ピッコマで配信中の漫画できるメイド様は、Sanho・yuin先生の作品です。
特技が一つもない冴えない侍女マリ。
いつもいじめられるばかりだった彼女に、ある日信じられないことが起きた。
「君のために最後にお祈りをしてあげよう、君の願いは何だい?」
死んでいった囚人を看病していたマリに訪れた奇跡。
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できるメイド様【第12話】のあらすじ・ネタバレ
久しぶりの誕生祭とあって、これからやっと明るい雰囲気になると街は賑わっています。
記念祭が始まったら、蓄えてある食糧をクローヤンに分け与えるとの噂もあり、皇太子殿下の人柄の良さも住民に浸透しています。
その頃ラエルは、オルンから式典の進捗状況の報告を受けています。
久しぶりの記念祭だから、市民が心置きなく楽しめるようにしっかり準備を進めるようにと引き続き準備を依頼したラエル。
さらに、今まで戦争や内戦で税金を払うのも大変だったと想定して、今年度は税金の免除まで考えているようです。
そんなラエルにオルンから、想定外とも言える報告が…。
なんと西帝国が使節団を派遣して来たのです。
西帝国はクローヤンの占領を頑なに認めようとしない敵対関係にある国。
敵対関係にありながらお祝いだなんて、何年もなかったことなのです。
ラエル(俺を潰すために何か弱点でも掴もうとしているのか?)
(それとも西帝国側もクローヤン一族の唯一の生存者モリナ王女を探しているはずだ。あちらが先に王女を見つけたらクローヤンの領有権を主張してくるに決まってる)
(気に食わんな…いったい何をたくらんでいるんだ)
西帝国の使節団について
オルンによると、西帝国の使節団はなんと全部で200人にものぼるんだそうです。
しかもそのほとんどが騎士で、武力行使でもするのではとも予想されます。
もし少しでも怪しい動きがあれば、首を飛ばせばいいだけだと恐ろしいことをいうラエル。
さらには武力行使してくれた方が、こちらの力を見せつけるきっかけになると、不気味に笑っているのです。
しかしオルンはただの護衛のための兵力だと思っているようです。
どうやら偵察に行った守備隊によれば、まるで重要人物を警護しているかのようだったのです。
使節団の責任者であるショーバー伯爵以外に、もしかするとラエルたちの知らない重要人物がいるのかもしれません。
200人の騎士ということは王侯の護衛レベルですが、まさか皇族を連れてくるとは思えず、謎は深まるばかりです。
オルンは引き続き、西帝国の使節団について調べさせる約束をしました。
ラエルはさらに西帝国の到着日についても確認しています。
オルンによれば3日後に開かれる前夜祭の晩餐会に参加することになっているので、その前日までには到着する予定ということです。
その晩餐会の場所が百合宮殿と聞いて、マリのことを思い出したラエル。
なぜ今マリのことを思い出したのかは自分にも分からず、少し戸惑ってしまうのです。
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再びマリの出番がやってきた
この間キッチンを貸してくれたシェフに呼び出されたマリ。
ランプを持ってやって来たのはすごく寒い地下室です。
式典で使う肉を保管している場所のようです。
シェフ「マリいつもありがとう一生懸命働いてくれるからとても助かっているよ」
「久しぶりの記念祭だろう?だから殿下も晩餐会に大いに期待を寄せていてプレッシャーだったんだ」
「しかも今回は西帝国から使節団が来るらしくてね」
マリ(そっか晩餐会に皇太子様も来るんだよね。私の担当は皿洗いだから顔を合わせることはないだろうけど)
マリ「心配いりませんよ!シェフの料理の腕は宮殿最高じゃないですか!」
シェフ「ありがとうそう言ってくれて嬉しいよ」
そんな話をしているうちに、目的地へと到着した二人。
晩餐会でのメインディッシュは仔牛のステーキで、ここは最高級の肉を1ヶ月前から熟成させている場所です。
シェフは最近雨が続いて地下の湿度が上がっているせいで、肉が腐ってしまっているんだと話してくれました。
目の前の肉も捨てた方が良いと地面に下ろしてしまうのです。
あと2日しかないにも関わらず、残りの肉が腐ってしまったなら、メインディッシュに使えるものがなくなってしまいます。
さらに昨日よりも肉の状態は悪くなっているものの、見守ることしかできません。
翌朝、腐った肉を土の中へと埋めて、シェフたちは他の肉にも菌がうつってしまえばあと1日ですらもたないだろうと話しています。
そこへ、前回彫刻事件の時に脅して来たのと同じラエルの部下の男が話を聞きつけやって来たのです。
男「最高級の肉を用意したのに!保管方法に問題があるのではないのか!」
シェフ「申し訳ございません。雨のせいで地下室の湿度が上がってしまい…」
男「天気のせいにするんじゃない!雨が降ってもしっかり管理するのがお前たちの仕事だろう!」
「まったく!それでは明日の晩餐会に最高級のステーキを出せないということか?」
シェフ「いえ細心の注意を払っていますので今のところは大丈夫なのですが、万が一のために追加で肉を用意しておいた方がいいかもしれません」
男「それはできない」
「参加人数が何百人にも及ぶんだ。そんな大量の肉を追加で準備することはできない」
「もちろん質の低い肉なら手配してやれるが、前夜祭の晩餐会には各国の使節団が参加するというのにそんな肉を出すわけにはいかん」
「明日の料理はなんとしてでも最高級でなくてはならないのだ!だから肉が痛まないよう最善を尽くすように!」
「もし問題が起きたらその責任はお前たちにある。分かったな?」
今回の夢は…
きっと不安であるに違いないにも関わらず、シェフは「心配するな」と言って周りの人々を気遣っていました。
部屋へ戻ったマリは、どうしてもシェフを救ってあげたいのです。
しかし傷んだ肉はどんどん増えていっている状況。
肉の腐敗を止める方法など思いつきません。
マリは考えているうちに眠ってしまったのです。
夢の中では、牛肉料理のコンテストが開かれています。
二人の人物が能力を競っていて、一人は最高級のヒレ肉を特別な技法を使わず肉汁だけで勝負する手に出ました。
一方もう一人の人物は、一般家庭で使われる二等級の肉の品質にも関わらず、優れた技術で最高級の品質に負けない味を引き出したのです。
司会者「我々が今まで食べてきた安価な肉なのか疑うほど柔らかく風味豊かな味!」
「誰もが知っているこの料理の名前は…!」
翌朝、しっかり管理していたにも関わらず痛んでしまった肉を囲んで、キッチンには疑問とショックの声が溢れていました。
ニオイが分からないように味付けを濃くしたところで、隠せるようなものでもないとシェフは頭を抱えています。
肉の品質が下がるけれど、新しい肉の手配をお願いしながら、もしかすると今回が最後の料理になるかもしれないと弱音を吐く姿に、マリは非常に心を痛めます。
そこで昨夜の夢のことを思い出して、シェフに何かを伝えようとしたマリですが、背後からやって来た男の声に、身を震わせるのです。
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できるメイド様【第12話】の感想
敵対する西帝国の使節団がやってくるとのことで、ラエルは非常に闘志を燃やしていましたが、目的はいったい何なのでしょう。
もしモリナに関することであれば、今ラエルに目をつけられているマリはもっと気をつけなければならない状況になります。
ここは大人しくしておくのが良さそうなものですが、またマリの目の前には悩める人が現れてしまいました。
非常に優しくしてくれているシェフの命の危機とあって、なんとか救ってあげたいとあれこれ考えましたが、これといった策がないまま眠ってしまいました。
しかし眠ってしまったことで、今回もシェフを救ってあげられそうな雰囲気になって来たにも関わらず。ラエルが現れました。
もう一体何をしに来た!?と言いたくなってしまうほどのタイミングの悪さ…
マリの安全も、シェフの命も無事に守ることができるのでしょうか。
続きが気になって仕方がないです!
まとめ
以上、ピッコマで配信中のできるメイド様【第12話】のネタバレをご紹介しました。
できるメイド様はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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