ピッコマで配信中の漫画悪役が施す美德は、Koonac・Bae Hee Jin先生の作品です。
侯爵家の美しい令嬢「ジンジャー・トルテ」
しかし、もう一人の侯爵令嬢でありライバルである「レラジエ・アトランタ」にいつも手遅れているが…
そんな「レラジエ」に婚約者をとられ、気分転換に読もうと手に取った本がなんかおかしいーー!?
自分は「悪女」で、一生の宿敵であるレラジエは「女主人公」!?
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悪役が施す美德【第29話】のあらすじ・ネタバレ
ジンジャーとの婚約が破棄になったと、父に告げられたキキはあまりに信じられない展開に苛立ちが隠せません。
キキ(まさか…ジンジャーとイザナがそういう関係に発展したのか?)
(父上があっさり婚約を解消したということはその可能性も充分ある)
(舞踏会の夜から嫌な予感がしていたんだ)
(それに…「幽閉された王子と侯爵令嬢」…ただの小説とは思えないほど事実に忠実な内容だった)
(ジンジャーは小説の内容を信じレラジエより先にイザナの目を引こうとしたに違いない)
(だから僕にレラジエのネックレスを盗んでこいと指示したんだ)
キキ「それができれば許してやるといいながら…!」
「だけどそれより気に食わないのは…」
「僕のことが1ページしか書かれていないこと!!」
怒りも頂点に達したキキは、思わず本を地面に投げつけるのです。
容姿端麗、大金持ち、憂いを帯びた瞳と、自分のことをこんなに完璧な人間だと自負しているキキにとって、そもそもこの小説の主人公が自分でないのが腹立たしくてなりません。
追い詰められたキキが、ついに本の存在に触れる
その時、レラジエが訪ねてきたとの一報が入ります。
もしかして喧嘩別れの原因を作った自分を許して来てくれたのではと期待に胸高鳴らせながら、2人はお茶をすることに…
レラジエ「お元気でしたか?」
キキ「いえ…元気じゃありませんでした」
「レラジエに悪いことをしてしまいましたので心が痛くて…深く反省する日々を送っていました」
キキ(く〜っ!名ゼリフ出ました〜。僕が女なら今ので恋に落ちるぞ!)
レラジエ「あのようなことがなければ私たちうまくいっていたと思うのですが…残念です」
「あれからいろんなことを考えました。私もキキが人のものを盗むような人ではないと知っています。ジンジャーに指示されたのですよね…?」
キキ「そうなんです!ジンジャーに指示されてどうすることもできませんでした」
「時間を巻き戻すことができたならもう二度とあんなことは」
レラジエ「ですが時間を巻き戻すことなどできません」
「これを返しに来ました」
レラジエは、キキからもらっていたネックレスを返すためにやってきたのでした。
もうこれを最後に会うことはないと断言され、バッサリと切られてしまったキキ。
期待していたものと正反対の展開に、唇を強く噛み締めます。
キキ(ジンジャーともレラジエともこれで終わりなのか…?)
(待てよ…そうだこれだ!)
キキ「レラジエ、僕にもう一度チャンスをくれませんか?レラジエが知りたがっていたことの答えが分かったのです」
レラジエ「私が知りたがっていたことの答えとは?」
「…幽閉された王子と侯爵令嬢…?なんですかこの本」
キキ「そこにジンジャーがレラジエの赤いネックレスをどうして狙ったのかが書かれています」
「とりあえず読んでみてください」
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ハメル”それとない色っぽさ”のレッスン中
一方その頃、ジンジャーはハメルに”それとない色っぽさ”の出し方をレクチャーしていました。
カッコつけて窓の外を見るポーズをとるハメル…
しかしそれはどこか不自然だとジンジャーによりバッサリと却下されてしまうのです。
初日よりはマシになっているものの、どうにもうまく色気が出せないで苦労しています。
そもそも2人がこんなことをしているのには、ハメルにレラジエを振り向かせるという作戦があるためです。
これまでの恋愛バトルを思い返せば、レラジエの男の好みは自然と理解できます。
だから今回はそれを利用してやろうと決めたのでした。
レラジエとジンジャーが大好きな、どこか陰りがあるようなわざとらしくない色っぽさを求めて試行錯誤しているものの、うまくそれを伝えられずにいました。
ハメルはそもそも現状レラジエに対する好意を認識しておらず、このレッスンをやる必要性があるのか疑問に感じている様子。
しかし小説通りに行けばいつか結局レラジエを好きになるはずとジンジャーは予想しています。
すでにハメルは、たまにレラジエのことを思い出しては、胸が締め付けられるような感情になることがあると言っています。
本人は気付いていないようだけれど、それは恋の前兆だと断言するジンジャー。
今はよくわからないかもしれないけれど、恋に落ち始めているんだと先輩風吹かせ肩をポンポンと叩きました。
ジンジャー「頭の中で鐘が鳴って胸がドキドキして、目を閉じてもその人が浮かんでくるようになるんです」
ハメル「どうしてそんなに詳しくご存知なのですか…?」
ジンジャー「私って恋多き女なので」
「レラジエを振り向かせる方法を必ず伝授します!」
ハメル「恋多き女…ですか。なんだか頼もしいです」
そう言って微笑むハメルは、ジンジャーがまさに求めていた”それとない色っぽさ”が炸裂しています。
しかし自覚はないようで、これを修得するのはまだまだ先になりそうなのでした。
その時、部屋の扉がノックされます。
レラジエがやってきたと告げられ、ジンジャーは一気に血の気が引いていくのです。
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悪役が施す美德【第29話】の感想
本当にキキが余計なことしかしない!!
その上自信過剰で見ていて呆れてしまいます。
誰かキキにギャンふんと言わせてやって欲しいです。
自分のことしか考えていないキキは、あの小説をレラジエに読ませてしまいました。
あの小説にはレラジエが命を落とすところまで描かれているのに、そんなものを見せてしまうなんて…
本当にキキのダメ男っぷりが炸裂する会でした。
その頃、謎の特訓を行っていたジンジャーとハメル。
やはり予想通りジンジャーの計画はあまり成功すると思えないものでしたね。
この作戦をいつどうやって使うつもりなのか、非常に気になります。
そこでやってきたレラジエ!!
ついに来たかというところです。
今はハメルがいてくれるので、なんだか少し心強いです。
あの小説を読んだレラジエは、ジンジャーにどんな話をするのでしょう。
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪役が施す美德【第29話】のネタバレをご紹介しました。
悪役が施す美德はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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