ピッコまで配信中の「ある継母のメルヘン」は、ORKA先生、Spice&Kitty先生の作品です。
若くして4人の子供たちの継母となったシュリー・フォン・ノイヴァンシュタイン侯爵夫人。
沢山の別名をつけられてきた彼女ですが、誰に何と言われようと子供たちと家を守っていくことが大切でした。
無事に長男であるジェレミーの結婚が決まるのですが、結婚式には呼んでくれない様で・・・。
そのことをきっかけにシュリーは動き出したのですが・・思わぬ事故で目を覚ますとそこは侯爵邸の部屋だったのです!
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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ある継母のメルヘン【第34話】のあらすじ・ネタバレ
聖誕祭の規模を縮小することに対して批判が上がります。
ハインリッヒ公爵は、そうすれば帝国の力が弱まっているということを、同盟国と奴隷国に公表するも同然だというのです。
だとしても今の時期に、市民たちからより多くの予算を取り立てることは暴動の火種になりかねないという主張を聞き、シュリーは考えるのです。
ですがリシュリュー枢機卿は、教皇庁はすでに決定を下したとしか言いません。
リシュリュー枢機卿「契約をなしにして物資の領を減らすなり、求人を中止にするなり貴族席の皆様でご相談いただきますよう」
だからそれが簡単にできることではないと説得に入りますが・・・・。
シュリー「聖誕祭が、皇室と教皇庁私達全員にとって、重大な行事であることは明らかです」
話しに入るシュリー。
そしてそれは、市民たちも同じだと主張します。
光に溢れる道は翌年の豊穣を意味し、厳しい一年を耐えてきた誰もが聖誕祭のぬくもりを待ち望んでいるのです。
シュリー「だからといって毎日を生き延びることがやっと市民たちに増税を課すことはできません。ですので・・・不足分の今年の聖誕祭予算はノイヴァンシュタイン家より補填させていただきます」
まさかの提案に驚く貴族たち。
シュリー「枢機卿様、教会の奉仕活動は財政報告を行いませんよね?」
そうだという答えを聞くと、シュリーはこの決断は我が帝国の為のとはいえ大きな決断だとします。
シュリ「ですので教皇庁は、撤回された予算の分救援に力を注いでいただけたことを、後日貴族院協議に公式的に証明してください」
そうなれば私もより出資の死骸を感じることができると主張するのです。
教会の特権をさらりと意見したことで、周りの人たちは驚きます。
すると突然、シュヴァイク伯爵が大きな声で笑いだしたのです。
シュヴァイク伯爵「よいではありませんか!我がシュヴァイク家からも出資致しましょう!」
ノイヴァンシュタイン家と比べるとコバエの糞程度ではあるが、限りなくささやかな額ではあるが出資することを約束してくれます。
シュヴァイク伯爵「とにかく前代未聞の試みですな。もちろん賞賛の意味ですよ」
ニュンベル公爵「決まりましたね。黄金の獅子に倣いニュンベル家でも協力を惜しむことなく、聖誕祭は例年通りに開催。教団側では今後議論通りに聖誕祭前夜に行われる救援活動の内訳と予算の使い道を期間内に議会に提出いただけますようお願いいたします」
そして議会は終了しました。
会議が終わり、ニュンベル公爵に疑問をぶつけます
会議が終わり、話しかけてきたのはニュンベル公爵でした。
ニュンベル公爵「素晴らしいご意見でしたね」
教会を牽制することができたと、シュリーの提案に納得している様子です。
シュリー「そう仰っていただけたら安心ですわ。ハインリッヒ公爵の言った通り、萎縮した皇室を対外的に見せるのは危険なことですから」
ニュンベル公爵「でも基本的に貴族たちは免税対象ですので・・・あんな方法思いつく人は誰もいないでしょうね」
貴族は、自ら選んで聖誕祭の金を出す考えすらないのです。
シュリー「・・・シュヴァイク伯爵が同調してくださったことが奇跡ですね」
とにかく、最も若いシュリーが宣言したことによって、対面を重視する他の貴族たちも加勢してくれるだろうから心配はいらないとニュンベル公爵。
シュリー「ニュンベル公爵様、あの・・・教会が聖誕祭から手を引くと言い出した理由はご存知ですか?」
前回の会議で見たように、聖誕祭を誰よりも重要視しているのは教皇庁なのに、この時期に予算を他に回すと言い出すなんて何か意図があると考えたのです。
これはただの杞憂なのだろうか・・・?
ニュンベル公爵「市民たちの生活がより厳しくなっていることは事実です。夫人がそんなことまで気にされる必要はないと思いますが」
それよりもこどもたちの聖誕祭の贈り物はもう決めましたか?とニュンベル公爵。
シュリーはそれなりに、子供たちが喜びそうなものは決まっていると伝えました。
すすろ「やはり剣ですか・・・」と、自分の息子もそうだとニュンベル公爵は呆れた様子で話しました。
シュリーも同じく剣で考えていたようで、エリアスには他のものを上げなければならないかも・・・とすこし困った様子です。
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リシュリュー枢機卿はシュリーを疑っている?
心配しなくてもいい。
そうニュンベル公爵に言われましたが、過去とは違う未来を作りたいと考えているシュリー。
ちょうど今の時期に起きた「民衆の声」。
増税に耐えかねた民衆たちが暴動を起こしたのです。
シュリー(今日の会議は一時しのぎにすぎない)
ですがこのまま努力を続ければ、あの暴動を防ぐことができるかもしれないと考えているのです。
すると一匹のカラスが、急にシュリーの目の前を飛んできました。
びっくりするシュリーでしたが、目の前にリシュリュー枢機卿がいるのを見つけます。
シュリー「リシュリュー枢機卿様・・・?」
リシュリュー枢機卿「・・・今日の決定・・・無理があるのではないでしょうか」
帝国最高の大富豪であるとはいえ、意見を非難しに来たのかとシュリーは牽制します。
そうではないと答えるリシュリュー枢機卿。
シュリー「教会が好ましく思ってないことはよくわかっています。黄金の獅子はどのような制圧も受けずそして何よりも、私は自分の理性と経験により考え行動しています」
判断を覆すつもりはないときっぱり話します。
リシュリュー枢機卿「それですよ。たった16歳の少女が持つその確信」
そう言いながらシュリーに近づいてきます。
シュリー「・・・何のお話でしょう?」
リシュリュー枢機卿「余計なことをいわなければ、貴族席は市民たちから予算を取っていたはず。暴動の可能性?そんなものはわずかな疑問と不安にすぎない。でもあなたは確信していました」
貴族と皇室、祭司に向かって彼らが刃を振るうことを知っていたんだと、シュリーは問い詰められました。
その確信の根拠がなんなのか・・・。
疑問に思わずにはいられないと、リシュリュー枢機卿はシュリーを見つめるのです。
そしてシュリーの横を通り過ぎ・・・
リシュリュー枢機卿「・・・皇太子殿下が、頻繁にノイヴァンシュタイン家を訪問されていると聞きました。我々は神に見守られている。一点の恥も作ることは許されません」
政治よりもご自身の行いを悩まれるべき時だと、シュリーのに告げました。
シュリーは急いで振り返り、リシュリュー枢機卿を見ようとしましたが・・・
彼はもうその場にはいなかったのです。
シュリーは気持ちを落ち着かせます
帝国でもっとも神聖な場所である皇室礼拝堂。
シュリー(少し落ち着いたわ。よかった・・・あんな気分のまま家に戻りたくなかったから)
神官のせいで不快な気分になったのに、それを解消するために礼拝堂を訪れるなんて少し矛盾しているようだとわかっていますが・・・。
あの人が何が気に入らないのか、わからないのです。
殿下の事に対しでも、悩んでいるのはシュリーの方です。
子供の頃、こんなふうに心が乱れるときはお祈りをしていました。
食事の前やベッドに入るときも。
この習慣が薄れたのは、ノイヴァンシュタインの屋敷で暮らし始めてからです。
ジェレミーとエリアスが喧嘩中に、「神」を口に出すことを思い出しました。
帝国民であれば誰しもが信者ではありますが、子供たちを見る限りでは・・・信仰とは程遠い気がするのです。
権能を称えないヨハネスの方針の為、屋敷内が比較的自由な雰囲気になったのでしょう。
シュリー(誰かいる)
祭壇の前に座り込んでいる人がいることに気づきました。
シュリー(・・・何をしているのかしら?)
祭壇の方に近づいて行くと、そこにいたのはノラです。
シュリー「!ノラ?やっぱりノラね?」
彼は体をぴくっと動かしました。
シュリー「どうして皇宮にいるの?お父上についてきたの?」
そう質問しただけなのに、ノラは涙を流したのです。
まさかの状況に焦り始めるシュリー。
シュリー「ノ・・・ノラ!?どうしたの?もしかして体調でも・・・」
ですがノラは、シュリーの名前を呼びながら涙を流し続けるのです。
シュリー「・・・大丈夫よノラ。・・・大丈夫」
シュリーはノラを、優しく抱きしめました。
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ある継母のメルヘン【第34話】の感想
リシュリュー枢機卿はシュリーがやっぱり嫌いな様子。
デオバルトの件も、シュリーのせいだと思っているのでしょうね。
むしろ迷惑なくらいなのに・・・。
それ以上に、ノラの件が深刻だと感じてきました。
デオバルトも関係しており、ノラが追い詰められている。
まだ詳しい状況はわかりませんが、彼を救えるのはシュリーだけでしょう。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のある継母のメルヘン【第34話】のネタバレをご紹介しました。
ある継母のメルヘンはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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