ピッコまで配信中の「ある継母のメルヘン」は、ORKA先生、Spice&Kitty先生の作品です。
若くして4人の子供たちの継母となったシュリー・フォン・ノイヴァンシュタイン侯爵夫人。
沢山の別名をつけられてきた彼女ですが、誰に何と言われようと子供たちと家を守っていくことが大切でした。
無事に長男であるジェレミーの結婚が決まるのですが、結婚式には呼んでくれない様で・・・。
そのことをきっかけにシュリーは動き出したのですが・・思わぬ事故で目を覚ますとそこは侯爵邸の部屋だったのです!
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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ある継母のメルヘン【第27話】のあらすじ・ネタバレ
ジェレミーの熱はまだ引きませんが、峠は越えたので少しずつ回復するだろうとお医者様に言われました。
ですがまだうなされているジェレミーは、もう苦しめないでくれと神様に言うようにシュリーにお願いします。
自分にそんな能力があればどれだけいいかしら・・・と思わず返すシュリー。
シュリー(もしも神様に会えたなら、むしろ私が質問攻めしてしまうかもしれないわね)
新しい機会を下さったこと、屋敷を離れた後皆がどうなったかなど気になることは沢山です。
すると侍女の一人が部屋を訪れ、これからは私達が看病すると声をかけてくれました。
熱にさえ気を付けていれば大丈夫だと伝え、ジェレミーの昼食は部屋に運ぶようにお願いします。
お見舞いの品
ノイヴァンシュタイン家に届くお見舞いの贈り物の数々。
確認しても確認しても減ることはなく、シュリーは確認に追われています。
その中で一つ気になったのはチュートン文字で、異国の薬まで送ってくださるなんて・・・と驚きます。
病を気遣う手紙に、さまざまな助言が書かれた推薦書。
その中には、ニュンベル夫人からの手紙と贈り物もありました。
その贈り物は「ケシの実キャンディー」で、一日に一粒もしくは粉末にして服用と書かれています。
さっそくジェレミーに飲ませようと、ニュンベル夫人へとお礼の気持ちを口に出しました。
慰めというものは時に、神よりも人間から与えられると実感するのです。
やはりお礼をかねて一度伺おうと心に決めたところで、部屋のドアのノックが鳴り慌てて人が入ってきました。
「奥様・・・今すぐ来ていただけますか・・・!!!」
あまりの急なことで驚いて部屋の外に出ると、屋敷の外には馬車や護衛、沢山の贈り物。
皇太子殿下が来てくれていたのです。
ジェレミーの部屋に向かいながら、本当は早く見舞いに来たかったけど、父と協会の許可が下りなかったと話す皇太子のテオバルト。
はしかには以前かかったことがあるそうで、大丈夫だと言います。
これでもし移りでもしたら大変なことになってしまうと、シュリーはハラハラしています。
シュリー「ジェレミーはまだ治っていないため、お見苦しい姿ですがお許しください」
部屋に命に到着し、今の状況を伝えます。
テオバルト「もちろんですよ。あの血気盛んなジェレミーが病にやられて大人しくしている姿が気になりますね」
そう微笑みながら部屋に入るのです。
ちょうど食事中だったジェレミーは、まさかのお見舞いに驚きます。
なかなか大変だったみたいだなと笑いながら近づいてくるテオバルトに対し、ジェレミーは皇太子の仕事は暇なんですねと冷たく返します。
テオバルト「早く治して狐狩りに行こう」
ジェレミーはもうそんな時期かと思いだしたかのように言いました。
テオバルト「君がずっと寝込んでいたからお母上までやつれてしまわれたようじゃないか!この親不孝者!」
やつれたかな・・・と不思議そうにするシュリーを気にすることなく、ジェレミーは自分程できた息子はいないと明るく返しました。
2人のやり取りを見ていたシュリーは、ジェレミーに元気が出たみたいでよかったとほっとするのです。
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久しぶりのゆっくりとした時間
レイチェル「テストで満点だったの!レオンの負け~!!」
自分だって満点だったのになぜ負けなのか!?とレオンは驚いています。
レイチェルの言い分によると、レオンはいつも満点だから今日は私の勝ちだとなんとも不公平な言い分です。
エリアスも作文がよくかけていると褒められたそうで、シュリーもすごいと声をかけました。
子供たちの相手をしたいところですが、皇太子殿下が来ている為に相手をするのはどうか・・・と部屋の中をチラ見しました。
するとその視線に気づいたテオバルトは、ジェスチャーでここは自分に任せて子供たちと遊んでくださいと言ってくれたのです。
まさかの優しさに嬉しくなるシュリー。
シュリー「皆、皇太子殿下にご挨拶差し上げて。一階で一緒に過ごしましょう、いいわね」
皇太子殿下がいると聞いたレイチェルのレオンは一気に表情が変わり、元気な声で挨拶をしました。
そして慌ただしく一階へと向かうのです。
皆でお茶をするのか?お菓子も食べるの?と双子は楽しそうにしています。
レイチェル「ママと一緒だから嬉しい」
シュリーと手を繋いでいるレイチェルは、今日はジェレミーではなく自分たちといてくれているから嬉しいと、素直に気持ちを口に出したのです。
ふと、この小さな手を最後に握ったのがいつだったかと考えました。
目が回るほど忙しかった招宴の準備、その後もシュリーの頭の中はジェレミーの心配でいっぱいでした。
他の子供たちはどれだけ不安だっただろうか・・・。
今日、ジェレミーの明るい笑顔を見れていなかったら、こんな風にゆっくりした時間をすごすことなんて考えることはなかったでしょう。
そして皇太子殿下がこんなに優しい方だと知らずにいたことが申し訳なくなる・・・と、ご厚意を有難く感じるのです。
夕方になりもう少しで日が暮れてしまうとシュリーはジェレミーの部屋に向かいました。
シュリー「失礼いたします殿下・・・」
すると部屋では、ジェレミーにかぶさるようにテオバルトも一緒に眠ってしまっているのです。
ジェレミーもテオバルトも、幼いころに母親と死に別れ、それぞれ帝国と名門家の後継者で共通点も多いのです。
こんな風に親しくなるのも無理はないと、二人の姿をみて実感します。
テオバルトはやっぱり皇室では、寂しい思いをしていたのだろうか・・・。
シュリー(そういえば、ノラ公子はどうしてるのかしら?)
ふと考えていると、テオバルトが少し動きました。
こうして眠っている姿を見ると、まるで小さな子供みたいだとシュリーは微笑みます。
シュリー「二人とも毎日お疲れ様、今は少しだけゆっくりお休みなさい」
二人に優しく毛布をかけました。
草花がベッドを包み込んで
羊たちももう夢の中
夜のフクロウは優しく歌う
おやすみなさい私の可愛い子
天使に守られながら
おやすみなさい、楽園の甘い夢の中で
おやすみなさい、私の子・・・
そしてテオバルトが帰った後、あのケシの実のキャンディーが全てないことに気づきます。
これを食べて寝てしまったんだと、シュリーは驚くのです。
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ある継母のメルヘン【第27話】の感想
皇太子がどういう人なのかよくわかりませんが、今のところ悪い人ではなさそうな気がします。
どちらにせよ、ジェレミーにとって必要な人だということには変わりないでしょう。
ちらっと出てきたノラですが、何も問題がないといいのですが・・・。
あの時の叩かれていた(?)状況が気になります。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のある継母のメルヘン【第27話】のネタバレをご紹介しました。
ある継母のメルヘンはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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