ピッコまで配信中の悪女は砂時計をひっくり返すは、 Antstudio・SANSOBE先生の作品です。
売春婦だった母が伯爵と結婚し貴族の一員となり生活が一変した「アリア」。
妹の「ミエール」によって母が殺され…
自分も殺されかけたが、死の直前に砂時計のおかげで過去へと戻ることができた・・・!
「アリア」は妹を超える悪女になって「ミエール」に復讐することを決意したがーー!
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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悪女は砂時計をひっくり返す【第43話】のあらすじ・ネタバレ
アリアはジェシーに今年の誕生日会の話をしています。
前回かなりの小規模で行われたアリアの誕生会ですが、今年はそれよりも少人数で行いたいと言うのです。
ジェシー「ミエールお嬢様のお誕生日には今回公女様も参加されるそうで盛大に祝われるようなのですが…本当に少人数でいいんですか?」
アリア「だから少人数がいいのよ」
「公女が来ると言うことは何か理由があるはずだわ。私はわざわざ目立つようなことはしたくないの」
「それにサラも忙しくてすぐに帰ると言っていたわ」
アリア(サラ…)
(私は彼女を生き残るために利用した)
(余計な感情に振り回されてはいけない)
(私はただ悪女であることを周囲に隠しながら)
(この世界で生きていくの)
誕生日会当日ーー
アリアのもとには匿名でチューリップの花束が贈られただけで、静かに過ぎ去って行きました。
ミエールの誕生日会
アリアの誕生日の後すぐにミエールの誕生会が開かれました。
多くの招待客を招き、今年もかなり盛大に行われています。
招待客の中の女性たちがアリアの方を見て、今年も相変わらずだとか、場違いであることに気づきなさいと悪口を言っているのが聞こえてきます。
アリアの後ろでそれを聞いていたアニーは、非常に苛立っていますが、アリアは1人静かに席についてお茶を飲んでいます。
本当に失礼すぎる女性たちだと、アニーは部屋へ戻っていようと声をかけるのですが、公女が何をするかわからない以上、この場に残るしかないのです。
そこへミエールがオスカーを引き連れ会場へとやってきました。
2人の姿を見て、お似合いだと盛り上がる人々。
オスカーが来ることは分かっていましたが、公爵夫人が来るなんて思ってもみませんでした。
公女「本日はお集まりいただきありがとうございます」
「私から皆様にお伝えしたいことがございます」
アリア(まさか…)
(それだけはダメ…!!)
公女「皆様もご存知かと思いますが2人は現在お互いに好意を抱いております」
「ミエールお嬢様が成人になり次第2人は婚約することが決定しました。その際には改めてお祝いの場を設けたいと考えております」
アリア(オスカーのことは正直もう諦めようと思っていた)
(だけどもしも…)
(オスカーが私を選んでくれたら…!)
最も望んでいなかったことが現実となり、アリアは思わず会場を飛び出してしまいます。
部屋へ戻り、アニーにしばらく1人にしてほしいと伝えるのです。
アリア(別にオスカーに好意を抱いているわけじゃない)
(ただ…ミエールを一番苦しめられる方法がオスカーを私のものにすることだったから)
(今はただ彼女を苦しめることができなかったことが悔しい)
(私がいくら頑張っても)
(手に入らないものはある)
(私は今まで)
(日々の不安を必死に隠し続けてきた)
その時、外から足音が聞こえ、部屋の前に何か小さな箱が置かれていることに気づくのです。
中には薔薇の描かれた真っ赤な色のブローチが一つ…
アリアがオスカーに渡したものでした。
いつもオスカーはこうやって自分からは動かず、遠回しに思いを伝えようとすることに腹が立ち、ブローチを投げ捨てようと振り上げたその時、誕生日にアースからもらったチューリップの花束が目に止まり、冷静さを取り戻します。
アリア(落ち着いて)
(私はもうあの時のアリアじゃない)
(ここで得たものはたくさんあるんだし今の生き方を否定してはダメよね)
(いますぐ行動を起こすことはできないけど…)
(時間はまだ残っているから)
(それまでにできることはやってみよう)
(何もせずに殺されたら)
(そこでおしまいだから)
(私は絶対に諦めない。見てなさいミエール)
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悪女アリアの復活
婚約の話で盛り上がる食事の場。
イシース公女の結婚の後にしたほうが良いだろうと伯爵とミエールそしてお母様が話しています。
しかしお母様はアリアが落ち込んでいないか心配なのか、チラチラと様子をうかがっています。
そこでアリアはついに口を開くのです。
アリア「きっと帝国一美しい新婦だと思うわ」
ミエール「ありがとうございます」
アリア「そうそう…」
「このブローチどうかしら?」
「あなたがオスカー様からもらったものと似てると思わない?」
ミエール(真っ赤な薔薇にあのデザイン…)
(ウソよ…)
お母様「綺麗ね〜誰からもらったの?」
アリア「それがわからなくて…ミエールの誕生日に私の部屋の前に置いてありました。真っ赤なバラ模様だなんて…」
「なんだか公爵家の家紋のようじゃない?ミエール?」
部屋へ戻ったミエールは、時計を投げつけ破壊させてしまうほど、先ほどのアリアの発言に怒り狂っています。
ミエール「あの悪魔…何がしたいのよ!」
「私を怒らせるなんて…絶対に許さない…!」
一方のアリアはブローチを外しながら、オスカーは自分のものだと不気味に笑っているのでした。
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悪女は砂時計をひっくり返す【第43話】の感想
ミエールの誕生会で公女が発表したのは、ミエールたちの婚約でした。
一番恐れていたことが現実のものとなってしまったアリアのことを思うと…
オスカーだったからショックだったというよりも、何一つ過去から変えられなかったことが辛いのでしょうか。
個人的には少しオスカーだったからという気持ちもありそうだなと思えるのです。
しかし苛立ちを感じるアリアの心を落ち着かせたのは、アースからの花束でした。
過去と何も変わっていないように思っていても、実際にはサラやアースといった大切な人たちと信頼関係を築けていることをもっと大事にしてほしいですね。
花束を見て冷静さを取り戻したアリアは、少し前向きにもう少し頑張ってみようと決意していました。
砂時計で戻った時が来るのはもうすぐなのでしょうか…
お母様の毒殺も止められているのか否か気になっていたのですが、最近のアリアの様子を見ていると過去のその時がいよいよ迫っている感がありますね。
早く逆転させたいけれど、そんなにいっぺんには何も進まないのがもどかしいです。
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪女は砂時計をひっくり返す【第43話】のネタバレをご紹介しました。
悪女は砂時計をひっくり返すはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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