ピッコマで配信中の悪女は砂時計をひっくり返すは、 Antstudio・SANSOBE先生の作品です。
売春婦だった母が伯爵と結婚し貴族の一員となり生活が一変した「アリア」。
妹の「ミエール」によって母が殺され…
自分も殺されかけたが、死の直前に砂時計のおかげで過去へと戻ることができた・・・！
「アリア」は妹を超える悪女になって「ミエール」に復讐することを決意したがーー！
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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悪女は砂時計をひっくり返す【第46話】のあらすじ・ネタバレ
ビンセント侯爵が値下げを始めたことは、やはり伯爵にも大きな影響があったようです。
食事の席で、伯爵はどうにもならない現状を嘆いています。
これまで皇帝派ではなかったビンセント侯爵が、このような行動に出たからには何かが起こったのだろうとお母様も感じています。
伯爵によれば、カジノの不正が記録された帳簿が皇太子の元へと渡り、中には名指しできない者もいたというのです。
アリア（侯爵家の名前でも載ってるのかしら？）
（今までの皇太子は貴族派の意見に流されるだけのイメージだったけれど）
（今では貴族派が皇太子に操られているのね）
（まさか私の言動が影響してる？）
（それでも私の知り合いで影響力のある人はアースくらい…）
（まさか…）
（アースが皇帝の息子なの！？）
（それなら身分を明かそうとしないことも納得がいく）
アースが皇太子かもしれないという結論に至ったアリア。
ずっと1人の世界で考え事をしていたところに、伯爵からこの状況をどう思うのかと意見を求められてしまいます。
貴族派にできることはないかアドバイスをもらいたいそうですが、どうせミエールの手柄にしてしまう伯爵に協力なんてしても無駄だと分かっています。
そこで話の内容がさっぱりで、何も浮かばないと適当なことを言ってやり過ごすのですが、これがミエールには面白くて仕方がないようです。
ミエール「この話題はお姉さまには早かったみたいですね」
アリア（あ〜…）
（イライラする）
お母様「アリア…顔色が悪いけど大丈夫？」
ミエール「難しい話題を無理に理解しようとして、頭を痛めてしまったのではないですか？」
お母様「アリアは部屋に戻ってなさい」
アリア（このような状況は何度も出くわしてるのに）
（一向に慣れない…）
クリーン男爵夫人の集まりに参加すると…
今日はクリーン男爵夫人の集まりに招待されているアリア。
アニーとジェシーも一段とおしゃれをしています。
残されたベリーには、廊下と階段の掃除をしておくようにとアニーが強い口調で指示し出ていくのですが、アリアはベリーの元気のない返事が少し気になるのです。
クリーン男爵夫人の待つ会場まで向かうと、そこにはボブーン男爵も招待されていました。
まさかクリーン男爵夫人とアリアが知り合いだなんて知らなかった男爵は、状況が理解できていません。
なぜここに来たのかをアリアに聞きたかったようですが、アニーに腕を掴まれて、完全にペースにのまれてしまっています。
アニー「今日は男爵がお好きな、かぼちゃのタルトを作ってきました！」
ボブーン男爵「ありがとうございます。会議のあとにいただきますね」
アニー「会議が早く終わったら劇を観に行きませんか？」
ボブーン男爵（アニーさんは、可愛くて癒されるな〜）
アニー「私は執務室で待ってますね。また後で〜」
ボブーン男爵（ふとアリアお嬢様に一目惚れしてしまったあの頃を思い出した）
（アリアお嬢様は将来どのような方と結婚されるのだろうか？）
（きっとお相手はお嬢様のように聡明で素敵な人だろう）
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予想外の遭遇
残されたボブーン男爵のところに、ピノヌアという人物がやってきました。
なんとピノヌアと呼ばれるその男はアースなのです。
噂で聞いていた印象と違ったので全く気づかなかったと詫びながら、お互いに自己紹介をします。
外に出ることがあまりないのでいろんな噂が飛び交っていると、冗談っぽく笑うピノヌアに、ボブーン男爵はとっさにアリアのことを想像してしまいます。
確かに噂だけで人を判断してはならないと答え談笑しながら、2人は会議室へと歩き始めます。
扉を開けた先にはクリーン男爵夫人の集めた事業家たちが、賑やかに会話を楽しんでいました。
結構な大人数で、アースは去年はこの人たちの存在すら知らなかったと会場内を見渡しながら進んでいきます。
するとその中に、アリアの姿を見つけてしまい、お互いにバッチリ視線が合ってしまうのです。
アリア（えっ？）
アース（なぜ…）
アリア・アース（ここに…？）
お互いに見つめ合ったまま、固まってしまっている2人。
するとアースの隣にいた男が、様子を心配して声をかけるのです。
男「ピノヌアご子息様、どうかなされましたか？」
アリア（ピノヌアご子息って言った今！？）
（どういうこと？アースが…ピノヌア…！？）
お互いに状況を掴めぬ中、始まる会議
アースは、紹介されるがままに自己紹介を行い、会場にいた人々から拍手を浴びています。
アリア（アースがピノヌアだったなんて…）
（ここ最近、会えていなかったのは事業で忙しかったから？）
（一体どういうこと？）
（どうして目も合わせてくれないのよ！？）
やっと分かったアースの招待がピノヌアだなんて、もう怒りがこみ上げて仕方のないアリア。
ついアースのことを睨みつけてしまうのですが、それを感じたアースは思わず視線を避けてしまうのです。
気になってはいたけれど、こんな形でアースの正体を知ることになるなんて…
アリアは到底会議に集中できるはずないのです。
クリーン男爵夫人が次にアリアに自己紹介をお願いするのですが、もうそれどころではありません。
とりあえず名前を言って挨拶すると、噂とのイメージの差なのか会場内が少しざわついています。
アリア「私の場合、投資を受けたわけではないのですが、この度参加させていただくことになりました」
クリーン男爵夫人「伯爵家に招待していただいたときに初めてお嬢様とお話ししたのですが、家門を守ることが妻の役目だなんて言葉にすかさず反論してくださって！」
ボブーン男爵（正体を明かすわけではないのか…）
アース「？」
参加者「旦那のサポートも大事ですけど私たちは事業を続けたいんです！」
クリーン男爵夫人「他人に強要されても困りますわ」
参加者「どなたがそのような発言をされたのですか？」
参加者「奥様方のサポートがあったからこそ、ここまで成長できたというのに」
クリーン男爵夫人「いろんな意見がありますね」
「それでお嬢様にもこの集まりに是非参加していただきたいと思ったんです。それに」
「投資者と同じ発言をされていたんですよ！」
「すごくないですか？」
参加者「それは素晴らしい！」
ボブーン男爵「ゴホッ」
アース（…？この人大丈夫か？）
（ずっとアリアお嬢様の様子を伺っているようだ）
アリア（アース…！どうしてさっきからボブーン男爵のことばかり見てるのよ！）
アースの態度に納得のいかないアリア。
しかし会議も進めていかなければなりません。
そこでまずはピノヌアの意見を聞きたいと、アースに意見を求めてみるのです。
アリア（あなたの計画書は以前見たものと違っていたし）
（内容を読んでみたけれど、抜けている部分が多かった）
（彼はなんと答えるかしら？）
（聞きたいことは他にも山ほどあるから簡潔にお願いね）
アース「それではご説明させていだだきます」
「僕が考えている事業は…」
「”学校”を設立することです」
アリア（えっ？）
（学校…？）
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悪女は砂時計をひっくり返す【第46話】の感想
アースが動いたことで、やはり伯爵家にも影響がではじめていました。
アリアが望んだ展開に近づいてきたんじゃないですか！？
ミエールは相変わらず、小馬鹿にした態度を取っていますが、そんな風にしていられるのも今のうちだけだからと言ってあげたいものです。
クリーン男爵夫人に誘われて、会議に参加したアリアですが、そこで出会ったのはまさかのアース！
しかもアースはピノヌアと名乗っています。
もしかするとアースが皇太子かもしれない！とやっと気づけたにもかかわらず、なんだかとても厄介なことになりましたね。
おそらくこれはレインが手に入れた招待状で、正体を隠して参加しているのだと思うのですが、一気にこじれてしまった感があります。
招待状を譲ってもらったとき、レインはその人物の印象があまり良くないと語っていました。
アリアもピノヌアについて同じように考えていたら、せっかく積み上げてきた信頼が崩れてしまうのではと少し不安です。
もう早くアースには本当のことを話してもらいたいものです。
勝手にヤキモキしています。笑
皇太子であるアースがこうして動いている理由と、最後に語っていた学校設立はつながってくるのかにも注目ですね。
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪女は砂時計をひっくり返す【第46話】のネタバレをご紹介しました。
悪女は砂時計をひっくり返すはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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