ピッコまで配信中の「悪党の母になりました」は、Iro先生、Yulji先生の作品です。
保育士として働きながら孤独な人生を生きてきた「西川奈希」、27歳。
いつも通り小説を読み眠り目を覚ましたときには、小説の中の世界・・・・。
鏡を見ると奈希は、悪党に成長する息子「アインスパナ」に殺される継母となっていたのです。
だけど目の前にいる息子は可愛らしい・・・・、こんな子を虐待するなんてありえない!と考えた奈希は、悪党にならないように愛情を注ぐことを決めます。
この運命を変えることはできるのでしょうか!?
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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悪党の母になりました【第35話】のあらすじ・ネタバレ
ロゼリアの部屋に入り、ここで何をするんですかとカシウス公爵に聞きます。
ですが彼はお茶でも飲もうと思っただけで、一応夫婦なんだからそれくらいは良いだろうとソファーに座るのです。
カシウス公爵の言うことはごもっともですが、このようなことは初めてですので、動揺しています。
お茶の準備が整います。
カシウス公爵「そんなに緊張することはない」
ロゼリア「はい・・・!」
するとカシウス公爵は、今まで自分たちの関係をおろそかにしていたようだと言いました。
カシウス公爵「こでれも夫婦なのにな・・・。しかもお前は最初私に怯えていた」
それはロゼリアが、血まみれの人を見たときのことを指しているようです。
ロゼリア「だけど今は大丈夫です。かなり前から・・・もう公爵のことは怖くありません」
カシウス公爵「かなり前から・・・?」
そしてロゼリアは、この前公爵が体調を崩されたときからだと説明しました。
あの時公爵はアインに重なって見え、今まで一人で耐えてきたのだと思うと、なんだか隣で守ってあげたいと思うようになったのです。
それからはもう怖くなくなり、むしろ最近は仲良くなった気さえしていました。
ですがカシウス公爵は、ロゼリアを睨みつけるような目で見ています。
ロゼリア(どうしたの?なんで急に怒ったような・・・)
するとカシウス公爵は口を開きました。
カシウス公爵「まさか、私に同情しているのか?」
ロゼリア「そ・・・それは・・・」
そう言うわけではないと説明しますが、カシウス公爵は席を立ち、ロゼリアを見つめます。
カシウス公爵「私の事を哀れだと思うのか?」
ロゼリア「そんな意味で言ったんじゃ・・・気を悪くしたのなら謝ります!今後は注意・・・しますので」
とても怒っているように見えたので、目を逸らしながらカシウス公爵に伝えました。
少し考えたカシウス公爵は小さく微笑みますが、ロゼリアには見えていません。
カシウス公爵(なんだか少し照れくさいこの気持ちが、嫌いじゃない)
同情について聞いて回るカシウス公爵
皇帝陛下の話を聞いていますが、カシウス公爵は返事もせずに何か考え込んでいるようです。
カシウス公爵「陛下、同情とはなんだと思いますか?」
訊きにくそうに口を開きました。
皇帝陛下は少し考えて、自分は貴族に同情しており、無理だとわかっていながら諦めない姿を見ると哀れに思うからだと説明しました。
ですがカシウス公爵は、それが同情なのだろうかと不思議そうです。
カシウス公爵「では、誰かに同情されたらどんな気分になりますか?」
皇帝陛下「余に同情できる者がいると思うのか?」
例えばの話だとカシウス公爵は言い、皇帝陛下は考え始めました。
皇帝陛下「さあな・・・誰に同情されるのかによって、感じ方も異なるだろう」
そしてカシウス公爵は、屋敷に帰ってきてから侍従たちに質問していました。
カシウス公爵「誰かに同情されるとどんな気持ちになるんだ?」
とても真剣な表情に、侍従たちは不思議そうにしています。
深い意味で聞いたわけではないから、思いついたことを言ってほしいと彼らに言いますが、なんで急にそんなことを聞いてきたのが疑問しか浮かんでいないようです。
「わ・・・私は、見下されているように感じて不快に思います」
同情と言う者は相手より自分の方が上だと思ってするものだと思っていると、一人が言いました。
そしてもう一人は、誰に同情されたかによっても違うと思うと答えました。
カシウス公爵は、誰かによって変わるのかと、聞き返します。
「ええ、相手によって嬉しくも不快にもなりえるかと・・・同じ言葉でも話す人によって、その意味が変わるように」
ここで自分の気持ちはわかりましたが、ロゼリアの気持ちまではわかりません。
一番気になるのはそれなのに・・・。
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カシウス公爵の悩みの答え
ですが数日後、悩みの答えは判明します。
ロゼリア「お話があります」
緊張の面持ちで現れたロゼリアの話を聞こうとするカシウス公爵。
彼はなにか誤解しているようですが、ロゼリアはアインと同じ様にカシウス公爵にもやってあげたかっただけなのです。
これは同情とは違うと、ちゃんと話してあげないと思い、今に至ります。
ロゼリア「私は少しでもあなたの力になりたかっただけです。アインの面倒を見るのと同じ様に!私達は夫婦ですし」
興味があるからいろいろと気になるんだと、必死に伝えます。
カシウス公爵「気になる・・・?」
ロゼリア「ええ!決して同情ではありません」
そうなのか?とカシウス公爵が聞くと、ロゼリアは本当だから信じて欲しいとお願いしました。
カシウス公爵「それはどうかな・・・、それを全て信じるには確信がない」
ロゼリア「ど・・・どうすれば信じていただけるんですか?」
慌てているロゼリアですが、カシウス公爵は落ち着いています。
カシウス公爵「アインを抜きにして真剣に考えてみろ」
ロゼリア「えっ?それはどういう・・・」
するとカシウス公爵は、ロゼリアの頬に優しく手を当てました。
カシウス公爵「三人の中でアインを除くお前と私、「私たち」の関係についてな。それでも私が気になるというのであれば、お前のことを信じてみよう」
彼は本気です。
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悪党の母になりました【第35話】の感想
カシウス公爵はよくわからない気持ちを突き止めようと、必死に周りの人間に聞いて回りました。
ロゼリアは同情していると思われて慌てていますが、カシウス公爵はそこまで気にしてはいない様子。
それよりも、そう考えてくれているロゼリアの気持ちの方が気になっているのですから・・・。
さらにカシウス公爵は、ロゼリアに対して、アインを抜きで考えるように言います。
ロゼリアは気持ちを整理して、彼に伝えることができるのでしょうか・・・?
ここで、夫婦としての関係も変わってきますよね!
アインが除け者にされていてちょっと悲しいですが・・・(笑)
本格的にアインとカシウス公爵二人のロゼリアの取り合いのようになってきましたね!
嫉妬しているカシウス公爵が少し可愛いです(笑)
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪党の母になりました【第35話】のネタバレをご紹介しました。
悪党の母になりましたはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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