではとビクビクしてしまいますね。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のできるメイド様【第20話】のネタバレをご紹介しました。
できるメイド様はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
ですが、人気が出れば電子書籍化されるので、みんなで応援していきましょう!
おすすめの電子書籍はU-NEXTというサービスです。
U-NEXTは月額料金が31日間無料&登録時に600P付与!お好きな漫画を無料&お得に読めるサービスです。
映画・ドラマ・アニメの動画見放題もあるので、無料期間を存分にお楽しみいただけますよ!
無料漫画もたくさんありますので、まずは無料期間からお試しください!