ピッコまで配信中の悪女は砂時計をひっくり返すは、 Antstudio・SANSOBE先生の作品です。
売春婦だった母が伯爵と結婚し貴族の一員となり生活が一変した「アリア」。
妹の「ミエール」によって母が殺され…
自分も殺されかけたが、死の直前に砂時計のおかげで過去へと戻ることができた・・・!
「アリア」は妹を超える悪女になって「ミエール」に復讐することを決意したがーー!
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
\ 全話更新中! /
悪女は砂時計をひっくり返す【第35話】のあらすじ・ネタバレ
ジェシーとアニーを連れて街へ行った時のこと。
3人でティータイムを楽しみながら、先ほど購入したドレスをどうやって保管しようかと盛り上がっています。
アリア「なにを言ってるの?」
「言ってなかったかしら?」
「あなた達はこれから…」
「あれを身につけて仕事するのよ」
ジェシー・アニー「え…あのドレスをですか…!?」
アニー「それって…貴族の方がやることでは!?お嬢様と共にパーティにも参加できるということですか!」
アリア「そうよ。あなた達に」
「その権利を与えるわ!」
アリアの言うように、買ってもらったドレスを見に纏い仕事についた二人。
ドレスを着用して仕事をすることになったので、アリアは雑用を他の侍女に任せていました。
しかし雑用係をエマが送ってきたことについて、アニーは非常に納得がいっていない様子です。
アニーがどんな対応を受けているのか侍女達の間で話題となっており、アリアの付き添いをしたいと言っている子がたくさんいるんだとか…
しかしアリアは、スパイとして送ったはずのアニーがこの調子なので、エマが新しい子を送り込んできたことも分かっています。
新しい侍女に見覚えが…
今回エマによって送り込まれてきたのは、ベリーと言う侍女です。
オドオドしており、その姿はまるでアニーが初めてここへやってきた時のようです。
アリア(まだ若いからスパイで来たことがうまく隠せないのね)
(あの時は気付かなかったけど)
(待って…この子って…)
(あのときの…)
アリアの過去の記憶が一気に蘇ります。
ベリー「無視されたらものを投げてください」
「我慢ばかりではいけません。毒でも入れて飲ませますか?」
「カイン様!これは全てアリア様が…!」
アリア(あんただったのね?)
過去のアリアを破滅へと追い込んだ侍女が目の前に現れたことで、アリアは何かひらめいたかのように不気味に笑うのです。
スポンサードリンク
ベリーをどう扱うのか
まずは紅茶を入れるよう指示すると、ベリーのことは無視をして二人にブローチをプレゼントします。
ベリーはお茶を入れながら、横目でその様子を見て「くだらない…」と呟くのです。
突然アリアは、お茶を入れていたベリーの手を叩くと、きちんと注げていないと冷たい態度をとりました。
アニーからすると、怒るほどのことではないのですが、ベリーは謝ることしかできません。
しかしアリアは、次々にベリーの失敗を指摘し、追い込んでいくのです。
アリア「まったく…あんな子を渡すとは思わなかったわ」
「私一人でしつけるのは大変だからあなた達もよろしくね」
アニー「こういうの自信あります!」
ジェシー「では…頑張ります」
ジェシー(しつけ…?)
アリア「頼もしいわ〜」
アリア(久しぶりにいじめたら楽しくなっちゃった)
(いつまで耐えられるかしらね、ベリー)
アースとの約束の場所へ
アースから呼び出されたのは、正直討論するだけには思えないような場所なのです。
薄暗い階段を降りていくたび不安になりますが、危なくなれば砂時計を使うまでです。
案内された部屋へ入ると、そこにはすでに何人かの男性が到着していました。
緊張しながらも自己紹介をし、改めて見てみると以前顔を見たことのある人物がちらほらいるようです。
ビッキー「ビッキーと申します」
アリア(この人…以前パーティで会った貴族だ)
(記憶が正しければかなりの貴族派だったはず…)
(身分も性別も年齢だって気にしないなんてなんて自由なの!)
(みんな歓迎してくれた…嬉し〜)
早速討論が始まります。
テーマはカジノについてですが、なんだかこの場の空気が変だと感じるアリア。
その理由は、アースは普通に話しているのに、アリア意外周りの人はみんなアースに対して敬語を使っているところにあります。
そんな中次々と意見が出されていきます。
男性「遊び程度で終わらないので閉鎖すべきです」
男性「カジノに入る税金だけでもかなりのものなので閉鎖は…」
男性「同意いたします」
ビッキー「皇太子本人が管理しているので他国からも関心が高いです。海外の貴族を呼ぶいいチャンスではないかと思います」
男性「合法カジノを突然閉鎖したら違法の賭博場になる可能性も…」
アリア(たしかに…過去にカジノを閉鎖したら、違法賭博に薬物売買、貧富格差まで…すごかったわ)
男性「利用できる額を制限すれば…」
レイン「何を基準に制限するんですか?所有財産?年収?」
「賭博をしようとする人が正直に財産なんて伝えますかね?」
アリア(それ私が言った言葉… こいつ…)
レインに意見を取られたアリアは…
アリア「私は」
アリア(なぜか意見が限られている気がする)
アリア「結局カジノはなにかを工夫したところで失敗したと汚名を着せられる確率が高いです」
ビッキー「それは皇太子殿下の汚名を返上するのは難しいと言うことですか?」
アリア(えっそれも?)
(貴族派の人がそこまで気にするの?)
アリア「殿下の名誉を挽回するのであれば」
「その問題を引き継ぐまでです。貴族派とかに」
まるで貴族派になすりつけるかのようなアリアの提案に、会場は一気にざわつきます。
ビッキー「そしたら事業の管理ができていないと殿下が非難されてしまうのでは…!」
アリア(?)
(どうしたの?)
アリア「カジノは長期的に考えると国にとって利益にはなりません」
アリア(実際失敗してるし)
アリア「外国の貴族だって限られています」
男性「転嫁したところで殿下の選択は間違っていないと思っていただけるのですか?」
「どうして失敗すると断言できるのですか!」
アース「もういい」
「いい意見がたくさん出たな」
「貴族派に引き継ぐべきだという意見が一番よかったぞ」
「そうすれば貴族派を問責できる」
「皇太子に反撃できるだなんてとても嬉しいです」
なんだかよくわからない状況ですが、どうやら自分の意見が通ったようでアリアもなんだか嬉しくなるのでした。
討論が終わり、男性たちと話しているアリア。
こんなに聡明な方を知らなかったとは…と褒められるも、ここはしっかりと謙遜するのです。
アースがレインを追い出したことで、部屋にはアースとアリア二人だけが残されました。
アース「いかがでしたか?」
アリア「さきに言うべきことがあるんじゃないですか?」
アース「なんのことだか」
アリア「もう待てません」
「アース様はいったい何者なんですか?」
「今日こそ…教えていただきます」
\ 全話更新中! /
悪女は砂時計をひっくり返す【第35話】の感想
過去のアリアに悪い助言をしたベリーという侍女が登場しました。
エマの指示により仕向けられていたのだとは思いますが、アリアにとって気分の良い相手ではないですよね。
けれどまたアニーの時のように、自らの株を上げるために好条件でもてなすのかなと思いましたが、まさかのスパルタ!!
どんな細かい点も見逃さず、次から次へとベリーを追い込んで行ったアリア。
果たして今回この態度の裏にはどんな計画が隠されているのでしょうか!?
そしてついにアースとの討論会へ参加しましたね。
アリアの意見をまるで自分のもののように話すレインには、いらっとしましたが…
それでも即座に切り替えて良い意見が出せたのではないでしょうか?
参加した男性達の間でのアリアの株は確実に上がったと思います。
さていよいよ、アースが何者か暴かれる流れに突入しましたね。
全てを知ったアリアがどんなリアクションをとるのか非常に楽しみでなりません。
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪女は砂時計をひっくり返す【第35話】のネタバレをご紹介しました。
悪女は砂時計をひっくり返すはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
ですが、人気が出れば電子書籍化されるので、みんなで応援していきましょう!
おすすめの電子書籍はU-NEXTというサービスです。
U-NEXTは月額料金が31日間無料&登録時に600P付与!お好きな漫画を無料&お得に読めるサービスです。
映画・ドラマ・アニメの動画見放題もあるので、無料期間を存分にお楽しみいただけますよ!
無料漫画もたくさんありますので、まずは無料期間からお試しください!