ピッコまで配信中の「悪女は変化する」は、 希羅月先生、NUNOIZ先生の作品です。
ロべニア王国のクロッカス公爵家に生まれた二人の令嬢、この国で彼女たちを知らないものはいません。
「聖女」と呼ばれる侍女のリリエル・クロッカスとは違い、長女のエルザネス・クロッカスは社交界の女王的存在で「恐るべき貴族」とまで言われていました。
そんなエルザネスのことを人々は「悪女」と呼ぶようになったのですが、彼女には裏の顔がありました。
エルザネスは縁談が破談となりその後、ウィンターナイト大公との結婚がきまります。
あったことのない相手との結婚だなん
て政略結婚だとリリエルは止めますが・・・。
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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悪女は変化する【第49話】のあらすじ・ネタバレ
アナスターシャ皇女は、手紙をラシアに見せました。
それを見て、ハッとさせられるラシア。
アナスターシャ「ルカルエンお兄様を待っていたんじゃないの?」
ラシア「それは・・・!」
アナスターシャ「私の勘違いかしら?なかなか頭を使ったようね。そんなにルカルエンお兄様に会いたかったの?」
微笑みながら話すのです。
一気に顔が赤くなってしまうラシアに、アナスターシャは面白い者を手に入れたと言って何かを出そうとします。
見せてきたのは、指にはめた針のついた指輪です。
一気に顔を青ざめるラシア。
アナスターシャ「侍従が湖で見つけたんですって。もしかしてあなたのかしら?」
ラシア「違うわ、誤解よ・・・!」
アナスターシャはいつも通りの可愛い笑顔のまま、ラシアの頬に手を添えるのです。
アナスターシャ「そう?私はあなたが湖に落ちたときに落としたのかと思ったわ。今日は誤解が多い日ね」
そしてラシアがレンに書いた手紙を破り捨てながら、なんて身の程知らずなのと笑顔のまま言うのです。
ラシアはどういうことなのかわからないとし、親友でしょう?とアナスターシャに言います。
アナスターシャ「そう親友よ。キレイで言うことをよく聞く私のお人形」
お人形ならお人形らしくしてらっしゃいなとアナスターシャ。
どうして身の為を超えたことをするのと問い詰めます。
ラシア「アナスターシャ!言葉が過ぎるわよ!」
アナスターシャはため息をつきながら、ラシアに言うのです。
アナスターシャ「あなた本当に私とバルお兄様が何も気づいてないとでも思っているの?私達はあなたが大公夫妻にしたことを最初から知っていたわ」
それでも放っておいたのは、一線を超えることはなかったからだそうで、今日はその一線を超えてしまったのです。
アナスターシャ「あなたがそれを認めても認めなくてもこれは事実よ」
ラシア「ア・・・アナスターシャ・・・そうじゃないのよ。ちゃんと説明するわ、聞いてちょうだい」
アナスターシャ「何か誤解してるみたいだけど・・・あなたをバルお兄様に紹介したのは私よ」
ラシアが伸ばしてきた手を、アナスターシャは振り払いました。
アナスターシャ「欲に満ちた目でガツガツしている姿がとっても面白かったの。だから近くでずっとみていたかったけど・・・身分をわきまえずここまで調子に乗るのは、さすがに嫌気がさすわね。バルお兄様もうんざりしているかもしれないわ」
そう言いながらその場を去ろうとしますが、ラシアはそんなことはない!あの人は私を心から愛していると伝えるのです。
アナスターシャは振り向き、本当にそう思っているの?と問います。
アナスターシャ「今日だってエルザがあんなに寛容じゃなかったら、あなたどうなってたかわからないわよ」
ラシア「そんな・・・!大公妃が・・・そんなに素晴らしい人なの?結局は彼女だってあなたのお気に入りのお人形なんでしょう?」
ラシアの手は震えています。
アナスターシャは彼女とあなたじゃ比べ物にならないと、はっきりと言うのです。
アナスターシャ「エルザはエルザよ。高貴な大公妃だわ。それからルカルエンお兄様は将来皇帝になるニコライお兄様にとってなくてはならない存在なの」
するとアナスターシャは針のついた指輪を落とし、それはラシアの足元に転がり落ちました。
アナスターシャ「お望み通り皇子のお妃になりたければ、行動に気を付けることね。今まであなたがやってきたことを見たら、命の保証すら危ういわよ」
バルお兄様は本気で怒ったらすごく怖いんだから・・・、と言いながら、アナスターシャは去っていきました。
ラシアはその場に座り込み、涙を流します。
ラシア「そんな・・・」
お別れ
朝になり、皆が馬車に荷物を詰め込みます。
アナスターシャ「エルザ、本当に楽しいバケーションだったわ。もう帰るなんて残念で仕方ない。心のこもったおもてなし本当にありがとう」
エルザ「とんでもありませんわ、アナスターシャはいつでも大歓迎ですからまた遊びにいらしてくださいね」
いつも通りの笑顔を見せるアナスターシャ。
もちろんだと、満面の笑みを見せました。
アナスターシャ「ラシアは挨拶しないの?」
ラシア「あ・・・はい・・・」
少し離れたところにいたラシアは、少し震えています。
ラシア「大公妃閣下、大変お世話になりました・・・忘れられないバケーションになりました・・・」
そんな彼女の様子に、エルザは何か気づいていそうです。
エルザ「またお会いしましょう、ラシアさん」
するとバラディミール皇子がやってきて、ラシアの肩に手を添えます。
バラディミール皇子「ほらほら・・・レディたち別れの挨拶は短めにするものですよ。話が長引くともっと寂しくなりますからね」
そしてレンには、今度はアマリリス宮殿で会おうと約束をします。
皆馬車に乗り、帰っていきました。
レン「ふぅ・・・やっとだな」
エルザ「え?何か言いました?」
お見送りが終わってすぐ、レンはエルザを後ろから抱きしめるのです。
レン「やっとみんな帰ったと言ったんです。これでエルザを独り占めできますからね」
抱きしめれらてエルザは嬉しそうな笑顔を浮かべました。
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二人の時間
エルザ「久しぶりにこうして一緒に馬にのるのもいいですね」
レン「お客様のおもてなし、本当にお疲れ様でした」
エルザは馬をなでながら、お客様の日程と準備していろいろ仕切るのは久しぶりだったけど楽しかったと、笑顔で話します。
レン「何よりも、バレンシア令嬢のことで気分を害したのではないかとずっと気になっていました。申し訳なかったです」
エルザ「謝ることなんてありませんわ。あれはレンとは関係のないことでしょう?それに・・・」
バレンシア令嬢のような人は、ロベリアにもいたんだと言います。
もちろん、それよりもっとひどい人も沢山会ってきたと・・・。
エルザ「でも私は、そう言う人達に傷つけられることなんてありませんでしたよ」
微笑むエルザを見て、レンは本当に強い人だと褒めました。
しばらくして、雨が降ってきます。
レン「すぐにやみそうにはありませんね。すぐ近くにときどき使う小屋がありますから、そこに行きましょう」
急いで小屋に行き、濡れた洋服を乾かします。
レンはお湯を沸かし、温かいお茶を淹れてくれていました。
レン「さぁこちらに・・・」
着替えて現れたエルザは、レンの大き目の服を着ており・・・いつもと違った雰囲気です。
エルザ「レンのズボンは大きすぎて履けないので・・・」
エルザの姿を見て、一気に顔が赤くなるレン。
レン「あ・・ここには僕の服しか置いてませんからね・・・」
照れながらも、とにかく雨に濡れたので体を温めた方がいいとお茶を渡しました。
暖炉の火が優しく二人を照らします。
レンはエルザの髪の毛を乾かしてくれているのです。
エルザ「不思議だわ」
レン「何がですか?」
エルザ「お客様たちがいるときはわからなかったけど・・・こうして二人きりでいると胸がいっぱいだわ」
そして、レンの手に自分の手を重ねました。
エルザ「レン・・・私幸せです」
レン「僕もですよ・・・」
二人は見つめ合い、キスをしました。
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悪女は変化する【第49話】の感想
ラシアのことはすっきりしましたが・・・。
アナスターシャの裏の顔を見た気がしました。
あんなに可愛いのに、やはり隠している部分はあるのですね。
ですがエルザのことは大切に思っているようですので、気にしなくても良さそうです。
ラシア、可愛そうに・・・。
その後レンとエルザは二人の時間を楽しんでいます。
とても良い関係になったので、安心感が得られますね!
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪女は変化する【第49話】のネタバレをご紹介しました。
悪女は変化するはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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