ピッコマで配信中の漫画悪役が施す美德は、Koonac・Bae Hee Jin先生の作品です。
侯爵家の美しい令嬢「ジンジャー・トルテ」
しかし、もう一人の侯爵令嬢でありライバルである「レラジエ・アトランタ」にいつも手遅れているが…
そんな「レラジエ」に婚約者をとられ、気分転換に読もうと手に取った本がなんかおかしいーー!?
自分は「悪女」で、一生の宿敵であるレラジエは「女主人公」!?
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悪役が施す美德【第28話】のあらすじ・ネタバレ
ハメルとの話し合いの場を設けることになったジンジャーは、早速あの小説の著者がハメルなのか問いただします。
その通りだとあっさり認めたハメル。
なんと彼は、あの本を書いただけでなくジンジャーが読むようにまで仕向けていたのです。
ハメルは、小説通りレラジエの祖父ゲシュトの弟子で、この世に数えるほどしかいない魔法使いの1人です。
魔法使いは、その魔力を使って未来と過去を見ることができるものの、場面場面が部分的に浮かんでくるのだと教えてくれました。
ジンジャー「ひょっとして…レラジエの未来を見たんですか?」
「だからあんな本を書いて私に読ませたんですね…」
「私が陛下の心を先に掴めば、レラジエが死ぬことはないから」
ハメル「…その通りですがジンジャー様を死なせようとしたわけではありません」
「レラジエ様の未来を見たのはゲシュト様のお葬式でした」
「あれほどまで先の未来を見たのははじめてでした」
「舞踏会で陛下と踊るレラジエ様。それを嫉妬混じりの眼差しで見ていたジンジャー様」
「力に悩まされ理性を失う陛下。愛する人に殺されるレラジエ様」
「敵わない恋に苦しむジンジャー様まで…」
「何もせずにはいられませんでした」
「軌道を修正しようと思ったのです。お三方が不幸になるのを防ぐために」
一通りの話を聞いたジンジャーは、小説の中でレラジエに想いを寄せていたハメル自身が含まれていないことに気づきます。
すっかり忘れていたと言って笑うハメルに、やはりどこか抜けていると思うのでした。
正体を明かした理由
みんなが不幸にならないようにと、小説を書きジンジャーに読ませる作戦を決行したハメルでしたが、ここで正体を明かすことになったのには理由がありました。
それは小説を無くしたジンジャーが、自らの手で書き直したものを持参したためで、当初の計画よりも早い段階での告白となったのです。
ここまでの話を一応理解はできたものの、正直簡単には信じられません。
そんなジンジャーに気づいたハメルは、試しにと過去を見てみせます。
ハメルが見た過去とは…
小説を持って行ったあの日の夜、真っ暗な室内でイザナの太ももに手をのせた場面です。
思わず飛び上がり、必死に話を止めるよう説得するジンジャー。
どうせならもっとまともな過去を見てほしいものです。
しかしこれで彼の力を疑うことはなくなりました。
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ジンジャーの疑問に一つ一つ答えていくハメル
ただ、ジンジャーにはまだ気になることがあります。
それは目を合わせたら心を読まれてしまうイザナのそばにいながら、どのようにして正体を隠しているのかということです。
ハメルは丸いメガネに触れ、その答えはここにあると言うのです。
ハメル「陛下の力を防ぐ魔法をかけてあるのです」
「このメガネは陛下にまったく別の心を見せてくれます」
ハメル(あぁ…イザナ陛下はまさにカリスマ…お仕えでき幸せだ)
ハメル「一種の仮面のようなものです」
ジンジャー(…ゴマすり野郎じゃん)
(だからハメルを雇ったの?)
ジンジャー「ハハッ。腕輪と同じような役割をするんですね」
イザナがそんなゴマすりに騙されるんだと言う驚きに、若干呆れ気味のジンジャー。
そこでふと今変えていっている未来が、運命に逆え小説通りになるかもしれないのでは?と不安な気持ちがよぎります。
もちろんそんなのは絶対に嫌なのですが…
しかしハメルによれば、そうなる可能性はないとは言えないのだそうです。
2人の未来が少しずつ変わってきてはいるものの、確かな未来などないのです。
今日ハメルから全てを聞いたことで、また運命が変わってしまうことだって考えられます。
ジンジャー(…ってことはまだあの2人が恋に落ちる可能性があるってことよね?)
(たしかな未来なんてない…たしかにハメルが見た未来も予言に過ぎないんだし)
(何が起きるかでいくらでも変わってしまうはず)
(レラジエではなく私がイザナと踊ったように…)
(う〜ん…もっと確実に未来を変える方法ってないのかな?)
(このままじゃレラジエがイザナのことを諦めると思えない…)
そこでジンジャーはある方法を思いつき、ハメルの未来を変えてみせると宣言してしまうのです。
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悪役が施す美德【第28話】の感想
ハメルの話を聞いているとなんだか不思議な世界に引きこまれそうになりますね。
未来だけでなく過去を見る力も持っている魔法使いですが、その能力をこれまでにないほどに発揮したのが、レラジエに出会ったゲシュトの葬儀でした。
なぜそのタイミングで多くの未来が見えたのか、それもまた何かの縁なのでしょうが、もしかすると祖父ゲシュトが何か力を授けたのかもしれないですね。
3人の未来の軌道を変えるため、立ち上がったハメルでしたが、予想外の行動をとり計画変更にまで持ち込んだジンジャーは、ある意味さすがです。
彼女の自由奔放さとそれに振り回されるイザナやハメルを見ていると、なんだかこの計画もうまくいくのではと期待してしまいます。
そういえばキキが小説を持ち帰ったことについて、ハメルは知っているのでしょうか?
余計なことをされる前に、記憶を消すなり対策をとった方が良い気がするのですが…
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪役が施す美德【第28話】のネタバレをご紹介しました。
悪役が施す美德はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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