ピッコまで配信中の「ある継母のメルヘン」は、ORKA先生、Spice&Kitty先生の作品です。
若くして4人の子供たちの継母となったシュリー・フォン・ノイヴァンシュタイン侯爵夫人。
沢山の別名をつけられてきた彼女ですが、誰に何と言われようと子供たちと家を守っていくことが大切でした。
無事に長男であるジェレミーの結婚が決まるのですが、結婚式には呼んでくれない様で・・・。
そのことをきっかけにシュリーは動き出したのですが・・思わぬ事故で目を覚ますとそこは侯爵邸の部屋だったのです!
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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ある継母のメルヘン【第35話】のあらすじ・ネタバレ
ノラ「・・・恥ずかしい詩型を見せてしまいました。俺・・・どうかしてたみたいです」
シュリー「涙を流すことを恥じる必要はないわ。いつか本当に泣きたくでも、思いっきり泣くこともできないときがやってくるんだから」
ノラ「・・・そのせいですか?」
聞き返すシュリー。
ノラ「シュリーさんは、よく悲しそうな顔をするじゃないですか」
でも、泣いているところは一度も見たことが無いとつぶやくのです。
そう、ノラと会うときはいつも悲しみにくれた顔をしていたのだと実感しました。
ノラ「シュリーさん、一つ訊きたいことがあっ・・」
言いかけけてやめました。
夫人と呼んでいないことに気づいたので、急に言葉を詰まらせたのです。
シュリーは「シュリーさんでいいわよ」と笑いながら言うのです。
ノラ「・・・シュリーさんの目にも、俺が救いようのない奴に見えているのかとおもって」
救いようのないやつと言われて疑問に思うシュリー。
ノラはよくそんなふうに言われるのだと伝えました。
ノラ「口さえ開けば嘘ばかり・ニュンベル家に似つかわしくない存在」
ですが他の奴らになんと言われようと、そんなのはどうだっていいと話します。
ノラ「でも今日、父上を探しにここに来たとき、なぜか立ち上がることができませんでした」
全てが事実であるように思えたのです。
俺の事をほとんど何も知らないのに、シュリーにこんなことを話すのもおかしいとノラ言いましたが、シュリーは絶対にそんなことはないと答えました。
シュリー「ノラ、あなたは初めて会った私を何度も助けてくれた。あなたの言う通り私達が一緒に過ごした時間はとても短いわ。お互いについて知らないことの方がはるかに多いはず」
それでも、間違いなくノラが誰よりも正義感に溢れた思慮深い子供だと思っていると伝えます。
ノラ「・・・それで充分です」
そう言うと彼は立ち上がります。
そして父と戦ってくると言い、幸運を祈ってくださいとシュリーにお願いするのです。
ノラ「本当は決心がつかないままここに来たけど、シュリーさんに会えてよかった」
シュリーは少し考えて・・・
シュリー「辛いことがあったら、いつでも会いに来てと言った言葉・・・絶対に忘れないで」
ありがとうございますと言うノラは、笑顔でした。
ニュンベル公爵は皇后宮で・・・
今日の議決は陛下にも報告済なのか、ニュンベル公爵に問います。
皇后陛下は、教会がそんなことを言い出したのかと言いました。
皇后陛下「教団にそこまで帝権を好き勝手牛耳られているにも関わらず、一言も言えずに黙り込む陛下の姿が目に浮かぶようだわ!」
現皇后陛下のエリザベート・フォン・バーデン・ヴィスマルクは、確かに皇帝の王冠は教団からかぶせられたもの同然だというのです。
困った様子のニュンベル公爵。
ですが、お前まで私にかしずくフリをするつもりかと問い詰められました。
ニュンベル公爵「しかし厳格な皇室礼法があるというのに・・・」
ここで皇后陛下に睨まれて、「はい、姉上」と言葉を止めます。
皇后陛下「あの古だぬきのようだ枢機卿たちを前に、透明性を要求したのは小気味よいことだけれど」
帝国が巨大であるほど協会は自由なもの、表面的には救援活動に励んでいるように見せかけて、残りの資金は監視の目に触れないようにこっそりと懐にしまうつもりなのだろうと推測しています。
どうせ捕まることはないのですから。
ニュンベル公爵「聖誕祭は巨額を動かすための名分であったということでしょうか」
皇后陛下「聖誕祭でなくとも、他の機会があれば動いていたはずよ。皇室に対する力の誇示と見てもいいでしょうね」
ニュンベル公爵は、皇后陛下は教会の目的についてどうお考えなのか問います。
皇后陛下「贅沢と享楽を楽しむつもりなら、堕落した司祭たちの懐の資金で十分なはず」
そうなればそのるは一つ・・・。
皇后陛下「皇帝陛下の息がかからない彼らだけの私兵」
それは、教皇庁直属聖騎士団の整備です。
ニュンベル公爵「教会が、聖戦の準備していると・・・仰るのですか?」
皇后陛下「そんなことはわからないわ、でもアルブレヒト・・・お前の気づいているでしょう。内側から腐りつつあるこの国を。いつ戦乱の幕が切って落とされてもおかしくはないわ」
ニュンベル公爵「・・・しかしそんなことを陛下が・・・」
ここで皇后陛下が止めます。
部屋への来客があり、侍女がまもなく午餐に向かう時間だと教えに来たのです。
急に考え込む皇后陛下・・・。
皇后陛下「そういえば、陛下と約束をしていたわね」
すっかり忘れていたそうで、ニュンベル公爵は驚きます。
少しお待たせするだけじゃない・・・とつぶやきながら準備に向かうのです。
ニュンベル公爵「・・・もう少し、思いやりをもって陛下に接していただけませんか?お願いします」
皇后陛下「お前がそんな調子だから、戦友同士のくせに互いに秘密が多いのよ」
それは一体・・・とニュンベル公爵は聞き返そうとしましたが、「じゃあね」と言われてしまうのです。
去り際に皇后陛下は・・
皇后陛下「ああ、この前のノイヴァンシュタイン家の追悼招宴でノラがまた皇太子に失礼なことを言ったそうね?仲が悪いとはいえ、一国の皇太子にそんな態度をとるのは褒められたものではないわ」
忙しいのは分かっているけれど、息子の教育にももう少し注意を払うように言うのです。
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ニュンベル公爵を見つけたノラ
部屋を出るなり頭を抱えるニュンベル公爵。
「父上」と呼ばれて驚きます。
ノラが目の前にいたのです。
ノラが「・・・父上。お話が・・・」
ニュンベル公爵「ノラ!!なぜ皇后宮まできたのだ!
怒鳴りながら向かってくるニュンベル公爵。
ニュンベル公爵「許可もなくむやみに足を踏み入れることは許されない場所なんだぞ・・・!」
ノラ「?俺はただ父上を探していて・・・」
急に怒鳴られてしまい、戸惑うノラ。
ニュンベル公爵「皇宮の近衛隊はなにをやっている!!早くついて来なさい!」
まったくどうしてお前は、いつもいつも問題ばかり起こすんだと、怒られてしまうのです。
一体、何を期待していたのだろうか。
俺の声は届かない。
いつだってそうだった、この家の息子は俺じゃダメなんだ。
そう思いながら、ノラは皇太子に優しく接する両親の姿が目に浮かびました。
父上は俺を愛していないんだ・・・と、確信してしまうのです。
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ある継母のメルヘン【第35話】の感想
枢機卿の動きは、皇后陛下も気になりだしました。
まだどんな問題が出てくるのかはわかりませんが、きっと大きな問題となるのでしょう。
シュリーはこの問題を乗り越えることができるのでしょうか?
またノラはシュリーのおかげで勇気をだして父の元に向かいました。
なのに話を聞くこともなく怒鳴られ、もう彼の心は傷ついてしまいます。
ノラはどうなっていくのでしょうか?
まとめ
以上、ピッコマで配信中のある継母のメルヘン【第35話】のネタバレをご紹介しました。
ある継母のメルヘンはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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