ピッコまで配信中の「ある継母のメルヘン」は、ORKA先生、Spice&Kitty先生の作品です。
若くして4人の子供たちの継母となったシュリー・フォン・ノイヴァンシュタイン侯爵夫人。
沢山の別名をつけられてきた彼女ですが、誰に何と言われようと子供たちと家を守っていくことが大切でした。
無事に長男であるジェレミーの結婚が決まるのですが、結婚式には呼んでくれない様で・・・。
そのことをきっかけにシュリーは動き出したのですが・・思わぬ事故で目を覚ますとそこは侯爵邸の部屋だったのです!
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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ある継母のメルヘン【第29話】のあらすじ・ネタバレ
ニュンベル夫人はシュリーにノラと話をしてみてほしいと思い、今回招待したんだと告白しました。
ニュンベル夫人「母である私にももうずいぶんと長いこと心を閉ざしていまして」
「誰とも親しく付き合おうとしない上に」
「全寮制の学校へ行かせても、家庭教師をつけても効果はありませんでした…」
「日が経つにつれてあの子の反応はひどくなって」
「私どころか夫のアルブレヒトさえもあの子を止めることはできないのです」
「でもこの前の追悼招宴で」
「夫人とお子様方の絆を目にしました」
「あの仲睦まじさはきっと互いを深く理解しているためでしょう」
それからニュンベル夫人は、週2〜3日、もちろん短い時間でも構わないので、ノラをノイヴァンシュタイン家で過ごさせてほしいとお願いしたのです。
家ではシュリーと過ごしても、子どもたちと過ごしても良いので、良い母であり同じ年頃のシュリーにであれば心を開いてくれるのではないかと考えているようです。
シュリー(これは…全く予想していなかった)
(ここまで切羽詰まった頼み事なんてーー…)
(すぐに受け入れるのは少し難しい…)
自宅に戻れば、四人の子供たちのことで正直いっぱいいっぱいな部分もあり、簡単には受け入れられないのです。
そこにまたノラが黙って出かけていたらしく、執事の男性に怒られている声が聞こえて来ます。
シュリーに挨拶もなく、階段を登っていきます。
シュリー「ご機嫌よう公子」
「久しぶりにお会いできたというのにお顔も見せてくださらないのですか?」
ノラ「ーー…また俺の話は聞こうともしないんですね」
「もううんざりだ!」
シュリーの登場によって、ノラはまた心を閉ざしてしまったようで、部屋に籠ってしまったのです。
執事やメイドたちもこのどうしようもない空気に、絶望しています。
なんとも言えない時間が流れる中、シュリーは覚悟を決めました。
シュリー「…話はしてみましょう」
「ただし公子の反応を見るに」
「慣れないうちの屋敷よりはここで会う方が良いのではないかと思います」
「明日、またお伺いさせていただいてもよろしいですか?」
ニュンベル夫人は涙を流しながら、何度も何度もお礼を伝えるのでした。
この問題がシュリーに及ぼす影響について考える
帰りの馬車の中、この難しい問題を承諾してしまったことを思い出していました。
ニュンベル夫人は初日だけでもと言って、明日ノイヴァンシュタイン家にノラを向かわせると言っていたのを思い出すのです。
すでに四人のライオンたちだけでも手に余るというのにという現実が頭をよぎり、頭痛が…
前世では王子様のような素敵な青年と薔薇色の恋を期待していただけに、他人の子供の面倒を見る運命に泣けてきます。
しかし無意味な決定ではないはずとポジティブに考えて、気持ちを切り替えるのです。
シュリー(ヨハネスが亡くなってニュンベル家門との関係が疎遠になるところを懸念していたところだった)
(家風を受け継ぎ騎士になることを拒んだアルブレヒト公爵が、政治と外交の世界に飛び込んで活躍し、一族から皇后陛下まで輩出した今)
(家門の優位をつけるとしたら、明らかにーー)
(とにかく公爵夫人が社交界の集まりを避けているという話まで出回っている時に)
(その手を取らないのは大きな損だ)
(でも公子と出会って間もない私が)
(何かを変えることなんてできるのかしら…)
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屋敷を訪ねて来たのは…!?
翌日、いつものように喧嘩しながらシュレミーとエリアスが出て来ました。
シュレミーの体調もすっかり良くなり、皇太子殿下と一緒に狩りに出かけるようです。
誰が一番多く捕まえられるかなんてケンカしているので、おしゃべりしている間に動物たちが逃げちゃうと冗談を言いながら三人を見送りました。
それからレオンとレイチェルはシエスタに任せて、シュリーはノラの到着を待っています。
何の話から始めようかとか、茶菓子は好きかなんて考えていると、ロベルトがやって来ました。
公子が到着したのだろうと、部屋へ通すよう声を掛けるシュリー。
しかしロベルトがここへやって来たのは、別の理由だったのです。
ロベルト「今…外に」
「アグファ子爵夫人と、アグファ小子爵と名乗る者達が来ておりまして」
「奥様にお会いしたいと、申しております」
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ある継母のメルヘン【第29話】の感想
ニュンベル夫人のお願いがあまりに衝撃的なもので、シュリーも困惑していました。
正直なところ四人の子供達のことで、日々苦労しておりそんな余裕はありません。
しかしもうこれ以上どうすることもできないのであろう夫人のことを思うと受け入れざるを得ないのでした。
シュリーは優しいので断ることもできずに、受け入れる流れとなりましたが、果たしてうまくいくのでしょうか?
そもそも今日やってくるとも思えないのですが…
とは言っても今は待つことしかできず、何を話そうかなんて考えていたシュリーですが、母と兄が訪ねてくるという急展開!
この二人がきたという事はどうせ悪い話なのだろうなという気しかしないですね。
シュリーが無事に二人の対応ができますように…
まとめ
以上、ピッコマで配信中のある継母のメルヘン【第29話】のネタバレをご紹介しました。
ある継母のメルヘンはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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