ピッコマで配信中の漫画悪役が施す美德は、Koonac・Bae Hee Jin先生の作品です。
侯爵家の美しい令嬢「ジンジャー・トルテ」
しかし、もう一人の侯爵令嬢でありライバルである「レラジエ・アトランタ」にいつも手遅れているが…
そんな「レラジエ」に婚約者をとられ、気分転換に読もうと手に取った本がなんかおかしいーー!?
自分は「悪女」で、一生の宿敵であるレラジエは「女主人公」!?
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悪役が施す美德【第51話】のあらすじ・ネタバレ
イザナはジンジャーを家まで送ってくれました。
それから明日迎えに来させるので、ゲシュトのことはその時に話すと約束してくれました。
ジンジャーはイザナとハメルに挨拶をして、2人の乗った馬車を見送り、部屋へと戻ってきました。
ふいに、デート中に遭遇した時のイザナの恐ろしすぎる顔が頭に浮かんで、もうジンジャーは泣きたい気持ちです。
告白を断った得後だったので、あれ以上ハメルを苦しめたくなかったのですが、まさかイザナに遭遇するなんて…
馬車の中で一言も交わさない2人を見ていると、ジンジャーは気まずさでいっぱいになり、どっと疲れ果てて帰ってきたのでした。
ジンジャー「ハメル、メガネかけてなかったけど大丈夫かな…正体がバレちゃったらどうしよう…」
全てを告白するハメル
ジンジャーを送った後の馬車の中。
2人は相変わらず無言です。
イザナはハメルの方をチラッと見たかと思えば、自分で自分に呆れて、どこにもぶつけられない感情でいっぱいになりました。
イザナ(怖気付いて彼女を諦めようかと思ったくせに、2人が一緒にいるのを見て嫉妬してしまった)
そこで、口を開いたのはハメルの方でした。
ハメル「結局、現実は小説と異なる展開を迎えました」
「呪いについて知っているジンジャー様の登場により、陛下とレラジエ様が恋に落ちることはありませんでしたし」
「悲劇を迎える可能性も無くなりました」
イザナ「そなたは…」
ハメル「そのような変化の中でも唯一変わらなかったのは…」
「陛下に対するジンジャー様のお気持ちです」
「陛下、ご予想通り私がハメル・ブレイです」
ハメルの告白に、イザナはグッと拳を握って、これまで隠していた理由を尋ねます。
5年間一緒にいたのだから、話す機会などいくらでもあったと思えてならないのです。
ハメル「その前に陛下がお読みになった”幽閉された王子と侯爵令嬢”は私が見た悲しい未来を元に書いたものです」
「私は陛下のお側で未来を変えようと思ったのです」
「ところが師匠が陛下に呪いをかけた理由も知りませんでしたし、陛下は力のことを隠していらっしゃいました」
「無闇に正体を明かすことができなかったのです」
「ですので陛下に信頼してもらえるよう努力いたしました」
イザナ「そして俺はそなたを信じ秘密を打ち明けた…」
「その時点で正体を明かすべきだったのではないのか?」
ハメル「言い訳にしか聞こえないかもしれませんが…陛下からの信頼を得られたことで余計に申し上げにくくなったのです」
「何故なら…」
「私は陛下に心からお仕えするようになっていたからです」
「ときには友人のように、ときには兄弟のように…」
「早くに両親を亡くし兄弟もいない私にとって、いつしか陛下は大きな大きな存在となられていました」
「そんなお方を失うのが怖かったのです。本当に申し訳ございません陛下…」
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これからの2人
じっと黙ってハメルの話を聞いたイザナは少し考えてから、これまでどうやって正体を隠してきたのかと尋ねます。
ハメルは正直に、眼鏡にかけられた魔法について明かすのです。
考えが歪んで見えるようになっていると知ったイザナは、これまで考えていた全てが嘘だったのでは!?とハメルへの不信感を募らせ、怒りを爆発させています。
ハメルは考え全てが歪んで見えるわけではないと訂正はしたものの、処分についてはどうなっても受け止めると宣言しました。
例え、二度と目の前に現れるなと言われても、受け入れる覚悟なのです。
ハメル「心配して降りました不幸な未来はもうやって来ませんので…」
「私もこれで安心できます」
イザナ(予想はしていたが…こうして告げられると裏切られた気になる)
(だが悪意があったのなら最後まで正体を隠したはずだ)
宮殿に到着し、馬車を降りるイザナ。
ハメルは自宅にて処分に関する連絡を待つを頭を下げ挨拶をしました。
するとイザナは足を止め、呪いが解けるまで手を貸してほしいと伝えるのです。
イザナは5年間見て来たララの忠誠心を、嘘だとは思うことはできませんでした。
イザナ「何者であろうとララが別人になるわけではないだろう」
「それに新しい人を雇うのも面倒だ」
「だがこれまでのように完全に信用しているわけではない」
ハメル(陛下)
(別の目的があり陛下に接近しましたが…陛下にお仕えでき幸せでした)
(呪いが解ければ私は静かに立ち去ります)
(陛下とジンジャー様の明るい未来のために)
(お二人ともどうかお幸せに…)
部屋へ戻っていくイザナの背中に、幸せを願いながら、ハメルは静かに涙を流すのでした。
やっとゆっくりとできる状況になったイザナですが、今日は本当にいろんなことがありすぎてどっと疲れを感じています。
ゲシュトの声が聞こえて日記が見つかり、ハメルの正体を掴むまでに至ったので、あとはイザナの想いをジンジャーに伝えるだけ…
しかし今は呪いを解くことに専念しようと、持ち帰った本に手を伸ばすのです。
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悪役が施す美德【第51話】の感想
ついにララはハメルであると自ら正体を明かしました。
これまでどうして秘密にしていたのかまで正直に伝えられたイザナは、ハメルについてある程度予想していたとはいえ、とても混乱していました。
しかし前回のジンジャーについての会話の時もそうでしたが、この2人の中にはとても強い絆が築かれており、ちょっとのことでは崩壊しないのです。
それだけ2人が積み重ねて来た5年間が、とても充実した日々だったのでしょう。
今回こうして処分を受け入れる覚悟を示したハメルですが、きっとイザナはずっとそばに置くんだろうなと思いました。
ハメルは静かに身を引く覚悟を固めているようですが、どうにか幸せになってほしいものです。
ジンジャーとイザナが幸せでいる様子を見るのは、ハメルにとって辛いことだとは分かるのですが、ついつい3人で幸せになれる方法を考えてしまいます…
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪役が施す美德【第51話】のネタバレをご紹介しました。
悪役が施す美德はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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