ピッコまで配信中の「悪女は変化する」は、 希羅月先生、NUNOIZ先生の作品です。
ロべニア王国のクロッカス公爵家に生まれた二人の令嬢、この国で彼女たちを知らないものはいません。
「聖女」と呼ばれる侍女のリリエル・クロッカスとは違い、長女のエルザネス・クロッカスは社交界の女王的存在で「恐るべき貴族」とまで言われていました。
そんなエルザネスのことを人々は「悪女」と呼ぶようになったのですが、彼女には裏の顔がありました。
エルザネスは縁談が破談となりその後、ウィンターナイト大公との結婚がきまります。
あったことのない相手との結婚だなんて政略結婚だとリリエルは止めますが・・・。
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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悪女は変化する【第50話】のあらすじ・ネタバレ
外は雨が降っており、ホワイト騎士団の団長は皇族の方たちが帰ってほっとしたとつぶやきます。
失礼のないようにとずっと言っていたルアンの小言が多くて疲れたようです。
ブラック騎士団の団長も、人のお屋敷にお邪魔しているのは皇族なのになんで我々が大人しくしないといけないのかと愚痴。
ですが執事のルアンはいつものように微笑みながら、本人が目の前にいるのにちょっと言い過ぎではとつぶやくのです。
そして用意されたのはお酒。
三人ともにらみ合い、一番最初に酔いつぶれた奴は早死にする!!という賭けを始めました。
他の騎士たちもその様子を見ており、相変わらずだと笑っています。
そんななかエリーナは窓の外をじっと眺めていました。
彼女に話しかけたのは副団長で、何か悩みでもあるのかと心配そうです。
エリーナ「大公殿下とエルザ様がまだ戻っていらっしゃらないんです。護衛もつけずにお二人でお出かけになられたんですが・・・」
今からでもさがしに行った方がいいのでは?とエリーナは心配そうです。
ですが副団長は、あのお二人に護衛なんて意味がないことは分かっているでしょうと、安心するように諭しました。
するとお酒を持って現れたルアン。
ルアン「雨は昼間から振ってますから、おそらく小屋で雨宿りされてると思いますよ。久しぶりにお二人だけで水入らずのお時間を過ごされているんでしょう」
心配はいらないと話すと、エリーナは暗い表情のまま頷きました。
ルアン「さぁそれでは、ブルーベル卿も一杯どうぞ」
二人の時間
小屋で雨宿りしているレンとエルザ。
二人はベッドで愛し合っていました。
ふと目を覚ましたエルザ。
隣にレンがいないことに気づき、洋服を来て外に出ました。
するとレンはシートを敷き、火を焚いて一人で座っているのです。
エルザが声をかけます。
レン「あぁエルザ、目が覚めましたか?雨がやみましたよ、こちらのどうぞ」
エルザがレンの横に座ると、彼は毛布をかけてくれました。
エルザ「ありがとう」
レン「それからこれも・・・」
渡してくれたのは暖かそうなパン。
小屋に置いてあったパンで、魔法で保存されていたので少し温めれば食べられるんだと教えてくれました。
レン「温めて飲む酒です。ワインじゃなくて残念ですが・・・」
エルザ「いいえ、むしろいつもと違ってなんだか楽しいわ」
お酒まで用意してくれたレンと、エルザは乾杯をして一口飲んでみました。
甘くておいしいお酒で思わず飲み進めてしまいます。
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幸せな二人
これからはもっとこういう時間を作りたいと思っているとレンは伝えました。
エルザ「そんなに頻繁にあるのは困りますわ。大公夫妻が遊んでばかりいるとウワサになったらどうするんですか?」
レン「大公と大公妃の仲がいいことはウィンターナイトにとって喜ばしいことです。文句を言う人なんて誰もいませんよ」
レンの肩に寄り添うエルザ。
今日の事は特別な日としてずっと覚えておくと伝えました。
レンは結婚してから毎日が特別な日だったと言ってくれ、エルザは昔の事を少し話し始めます。
エルザ「ロベリアにいたときは与えられた仕事をこなすためにいつも必死でした。周りの視線はどうであれ、そんな自分が誇らしかったんです」
誰もわかってくれなくても、堂々としていればそれでいいんだと思っていたそうです。
ですが今考えてみると、疲れたり寂しかったりしてもそのことに慣れ過ぎて悲しいなんて思わなかったエルザ。
するとレンはエルザを見つめます。
エルザ「だけど・・・レン、あなたはいつも私に生きる喜びを教えてくれるんです。一人ではなく誰かと一緒ということが、こんなに胸がいっぱいになるほど幸せなことだなんて知りませんでした」
レン「僕も同じことをエルザに言いたいですね」
エルザの手を優しく握りしめ、過去の自分はこんな感情があることすら知らなかったんだと話しました。
レン「僕たちは誰かと一緒にいる幸せというものを知らなかったから、お互いに期待することもなかったのかもしれません」
エルザ「それじゃあ私達はお互いに初めて愛と言う感情を知り、これから一緒に学んでいくんですね。うれしいわ」
見つめ合いながら、レンはこれからも傍にいて欲しいとお願いします。
僕がしてあげられることは全てしますと気持ちを伝えるのです。
それを聞いたエルザは、自分も同じ気持ちだと、あなたの存在は自分自身の幸せの為に努力してもいいんだと教えてくれいるんだと心から感謝しているのです。
お酒も飲み終わり、空に流れ星が流れました。
レン「流れ星に何をお願いしたんですか?」
エルザ「あとで教えてあげます。今はちょっと恥ずかしくて・・・」
微笑みながら恥ずかしがるエルザ。
レンは自分の願い事を言ってもいいか聞いてきました。
レン「エルザといつも一緒にいたい。あなたがいつも僕の側にいてくれますように・・・と」
これからもずっと愛していると、エルザの目を見て伝えました。
その頃ロベリアでは。
馬車に乗って誰かが移動しています。
中から降りてきたのはヘル。
ヘル「ここがロベリアか、楽しみでたまらないな」
そう言いながら笑います。
ヘル「愚かな餌食たちと会うのが・・・」
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悪女は変化する【第50話】の感想
本当に二人は仲がいいですね。
今回は久しぶりのラブラブ回でした(笑)
お互いの気持ちをしっかりと伝えることができるようになり、これからが良好ですね!
ただ久しぶりに現れたヘル、何を考えているのでしょうか・・・。
エルザたちの幸せを怖さないでほしいのですが。
ですが二人なら大丈夫!騎士団のみんなも力になってくれますよね!
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪女は変化する【第50話】のネタバレをご紹介しました。
悪女は変化するはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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