ピッコまで配信中の「ある継母のメルヘン」は、ORKA先生、Spice&Kitty先生の作品です。
若くして4人の子供たちの継母となったシュリー・フォン・ノイヴァンシュタイン侯爵夫人。
沢山の別名をつけられてきた彼女ですが、誰に何と言われようと子供たちと家を守っていくことが大切でした。
無事に長男であるジェレミーの結婚が決まるのですが、結婚式には呼んでくれない様で・・・。
そのことをきっかけにシュリーは動き出したのですが・・思わぬ事故で目を覚ますとそこは侯爵邸の部屋だったのです!
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
\ 全話更新中! /
ある継母のメルヘン【第13話】のあらすじ・ネタバレ
馬車に乗って、ノイヴァンシュタイン家から帰るルクレツィアとヴァレンティノ。
その表情はとても暗いもので、目もうつろです。
ルクレツィアは以前、兄であるミュラーに言われたことを思いだしています。
ミュラーはなんのつもりだと、ルクレツィアを怒鳴りつけましたが、彼女は突拍子もなくなんなのだ?と不満そうでした。
ミュラー「ヴァレンティノがエリアスに剣術を教えるだと!?しかも自らそんな提案をするなんて!」
そんなことルクレツィアが手を回さない限りあり得ないと言います。
ですがルクレツィアは、先に言い出したのは末の兄の方なのに人聞きの悪いとかわしました。
ルクレツィア「でも・・・同じノイヴァンシュタインとはいえ、私達の勢力は本家には劣る。本当にこのままおとなしく諦めるつもり?」
ミュラーは相手であるシュリーは、一歩下がって協力的な姿勢を見せていると主張し、時間をかけて丸め込めばいいのにと計画との考えの違いを話します。
今すぐには目立ちすぎること、明らかになった遺言書の内容の事もあるのでうかつには動けないというのが彼の主張です。
ミュラー「・・・くそっ!いっそジェレミーの手に渡っていた方がよかったものを・・・!」
そう言いながら彼は立ち去りました。
ですがルクレツィアは納得しておらず、どちらにしても口出しが可能だったかどうかはわからないのです。
そう思っていましたが、兄が助けてくれていればこんなことにはならなかったのに・・・と怒りの矛先はミュラーへと移っています。
全く役に立たない兄たちだ。
すると急に、ヴァレンティノが叫びます。
ヴァレンティノ「あああっ!これからどうするんだよ!!」
急な大声にビックリするルクレツィアですが、彼は何もかもうまくいくと言われたことで大金を借りて全部使ってしまったんだと怒ります。
失敗したのはルクレツィアの計画が悪かったからだと文句を言うと、彼女も黙ってはいません。
ルクレツィア「あの継母のせいだと思われるように仕向けようと言ったのに、やりすぎたのはお兄様じゃない!!」
社交界に噂を広げる時間も稼げなかったのは、ヴァレンティノのせいだと主張。
するとヴァレンティノはそんなことどうでもいいと言い、しばらくはルクレツィアの世話になるから市街地に行く必要はないと、自分の責任はないというような様子。
ヴァレンティノ「お前の家で過ごしながらゆっくり次の計画を・・・」
何を思ったのか、ルクレツィアはいきなり馬車からヴァレンティノを蹴りだしました。
ルクレツィア「ゴロツキならゴロツキ、騎士なら騎士。2兎を追うものは1兎をも得ずというでしょう」
さらに手助けが必要なのであれば、この近くにショルツ子爵夫人が住んでいるから、自分の名前を出せば馬車を貸してくれると笑顔です。
そしてヴァレンティノはそのままその場に置いて行かれてしまいました。
シュリーと執事、そして子供たち
グウェンはシュリーに、指示通りにマダム・ルアゼルをはじめとした今回の件に加担した使用人は全て屋敷を去ったことを報告します。
急に人が減ってしまい大変だが、しばらくの間は頑張ってほしいとシュリーは伝えます。
そして議会に出席する際のお召し物も用意してくれているようで、明日の朝に確認するとシュリーは言いました。
ここでどこからか、ドタンバタンと大きな音が聞こえてきたのです。
「ママ!ママー!!」
やってきたのはレオンとエリアス、そしてレイチェル。
レオンはエリアスとが自分の飴を食べてしまったと、泣きながら助けを求めてきます。
エリアスに弟の物を勝手に取るなんて・・・と言っている途中で、こんな夜遅くに飴を食べていたことに驚きます。
さらに現れたのはジェレミーで、エリアスに自分の剣で遊ぶなと言っただろうと怒っています。
俺じゃないというエリアスの近くで、怪しいレイチェル。
ですがジェレミーは信じておらず、剣をエリアス以外の誰が触るんだと怒り心頭です。
レイチェル「ママ~、ジェレミー兄様がエリアス兄様をいじめて、エリアス兄様がレオンをいじめてる~」
しれっとした態度をしていますが、この4人のやり取りはとても賑やかに見えるのです。
そんな子供たちをなだめるシュリーを、グウェンとロベルトは影ながら見守っていました。
スポンサードリンク
グウェン
執事のロベルトと一緒にいるとき、グウェンは大勢の人が出て行ってしまったことを話しています。
名の知れた名家である分給与が高額な為、人員の補充は難しくはないのですが、こんなこと二度と起こらないようにしなければと考えているのです。
信頼のおける者たちで使用人を揃えるのも、重要な仕事になるであろうとロベルトは言います。
グウェン少し考えて話し始めました。
グウェン「私がこのノイヴァンシュタインの屋敷で生まれ育って・・・若くしてメイドになった時」
その時、裏ではあることないこといろいろと囁かれていました。
今のシュリーと同じ、似たような寂しさを感じていたような気がするのです。
そんなことがあったのか!?とその当時も執事長を行っていたロベルトは驚きます。
グウェン「もちろん、奥様の方がはるかに辛い状況でいらっしゃいますけど・・・」
だからこそ、幼いシュリーが来たときに困惑もしたのですが・・・・。
何よりも困っているシュリーの気持ちがよくわかるからと、少しでも力になって差し上げたいと思っていたのです。
問題が起きたとき、「ここにいる人たちは、私がこの屋敷で最も信頼を置いている主任者たち」とシュリーが言ってくれたことが本当に嬉しかったのだと、グウェンは話します。
結果お叱りを受けてしまいましたが、ロベルトも本当にいろいろなことを考えさせられる一日だったと続けます。
ロベルト「私としても、奥様が前よりも我々を頼ってくださっている様で嬉しく思いますが、何よりも大人たちの過ちのせいでお嬢様と坊ちゃんそして奥様が、心に傷を負うことが無くてよかったと思います」
しっかりとその言葉をかみしめるグウェン。
大人たちは慌ててばかりの一日でしたが、本当に明日からは忙しくなるから頑張りましょうと、気持ちを前に進めます。
ある人のもとに、ノイヴァンシュタイン侯爵生前からいた者達も大勢クビになってしまったことが報告されています。
反感を持つ者はいるのか?との問いを投げかけ、それは少し調べてみないとわからないとの話です。
そしてこれからは、ノイヴァンシュタイン侯爵夫人の一挙手一投足を全て報告してもらうとその男性(?)は言うのです。
「監視を続けるように」
\ 全話更新中! /
ある継母のメルヘン【第13話】の感想
一気になついた子供たち、そして本当のグウェンの気持ち。
いろいろなことがわかった回でした。
ただ、ルクレツィアはまだあきらめてなさそうでしぶといですよね・・・。
今後どのような問題を吹っかけてくるのかわかりませんが、それ以上になにか怪しい人の動きが見えました。
明らかにシュリーを狙っているものですので、うまく潜り抜けることができればいいのですが・・・。
まとめ
以上、ピッコマで配信中のある継母のメルヘン【第13話】のネタバレをご紹介しました。
ある継母のメルヘンはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
ですが、人気が出れば電子書籍化されるので、みんなで応援していきましょう!
おすすめの電子書籍はU-NEXTというサービスです。
U-NEXTは月額料金が31日間無料&登録時に600P付与!お好きな漫画を無料&お得に読めるサービスです。
映画・ドラマ・アニメの動画見放題もあるので、無料期間を存分にお楽しみいただけますよ!
無料漫画もたくさんありますので、まずは無料期間からお試しください!