ピッコマで配信中の漫画悪役が施す美德は、Koonac・Bae Hee Jin先生の作品です。
侯爵家の美しい令嬢「ジンジャー・トルテ」
しかし、もう一人の侯爵令嬢でありライバルである「レラジエ・アトランタ」にいつも手遅れているが…
そんな「レラジエ」に婚約者をとられ、気分転換に読もうと手に取った本がなんかおかしいーー!?
自分は「悪女」で、一生の宿敵であるレラジエは「女主人公」!?
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悪役が施す美德【第31話】のあらすじ・ネタバレ
押し入れからぐったりした様子で飛び出てきたハメル。
レラジエは、どうしてこんなところから人が出てきたのかと驚いています。
しかしジンジャーは、まずはハメルの方へと駆け寄るのです。
ジンジャー(やっぱり無理させるんじゃなかった…)
ジンジャー「どうしてこんなになるまで我慢したんですか!」
ハメル「ううっ…私はもう終わりです…」
ジンジャー「お…わりって?」
ハメル「…それとない色っぽさ…」
確かにもう挽回できそうにない姿を晒してしまったハメルを抱き寄せると、優しく背中をさすって励ますジンジャー。
同時に、大の大人が泣くほど怖がっているこの状況があまりに可哀想に思えてなりません。
そこへレラジエの声が聞こえてきて、すっかり忘れていたことに気づくのです。
レラジエ「その人は誰?」
ジンジャー(…まさか ハメルってことに気付いてない?)
(それなら…無理矢理誤魔化すことができるかも!)
ジンジャー「大丈夫、私を信じてください」
ハメル「はい…?」
ジンジャー「レラジエ今日はもう帰ってくれない?」
「見ての通り先にきてたお客さんがいるの」
レラジエ「お客さん?バカを言わないで」
ジンジャー「バカって何が?約束もなしに来たのはそっちでしょ?」
「今すぐ帰って」
レラジエ「……」
ジンジャーの言葉に、何も言い返せずにいたレラジエでしたが、必死に庇うジンジャーのドレスの脇から見えたのは、見覚えのあるグレーの髪の毛なのです。
しかしあまりにじっと見ていたので、ジンジャーにドレスを広げ威嚇されてしまいます。
呆れてものが言えないと思わず頭を抱えてしまったレラジエでしたが、確かに約束もせずに来たのは事実なので、ここは諦めて引き下がることに…
しかし去り際、ドアの前にたったレラジエは「ハメルとそんなに仲が良かったとは思わなかったわ」と口にするのです。
その一言に、全てがバレていたと理解したジンジャーは、ハメルを庇う作戦に失敗してしまったことを自覚して、絶望するのでした。
そもそもハメルを隠した理由は!?
少し体調が戻ったと、ハメルが動きはじめました。
信じてなんて言ったにも関わらず、レラジエにバレてしまっていたことを申し訳なく思うジンジャーですが、ハメルはいつもと変わらず冷静な態度です。
ハメル「大丈夫です…耐えてみせると言ったのは私の方です」
「自分が情けなくなってきました」
「それより…さっきは慌てていたので聞けずにいましたがどうして私は隠れなければいけなかったのですか?」
ジンジャー(言われてみればなんでだろ?レラジエが来て…)
(好きな女に他の女といるところを見られちゃ困るから?)
(閉所恐怖症の人を閉じ込めるほどの理由ではなかった…)
(どうしよう…大きな罪を犯してしまった…)
ハメルに指摘され、隠れる必要なんてなかったと自覚したジンジャーは、その反省の気持ちも込めて、次の作戦を提案するのです。
もちろん、プランBの内容はこれから考えるところですが…
あまりに能天気なジンジャーの態度に、ハメルは早くに亡くなった母親が恋しいと言いながら、俯いてしまいました。
ただレラジエとくっつけてあげたかっただけなんだけれどと、ジンジャーは素直に謝るしかできません。
しかしハメルは、そんなジンジャーにも感動したこともあったようです。
それはレラジエを追い払うときにドレスをパタパタさせ威嚇したときのことーー
まるで、ヒナを守るアヒルのように感じられてハメル的にはそんなジンジャーが可愛かったのだとか…。
可愛いと言われて調子にのるジンジャーを見て、思わずハメルも笑ってしまいます。
ハメル「本当にジンジャー様には敵いません」
「ここまで行動が読めない人ははじめてです」
ジンジャー「そうなんです。私って予測不可能なんです」
ハメル「…褒めているのではありません」
ジンジャー「あ…はぁ〜い…」
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レラジエの怒り
ジンジャーの部屋をでたレラジエは、ハメルとジンジャーの関係について考えていました。
レラジエ(まさかここにハメルがいるとは…)
(小説の内容から推測するとジンジャーが何か企んでいるに違いない ハメルを利用して私と陛下を邪魔しようとしてるのね)
(そんなことをしたって無駄よジンジャー)
(私はどんな手を使ってでも陛下をモノにしてみせる)
レラジエ「小説を先に読んだのが自分だからって優位に立ってると思ってるみたいだけど」
「私はジンジャーにない重要な切り札を持っているもの」
一方、レラジエが去った後の部屋では、なぜあの小説の存在を知っているのかとハメルが疑問に感じていました。
ジンジャーは自分の部屋にあったのが、おそらくキキによって盗まれたことーー
キキがレラジエに小説を渡したであろうことを正直に伝えました。
それを聞いたハメルは、レラジエがあの小説を読んでいないわけがないと推測しています。
しかしイザナと恋に落ちればどんな展開が待っているか知っているはずなのにも関わらず、諦められないとなると何か結末を覆す自信があるのかもしれません。
どうやらハメルにはその自信に思い当たる節があるようです。
ハメル「恐らく…あてにしているものがあるのだと思います」
ジンジャー「あてにしてるもの?」
ハメル「ゲシュト」
ジンジャー「レラジエのおじいさんでありハメルの師匠でもあるゲシュト?」
ハメル「レラジエ様は イザナ陛下の呪いを解く鍵を握っているのだと思われます」
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悪役が施す美德【第31話】の感想
ジンジャーの必死の演技にも関わらず、あっさりとレラジエにはハメルと会っていたのがバレてしまいました。
ここで二人が会っていたのが知られてしまったことで、レラジエの行動を後押ししなければ良いのですが…
レラジエがここまで強気でいられる理由ですが、ハメルによれば呪いを解く鍵を握っているとのことでした。
もしレラジエがこの呪いを解くことができれば、イザナからの評価は確実に上がることでしょう。
だからと言って、そこから恋愛に発展するかは別問題ですが、これ以上の切り札がないジンジャーにとって、大敵となることでしょう。
果たしてジンジャーはハメルと共にどんな作戦を練って、実行していくのでしょう。
ジンジャーに任せているとあまり良い作戦になる気はしないので、ぜひハメルにお願いしたいです。
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪役が施す美德【第31話】のネタバレをご紹介しました。
悪役が施す美德はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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