ピッコまで配信中の悪女は砂時計をひっくり返すは、 Antstudio・SANSOBE先生の作品です。
売春婦だった母が伯爵と結婚し貴族の一員となり生活が一変した「アリア」。
妹の「ミエール」によって母が殺され…
自分も殺されかけたが、死の直前に砂時計のおかげで過去へと戻ることができた・・・!
「アリア」は妹を超える悪女になって「ミエール」に復讐することを決意したがーー!
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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悪女は砂時計をひっくり返す【第32話】のあらすじ・ネタバレ
翌朝、アリアはまた1日が始まったと非常に重たい気持ちで目覚めます。
しかし昨夜のことを思い出し、慌ててベッドから飛び起きるのです。
アリア(うわ〜っ…)
(あそこで気絶したの!?)
(ウソでしょ…砂時計を使ったのは覚えてる…)
(それだけで体力を奪われるのに)
(泣いたから…?)
(だとしても!)
(あのタイミングじゃマズいでしょ〜!)
(そもそもどうして行ったんだろう?あの状況からすると…)
(私がオスカーに哀願してるみたいじゃない!!この私が!?)
思い出しただけで、また泣けてくるほど、アリアはパニック状態なのです。
昨夜のことーー
オスカーの胸の中で意識を失ってしまったアリアを、オスカーは抱き抱えて部屋へと向かいました。
オスカー「可哀想に…」
「こんなに広い家で誰にも頼ることができず」
「とても寂しい思いをしていたのですね…」
「僕を信じてください」
「僕たちが家族になればお姉様も何も言えなくなるでしょう」
「あなたにこれ以上、悲しい思いはさせたくありません」
「いつか僕の気持ちが伝わりますように…」
アリアをベッドの上に寝かせた後、オスカーは静かに自らの自宅へと戻って行くのでした。
再び前を向いて頑張る決意を固めるアリア
アリアは相変わらず、昨夜のことが思い出せず大混乱。
そもそも哀願した自分が恥ずかしいのか、倒れたことが恥ずかしいのかも分からなくなってきました。
ジェシーが入ってきてカーテンを開けながら、良い天気なので散歩でもと気遣うのですが、今日はそれどころではないため断ることに…
するとジェシーによって開かれた窓から、外の賑やかな声が聞こえてきました。
どうやらミエールがお茶会を開いているようです。
また何か自慢大会でもしているのだろうと眺めていると、アニーが良いニュースとやらを持って部屋の中へと駆け込んできました。
アニー「ミエールお嬢様がオスカー様とお戻りになられた時のことです!目が腫れていましたよね?」
「それがパーティーに皇太子殿下が現れてミエールお嬢様に話しかけられたのだそうですよ!」
「驚いて泣いたとか〜?」
アリア(皇太子が行くとは…ほんとうに公女と結婚するつもりなのね)
アニー「それとやはりプレゼントは全てイシース公女の用意したものでした!」
アリア(そうか 状況はなにも変わってないけどこれが公女の仕業なら…)
(まだオスカーを逃したわけではないのかも)
(すべて公女が仕組んだことだから)
(公女の存在もあとから知ったし、オスカーだって読めないから…)
(すべて私が原因だと思っていたけど違うようね)
(自分を疑ってしまってたわ)
(なんかスッキリした!)
(今から始めれば大丈夫!)
なんだかアリアの表情が明るくなったと、ジェシーもアニーもほっとした様子です。
気を取り直して頑張ろうと覚悟を決め、まずはシャワーを浴びようと立ち上がったアリア。
するとジェシーがアリアの身長について何か変化に気づいたのです。
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気分転換のため街へと出かけることに
街へと出かけることにしたアリアに、お茶会をしていたミエールが気づき、ずっと部屋にいたから久しぶりだと声をかけます。
すると一緒にいた女性が、ずっと部屋にいる方がお似合いだなんて言って冷やかします。
アリアはミエールのところへと近づいて行くと、淡々と街に出る理由を説明しはじめました。
アリア「外に出て気分転換しつつドレスを買おうと思って」
「背が伸びてサイズが合わなくなったの」
「年をとっても子供みたいに小柄な人って羨ましいわ〜」
アリアの態度に、礼儀がないだの、気に入らないだの批判的な意見が飛び交う中、ミエールは黙ってその背中を見つめていました。
馬車に乗り込んで街へ向かう道中、アリアは砂時計を使い長時間睡眠をとるたびに成長している気がすると感じていました。
時間を動かしているから寿命とも何か関係しているかもしれません。
ドレスもほとんどサイズが合わなかったため、これから砂時計は本当に必要な時だけ使うことに決めるのでした。
次に向かったドレス店ではサイズの合うものが見つかり、ジェシーとアニーの分も一緒に購入してあげることにしたアリア。
購入品を全てロースチェント家に送るようお願いしてから3人は次はどこへ行こうかと話しています。
アニーがフラワーマウンテンという場所に行きたいとお願いして、豪華なお茶会をすることとなりました。
貴族しか来ることのない高級カフェなのに、なぜアニーが知っているのかが不思議ではありますが、ちょうどよかったと考えていると、新聞を購入したジェシーが戻ってきました。
新聞売りの様子を尋ねると、普段と変わらず大変そうだったとの報告を受けます。
アリアが新聞を定期購入するようにしたところで、すぐには変わらないことは分かっています。
これ以上は面倒を見られないので、影ながら応援することしかできないと思いながら、受け取った新聞に目を通します。
すると席についたジェシーが、目の前に並べられたスイーツを見て戸惑っています。
ジェシー「私の分まで買っていただかなくてもよかったのに…」
アリア「どうして?」
アリア(まさか自分よりアニーのことを気に入ってると思ってる…?)
アリア「私の一番のお気に入りはあなたなのよ?」
アニー「そうですよ〜」
「私より長いお付き合いではないですか〜!」
バクバク食べ進めながら、ドレスのお礼も伝えるアニーの正直さは、逆に爽快です。
物欲が半端ないことは見て取れます。
新聞に目を通したアリアは、新しい目標を定める
”取引先を奪う貴族達!!主導者は外国の高位貴族か!?”
アリア(これは確かピノヌア地方の下級貴族が犯人だったはず)
(貴族たちの取引に対して手数料を上乗せして販売ルートを独り占めしたとか…)
(伯爵もやられてた…)
(貴族が愛用する高級品などを高額で独占販売して利益を得ていた)
(貴族たちは互いを疑いながらも外国の財閥たちが犯人だと思い込んでいた…)
(しかし犯人が誤って落とした文書が発見され正体がわかった)
(犯人は外国に逃げたんだとか…?)
(身分を隠すだろうし捕まるわけない)
(これをうまく利用できないかしら?)
(公女に対抗するにはなにか私だけの…)
(財産がいる)
(でもなにから始めれば…やるとしたら先に買いだめしておくべきよね…)
(そしたら買いだめするお金が必要になる)
(お小遣いでは足りないし…どこかで手に入れられないかしら…)
(!)
(カジノがあった!!)
(砂時計をうまく活用してそれから相場を調べて金額を計算…)
一人考え込んでいたアリアの姿を、離れた場所から見ている一人の人物が…
それはアースだったのです。
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悪女は砂時計をひっくり返す【第32話】の感想
オスカーとどうにかなるのでは?と期待しましたがまさか寝てしまっていたとは…
自分自身でも予想していなかった涙だったのでしょう。
アリアも非常に複雑な気持ちを受け入れられずパニック状態でした。
しかしまだ現状は変えられると信じて、前向きに頑張ることを決めました。
ジェシーとアニーという一見正反対な二人ですが、なんだかこの二人がアリアについていてくれると心強い気がしてきました。
二人にドレスやスイーツを用意するのも、これまでと違って素直な気持ちからなような印象を受けました。
少しずつアリア自身が変わってきているので、未来もきっと変えられると信じています。
まずは財産を手にするという目標を立てましたが、果たしてカジノ計画は成功するのか!?
しかし砂時計を使うのには少し抵抗がありますね…
体への影響が心配です。
しかし寿命をどうこうするよりも、ミエールにはめられ処刑される方がアリアにとって辛いことでしょう。
どうかうまく資金調達ができますように。
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪女は砂時計をひっくり返す【第32話】のネタバレをご紹介しました。
悪女は砂時計をひっくり返すはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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