ピッコまで配信中の「ある継母のメルヘン」は、ORKA先生、Spice&Kitty先生の作品です。
若くして4人の子供たちの継母となったシュリー・フォン・ノイヴァンシュタイン侯爵夫人。
沢山の別名をつけられてきた彼女ですが、誰に何と言われようと子供たちと家を守っていくことが大切でした。
無事に長男であるジェレミーの結婚が決まるのですが、結婚式には呼んでくれない様で・・・。
そのことをきっかけにシュリーは動き出したのですが・・思わぬ事故で目を覚ますとそこは侯爵邸の部屋だったのです!
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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ある継母のメルヘン【第24話】のあらすじ・ネタバレ
「病気になって頭までおかしくなったんだってさ」
「うちの父親もそう言ってた。一体どこが偉い貴族なんだ?」
二人の男の子がそんな話をしています。
「侯爵夫人だっておかしいよね。歳だって俺たちとほとんど変わらないじゃないか」
「あの黄色頭はやたら威張り散らしてるけど」
そんな話は、ジェレミーとノラに聞こえています。
一人の男の子が、「やっぱり、夫がすぐに死ぬことをわかってたんだよ」と言い、さらにだからあんな年寄りと結婚したんだとこそっと話します。
そして一瞬のことでした、ジェレミーがその二人の男の子たちにつかみかかったのです。
ノラと一緒に・・・。
ジェレミーと父
まだ幼かったころ。
ジェレミーは馬車が屋敷に到着したことがわかると、全力で走って向かいました。
ヨハンが帰ってきており、メイドたちは奥様がお会いできずに残念だと伝えるよう仰っていたことをまず話しています。
今回の出張は長かったから積もる話もあっただろう・・・、そして執事のロベルトに報告をするようお願いしました。
そんな忙しそうな父の元へと駆けつけたジェレミーは、もう少しだけ待っていてくれと言いながら頭をなでられて、嬉しそうな顔をしています。
ヨハンの仕事が落ち着き、ジェレミーと一緒に庭を歩いています。
師匠として新しく来た皇室騎士どうだと聞くヨハン。
ジェレミーが強いですとだけ答えると、元々いた騎士のアルベルンとエヴァレットはとても実力のある剣士だが、皇室騎士からはまた違ったことが学べるだろうと、教えられることをよく聞くようにジェレミーに伝えます。
エリアスは母について行ったようで、双子ばかり連れて行ってズルいとダダをこねて連れて行ってもらっているようです。
母のエリーチェは、平野を駆ける姿が最も光輝く人だったと話すヨハン。
どこまでも広がる草原の中で、馬の上に乗ってこそ息をすることができるのだと言っていたのだそうです。
ですが帝国領土の戦争がその光を奪ってしまいます。
だから遠いところで過ごす彼女を恨まないでおくれ、とジェレミーにお願いしました。
ジェレミー「・・・前にアルベルンが・・・僕の剣の才能は母上の血筋を受け継いだものだと言っていました」
ヨハン「そうだ、ライヒ家は誇り高き武人の家門だからな」
だからといってジェレミーも必ず騎士にならなければいけないわけではいと続けるヨハン。
ジェレミーは父のように沢山のことをやり遂げるのは難しいけれど、剣は好きだから皇室騎士団に入って、母とエリアス、レイチェルとレオンを守れるようになりたいと気持ちを伝えます。
ヨハン「お前の事を誇らしくおもうよ、ジェレミー」
するとジェレミーは恥ずかしそうに、嬉しそうに微笑むのです。
そして冒頭の、パーティーでの男の子二人のひそひそ話へと戻ります。
掴みかかったジェレミーを、エリアスが止めているのです。
さらにはレイチェルとレオンも、ママが騒いじゃダメだって言ってたと、止めるのに加わっているのです。
黙っていたノラまで、突っかかられる始末。
その場に駆けつけたシュリーは、ニュンベル公子であるノラが相手じゃないことを疑問に思いました。
シュリー(それにエリアスがジェレミーに加勢せずに、むしろ必死に止めようとしているということは・・・!)
ジェレミーが本気で怒ったんだと、この場を理解しました。
そして何の騒ぎだと駆けつけたのはニュンベル公爵夫妻。
男の子たちは顔を殴られており、けがをしています。
すると父親が・・・
「よくぞ聞いてくださいました!!ささいな言いがかりをつけられたからといって、うちの息子に襲い掛かってこんなひどい怪我を負わせるなんて!!」
そしてこの不始末をどう謝罪するつもりだと、シュリーに大声で問いました。
「ささいな言いがかい」という言葉が気になったシュリー。
ニュンベル公爵「ノラ!一体何があったのか説明しなさい!!」
ノラは心当たりがある様ですが、何も言わずにうつむきます。
そんな彼の姿を見て何か言いたげなニュンベル公爵ですが、夫人が止めました。
シュリー「公爵様、子供たちの争いに当惑されるお気持ちはわかります。でもこの部屋で怒ったことは少し複雑であるように思えます。なので私にも一つ質問させてください」
「うちの子が手を出すきっかけとなった”ささいな言いがかり”、それが一体どんな内容だったかを、どうか皆さまの前で堂々と答えてくれませんか?」
明らかに困った様子の親子。
それを聞いたうえで明らかにジェレミーに非があるのであれば、お望み通り丁寧に謝罪させて頂くとシュリーは付け加えました。
今日の様な日にジェレミーが怒りを爆発させる理由と言えばただ一つ。
困った様に辺りを見回している誰もがタダの興味本位で、シュリーとヨハネスを嘲笑ったためであると推測しています。
だから親子に、こう訊いたところで答えられるはずはありません。
誰だって黄金の獅子を敵に回したくはないでしょうから。
もちろん18歳のジェレミーであれば我慢していたかもしれません。
でも一人で耐えて耐え抜いて、心の中に残ってしまうことがあるようにはしたくないのです。
シュリー「・・・皆様、静かになられた様子を見るにこれ以上の言葉は必要ないようですね。一家を率いるには若すぎる歳ではありますが、私は耳を塞いで黙って立っているだけのかかし人形ではありません」
どうかお子様方とともにお引き取り下さいと告げているところ、別の部屋では女性が夫人にこのことを伝えに行っています。
シュリー「私の屋敷で、私の家族を侮辱されることは我慢なりません。・・・謝罪の手紙は、お送りいただかなくても結構ですわ」
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シュリーの考え
一波乱終わり、急激な疲労感に襲われるシュリー。
パーティーは再開されてこのままいけば最後まで予定通り順調に進むはずだと確信はしています。
ですが、どこか慌てて帰って行った様子のニュンベル公爵が気になって仕方がないのです。
そう考え事をするシュリーのもとに、エリアスが駆けつけます。
エリアス「兄貴を探してんだろ?二階のテラスにいたぜ」
すると彼は、自分が外の風にあたって頭でも冷やしてこいと言ったんだ!と自慢気に話しているのです。
ちなみにレイチェルとレオンの配置すらも教えてくれる完璧さ。
シュリーは頼りになるわね~とエリアスを褒めながら、ジェレミーのところへ向かいました。
テラスにいるジェレミーに声をかけるシュリー。
考え事をしていたのか?と聞くと、エリアスに閉じ込められていたんだと答えます。
シュリー「二階で喧嘩が起こったって聞いたときは、てっきりあなたがニュンベル公子と争っているのかと思ったわ」
ジェレミー「あいつ・・・途中で加わってきてはじめはボケっと突っ立っていたのに」
味方というほどではないが、ジェレミーのほうについてくれたのだそうです。
少しの沈黙の後に、どんな気持ちで令息たちにつかみかかったのかわかると理解を示すシュリー。
シュリー「でもそんな小さな波紋が、時にはとても大きな波となって返ってくることがあるの」
だから一つだけ約束してちょうだい、これからは拳の代わりに・・・と話し、ジェレミーの手を握ったところで、言葉が出てこなくなりました。
シュリー「ちょっと!何なのこの手の冷たさ!まるで氷みたいじゃない!!」
いったいいつから外にいたんだ!?という問いに、ジェレミーはだから閉じ込められてたんだと震えながら説明しました。
とりあえず中に入ろうと、シュリーは震えているジェレミーを中に居れました。
すると外のどこかから声が聞こえてくるのです。
気になって外の方を振り返ると、バシッと何かを叩くような音が聞こえてきました。
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ある継母のメルヘン【第24話】の感想
ジェレミーの気持ち、過去からの彼。
そりゃ怒るのも無理はありません。
シュリーだけならまだしも、父親の事まで悪く言われたのですから。
ですがこの人達は、もう何も言えなくなったでしょう。
ただこの出来事を夫人に伝えに行ったことで、シュリーに何も起きないといいのですが・・・。
外から聞こえてきた声、ニュンベル公爵夫妻では?と思いました。
ノラは少し、公爵に縛られている気がするので・・・、だからあんなに反発したのかと。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のある継母のメルヘン【第24話】のネタバレをご紹介しました。
ある継母のメルヘンはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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