ピッコまで配信中の悪女は砂時計をひっくり返すは、 Antstudio・SANSOBE先生の作品です。
売春婦だった母が伯爵と結婚し貴族の一員となり生活が一変した「アリア」。
妹の「ミエール」によって母が殺され…
自分も殺されかけたが、死の直前に砂時計のおかげで過去へと戻ることができた・・・!
「アリア」は妹を超える悪女になって「ミエール」に復讐することを決意したがーー!
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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悪女は砂時計をひっくり返す【第9話】のあらすじ・ネタバレ
アリアから何か任務を与えられたジョンは、夜の街をトボトボ歩いています。
ジョン「はぁ…このままじゃダメだ…」
「ダメだ…このまま戻ったら…」
頬は赤く染まり、しゃっくりをしているその姿は、どうやら酔っ払っているようです。
ここに至る前、知り合いの男と酒を飲み交わしていたジョン。
なんだか意味深な会話が繰り広げられています。
男「俺は知らないぞ」
ジョン「まだ若いのに計画性のある方じゃないか」
「そんな皇太子が失敗するなんてなにかワケが…」
男「悪いがもう交代の時間だ」
「なぁジョン それ以上関わらないほうがいいと思うぞ」
ジョン「うぅ…お前は優しいなぁ」
「でもこのまま戻ったら俺は殺されるんだよ〜」
アリアの冷たい視線がよぎって、頭を抱えて泣くことしかできないのでした。
手がかりを求めて砂時計を修理した店へ
ジョンはアリアを怒らせないように、必死に手がかりを探していました。
ふとあの砂時計を修理した店が目に止まり、ドアをノックしてみるのです。
店主が顔を出し、中へ招き入れてもらうことに成功しました。
ジョン「あまり警戒するな以前にも来たことがある」
「砂時計を修理しに来たことがあって」
店主はなんともいえない表情ですが、ハハ…と愛想笑いすると、アリアのおかげでチケットを売却し、借金の返済もできたんだと感謝の言葉を伝えました。
ジョンをカウンターまで案内すると、飲み物を差し出しながら、今日はアリアと一緒ではないのかと尋ねます。
それから受け取った飲み物を口にするジョン。
ジョン「ああ 個人的な用だか…」
「ら」
そのまま机に突っ伏して眠ってしまったのです。
罠
ジョンが眠ったことを確認して、男たちがゾロゾロと集まってきました。
なんとこの間の男たちが絡んでいたのです。
仲間の男「ジョンってやつですね」
「以前は共に騎士団で働いていましたが現在はロースチェント伯爵家にいるそうです」
男「ロースチェント…」
「あの少女はミエールと言ったな」
「ルプール子爵のことですっかり忘れていた…」
「ロースチェント伯爵を調査しよう ルプール子爵との関係もな」
そして男は店主に通報料として、報酬を手渡すのでした。
後日…ーー
ジョンからの話にアリアはとても冷たい対応をしています。
しばらく顔も見たくないと、ミエールについているよう指示してしまうのです。
それだけではなく、もし誰かに名前を聞かれた際には”ロースチェント家のお嬢様”とだけ答えるよう念を押して、追い出しました。
アリア(使えない奴…!カジノ近辺まで行ってなんの情報もないってどういうことよ!?)
(つい先日ルプール子爵が捕まったって大騒ぎだったらしいじゃない!)
(ウソついてるのか単なるバカなのか本当ありえない!最低…!)
(もういいわ 必要なくなれば捨てればいいもの)
(ルプール子爵は捕まったから計画通りね)
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アリアは新しい作戦を決行する
外出前のお母様を尋ねたアリアは、家庭教師をつけて欲しいとお願いします。
散々嫌がっていたにも関わらず、突然態度を変えてきたアリアを不思議に思っているようです。
しかしそれ以上は何も追求はせず、アリアがピックアップしてきた候補のメモをチェックします。
アリア(刺繍がちょっと上手いからって社交界では注目されないからね)
(これから少しずつ人脈を広げていくわ)
メモに目を通したお母様は、地位が低くあまり役に立たなそうな人選に、見る目がないと文句を言っています。
しかしアリアは知っているのです。
将来、この人たちの子供が将来爵位が上がることを。
そしてアリアに求婚するものの、伯爵から捨てられたと知ると掌を返したように、つつましそうな夫人のもとへ行かせた息子のいる家系であることを…。
今回のアリアの作戦は、楽に人脈を広げるために息子と必死にくっつけようとする母親を見つけることなのでした。
お母様「この人たち知識が豊富そうには見えないけど…」
アリア「ミエールの家庭教師を共有するわけにはいかないので」
お母様「そっちはレベルが違うからね…わかったわ あなたがいいのならそうしましょう」
アリア(探すのが面倒なんでしょ)
(逆にそれで助かってるけど)
ホワイト子爵家との接触
連絡を受けて一番にやってきたのは、ホワイト子爵家のセリーヌ夫人です。
笑顔で挨拶を交わしますが、内心ホワイト子爵家の息子と出会ったあの日のことが思い出されるのです。
息子「「私はあなたにいいところのご令嬢と結婚してほしいわ」」
アリア「なんの用ですか?」
息子「母上がさ〜いい女見つけろってうるさいんだよね〜」
「だから君とは難しいかも…」
アリア(1人でなに言ってんの)
結婚も考えていなかった男に、突然こんなことを言われてしまい、アリアはこの息子を他の家へと行かせることにしたのでした。
ホワイト夫人は早速授業を開始したのですが、なんと3+1の計算から始まりました。
どこまでバカだと思われているのか、なんともいえない気持ちでいっぱいですが、これもまた笑顔で乗り切ります。
ホワイト夫人「今日初めてお会いしましたが噂は全てウソだったんですね」
「私が力になって差し上げます。信じてください」
アリア「先生にはたくさんお世話になります」
ホワイト夫人「先生だなんて〜 名前で呼んでもいいんですよ!」
アリア「教わる立場なのでそんな…」
サラ先生ほどのレベルではないので、適当に良い子を演じていればなんとかなりそうです。
それよりもアリアが気になったのは、この人たちの猛アピールです。
我が息子をアリアと近づけるため必死なのでしょう。
アリア(まあその調子でアピールしなさい)
(あなた達の息子は女の顔しか見ないアホだからチャンスはないけどね〜)
(私が狙うのはオスカーだけよ)
(ミエールの邪魔がしたいだけだけど 頑張って奪わなきゃ)
(あなたの苦しみは私の喜びになるの!)
サラ先生へのアピールも忘れないアリア
今日はサラ先生に刺繍を学ぶ日です。
サラ先生は、失敗してしまってもなんだか楽しそうなアリアの姿を、見逃すことはありませんでした。
アリアは新しい先生が来たこと、何かを習うことがとても楽しいと感じられたことなどを話してみせます。
アリアのことを聡明で明るいと褒めてくれるサラ先生。
こんなにも良い人だから、無愛想な公爵も惚れたのだろうと納得です。
ただ、ハンカチに”あの模様”を入れた疑惑については残ったままです…
アリア「私はその中でもサラ先生が一番好きです」
サラ先生「嬉しいです〜」
「私もアリアが大好きですよ」
アリア「サラ先生には良い人と出会って幸せになってほしいです」
サラ先生「…ありがとう」
アリア(そして私の力になって…)
(こんなにも利用しやすいとはね…)
(やっぱりサラ先生が一番好き…)
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悪女は砂時計をひっくり返す【第9話】の感想
もう、情報量が多すぎる回でした!
あの男達の罠にハマってしまったジョンですが、果たしてあの男達の招待と目的は何なのでしょう。
皇太子に関わる人物なのかもしれないと思えてきたものの、なぜジョンを眠らせる必要があったのか、謎も残ったままです。
そしてアリアの方はというと、家庭教師を雇うという新しいことを始めました。
将来的に爵位の上がる家をピックアップするなんて、さすがの計画性と腹黒さ…
見事に何名かの夫人達を手のひらで転がしていました。
最もうまく利用できているのはサラ先生ですが。
個人的にはサラ先生が良い人すぎて、利用しないであげてほしいと思ってしまいます。
今後の展開に期待ですね。
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪女は砂時計をひっくり返す【第9話】のネタバレをご紹介しました。
悪女は砂時計をひっくり返すはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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