ピッコまで配信中の悪女は砂時計をひっくり返すは、 Antstudio・SANSOBE先生の作品です。
売春婦だった母が伯爵と結婚し貴族の一員となり生活が一変した「アリア」。
妹の「ミエール」によって母が殺され…
自分も殺されかけたが、死の直前に砂時計のおかげで過去へと戻ることができた・・・!
「アリア」は妹を超える悪女になって「ミエール」に復讐することを決意したがーー!
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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悪女は砂時計をひっくり返す【第34話】のあらすじ・ネタバレ
アリア(主人が庭園で育てた花…?)
食事の時間になっても、レインの言葉のことで頭がいっぱいアリア。
伯爵とレインは何か話していますが、それどころではありません。
アリア(皇居近隣で売っている国花を庭園で育てる…どういうこと?)
(ん~…それほど国に忠誠しているとでも言いたいのかしら?)
(どうして私に…)
伯爵「私の提案があまり気にいらなかったのか?」
アース「そんなことございません」
伯爵「アリアを思ってくれたのか。せっかくだからアリアにも意見を聞いてくれ」
レイン「それは…」
アリア「えっ?なんの話?」
伯爵「レインが君に興味があるようなんだが…どうかね?」
レイン「ハハ…そんなストレートに言われても…」
アリア(なんなの?)
(どうせいいように利用したいだけなんでしょ?)
(レインの主人ならまだしもどうして私が侍従なんかと?)
怒りに震えるアリア。
お母様もこの提案には反対のようで、ギロっと睨みつけながら、伯爵を諭しています。
伯爵には期待しないと決めていたけれど、こんな最低な提案をされるとは思っていませんでした。
屈辱的ともいえる提案にアリアもお母様も、苛立ちを露わにしているにも関わらず、ミエールが能天気なことを言い始めたのです。
ミエール「こんなにも家紋に貢献してくださってる方ですし」
「お姉様はまだパートナーもいないので会ってみてはいかがですか?」
アリア「私はあなたにピッタリの相手だと思うわ」
ミエール「私にはオスカー様がいるじゃないですか」
アリア「そうだったわね…たま~にしか来ないから忘れていたわ」
ミエール「プレゼントはたくさんいただいてます。お姉様は受けとることがないから…わからないですよね」
アリア(自分だって公女が送ったものだってわかってるくせに)
(それで満足できるの?)
目の前で2人の喧嘩が繰り広げられ始めたため、この話は一旦ここで終了となったのです。
最後に一言、気になったらいつでも自分に言うようにと笑った伯爵に、アリアはますます腹が立ってきました。
自分の意見など貴族の結婚には関係ないのでしょう。
許せるようなことではありませんが、娘を売るなんて簡単なことなのです。
レインの主人がアース!?
食事が終わり、着替えを済ませたアリアは本を読んで過ごしています。
色々ありましたが、レインの主人とやらがミエールから離れただけまだマシだと考えることにしました。
きっとこの間公女の誕生日にオスカーとミエールが良い雰囲気だったというのを耳にしたのでしょう。
そうなると、公爵家より下の身分ということになりますが…
そこへレインが部屋を訪ねてきました。
花束ともう1つ渡したいものがあったのだと言って、一通の手紙を差し出します。
“親愛なるアリアお嬢様
お元気ですか?
気持ちが決まり次第侍従を通して返事をいただけたら幸いです
アース”
アリア「ア…アース!?」
レイン「その方が僕の主人です~」
アリア(あんなに大量にプレゼントを送っていたのは…アースだったの?)
アリア「待って…」
「アース様がミエールにプレゼントを渡してたのは…」
レイン「あれは間違えてたみたいです」
「主人はミエールお嬢様には1ミリも興味がないのでご安心を。プレゼントだって本来はアリアお嬢様のものなんですから」
「一応…お嬢様に気を使ってお花を渡したりしましたが…」
その言葉に、ミエールへの大量のプレゼントに対して、自分は花束だけ受け取った、あの惨めな気持ちが思い出されます。
アリア「庭園で育てているのですね。主人のお気に入りのお花だって…」
「この花は皇居で育てている特別なものだと聞いたのですが…」
「てことは…」
レイン「!!」
アリア「アース様は…」
レイン「!!」
アリア「本当にお花がお好きなんですね。変わったお花が好きみたいだし」
ついに気づいたかと期待したものの、皇太子は公女と結婚すると頭にあるため、アリアはアースがまさか皇太子だとは考えていないのです。
レインがアースの侍従ということは分かりましたが、そうなるとどうしてそんな素晴らしい人が、自分のような人間にこんな提案をしたのか分からなくなってきてしまったアリア。
正体もはっきりわからないので、参加するか非常に悩ましいところなのです。
レインは、アリアの知識を共有したいだけだと言っていますが、アリアは自身がそこまで賢くもないと思っているため、どうしてなのか本当に理解できない様子…
レイン「僕が見た限りお嬢様はとても聡明な方ですよ」
「何度感心したことか」
アリア(それは…砂時計を使ったから…)
アリア「噂で聞いただけよ」
レイン「どこから情報を得たとしてもそれを…」
「うまく活用できる能力は素晴らしいものです」
レインは以前アースから、アリアのこの才能についての話を聞いたことがありました。
アース「自身の状況や条件を理解しているわけだ」
「あれは天性だと思う。この世には理解しようとしないやつらばかりだからな」
「あんな才能を持つ人をみると…」
「そばに置きたくなる」
もはやそれは一目惚れなのでは?と思ったレインでしたが、そこに関しては何もつっこむことはしませんでした。
アースの言葉を聞いても、踏ん切りがつかないようなアリアをさらにレインは煽ります。
普段は自信たっぷりなのに、今日は様子が違うとレインに指摘されてしまったアリア。
正直まだ正体も明らかじゃないうえに、不明点ばかりですが、それでもこんな好条件な提案はありません。
ついに参加すると決断したのです。
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知らぬところでばら撒かれる噂
お茶会でも、アリアの頭の中はアースのことでいっぱいです。
サラとの恋バナで盛り上がる女性たちとの会話に、混ざる気すらおきません。
この間のレインとの会話の中で言われた”才能”という言葉が、少し嬉しかったのです。
もしかすると自分自身の可能性を、自分で塞ぎ込んでいたのかもしれません。
自分のプライドの高さに、頭を悩ませていると、サラの話を聞いていた女性たちが、アリアのもとへ駆け寄ってきました。
サラに手を握るタイミングをレクチャーしていたのが成功したらしく、的確なアドバイスが話題となったのです。
全て過去の自分がしてきた経験談ですが、平民は恋バナが好きなんだと適当な言い訳をつけて乗り切ったアリア。
さらには、彼女たちにも困った時には相談してと笑顔をみせます。
アリア(侯爵は以前からサラに興味があったから成功しただけ…)
(まぁ…サラほど味方につけたい人はいないから勝手にして)
女性「そういえば」
「このまえアリアお嬢様の悪い噂がまわっていました!」
女性「ほんとうに信じられません!」
アリア「噂ですか?」
女性「聞いてないですか?」
アリア(なんて悪い噂ばかりだから、どれのこと?)
女性「1番ひどいのはお嬢様がオスカー様を誘惑してミエールお嬢様を悲しませようとしてるって噂です!」
アリア(それは…事実だけど)
アリア「信じられないわっ」
「私はそんなこと…!」
女性「ですよね!」
「アリアお嬢様がそんなことするはずない!」
女性「みんな信じられない!」
アリア(エマのその仲間たちの仕業ね…)
女性「公女様のお誕生日にオスカー様とミエールお嬢様が仲睦まじくしていたので…」
女性「もう噂は収まりましたが本当にひどかったです!」
アリア(オスカーのせいで私の計画が狂ってしまった)
(アースの力を借りてみる?)
(彼は一体何者なの…)
お茶会友達たちは、今日はぼーっとしている、アリアの変化に気づきはじめたようです。
もしかすると気になる人がいるのかも!?とひとりが発言すると、会場は一気にその話題で持ち切りとなりました。
アリアの恋バナで盛り上がる輪の中に、ひとり入れないでいるサラ。
サラ「なんだかやきもちをやいてしまうわ…」
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悪女は砂時計をひっくり返す【第34話】の感想
やっとレインがアースの侍従であることが明らかとなりました。
皇太子まで繋がらないのが非常に惜しいですが、これが分かるのも時間の問題でしょう。
レインの話を聞いていると、アースはアリアの聡明さや賢さを理解しており、そこに惹かれているようですね。
しかしこれが恋心となれば、アリアの生い立ちもあり、簡単には住民には認められないですよね。
また辛い経験をすると考えると、このまま穏便にと思いますが、ミエールへの復讐を考えると、皇太子との結婚ほど有利な立場はないですよね。
サラの手助けを受けたいところですが、どうも微妙な様子…
変にこじれないと良いのですが…
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪女は砂時計をひっくり返す【第34話】のネタバレをご紹介しました。
悪女は砂時計をひっくり返すはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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