ピッコまで配信中の「悪女は変化する」は、 希羅月先生、NUNOIZ先生の作品です。
ロべニア王国のクロッカス公爵家に生まれた二人の令嬢、この国で彼女たちを知らないものはいません。
「聖女」と呼ばれる侍女のリリエル・クロッカスとは違い、長女のエルザネス・クロッカスは社交界の女王的存在で「恐るべき貴族」とまで言われていました。
そんなエルザネスのことを人々は「悪女」と呼ぶようになったのですが、彼女には裏の顔がありました。
エルザネスは縁談が破談となりその後、ウィンターナイト大公との結婚がきまります。
あったことのない相手との結婚だなんて政略結婚だとリリエルは止めますが・・・。
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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悪女は変化する【第46話】のあらすじ・ネタバレ
お庭でお茶をしながら、今日は絶好の狩り日和だと笑顔を見せるアナスターシャ皇女。
エルザ「アナスターシャも一緒に行きたかったんじゃないですか?」
アナスターシャ「いいえ、エルザと一緒にピクニックしてる方がずっと楽しいわ。私ウィンターナイトの清々しい夏の風景が好きなの」
そんな話をしていても、ラシアは暗い表情で座っています。
アナスターシャが心配して声をかけますが、ラシアは私もとても楽しんでいると、何事もなかったかのように見せるのです。
アナスターシャ「・・・そう?それならいいけど・・・」
ラシアは、レンに言われた言葉を思い出しています。
「バケーションの間は部屋でゆっくり休まれた方がいいですよ、バレンシア男爵令嬢」
震えながら、手を握りしめています。
ラシア(あの作り笑い・・・腹が立つったらありゃしないわ。ちょっとみんなの評判がいいからっていい気になってるんでしょ)
エルザを見ながらそう考えているのです。
ですがエルザはみんなに素敵な笑顔を見せています。
バラディミール皇子は、レンに対して・・・
狩りをしているレンは、見事獲物を捕らえました。
それをみたバラディミール皇子は、獲物を独り占めする気じゃないだろうなと冗談交じりに声をかけます。
レンはそのまま、今日はなんだか運がいいみたいだと答えました。
ニコライ「兄さん、今日の勝者はもう決まったも同然ですね」
バラディミール皇子「別にこれは狩り大会じゃないぞ。でもルカルエンばかり獲物を仕留めたのはやっぱり悔しいな」
今度は負けないと馬を走らせていくニコライ。
するとバラディミール皇子は、このまま少し離さないかとレンに話かけました。
馬に乗ったままゆっくりと話す二人。
バラディミール皇子「お前とこうして一緒に過ごすのはいつ以来だろう。これも大公妃のおかげかな」
レン「そうですね。計画を立てたのがエルザじゃなかったら、僕は狩りに参加していなかったはずですから」
それならあとで大公妃にお礼を言わないとと、バラディミール皇子は笑顔を見せます。
バラディミール皇子「ルカルエン、俺たちは血が繋がってるんだ。家族も同然だよな」
その質問に対し、何を仰りたいのか聞き返すレン。
バラディミール皇子は、実はずっと前から考えていたことがあるとして、そして大公妃のおかげで今日その機会ができたんだと言いました。
馬は足を止めます。
バラディミール皇子「ルカルエン、俺はお前に謝りたい」
レン「何を言って・・・」
そしてバラディミール皇子は昔の事を話し始めました。
アカデミーでみんながレンの事を誤解して嫌がらせをしているのを知っていながら、何も助けなかったことを謝りたいと話すバラディミール皇子。
バラディミール皇子「俺はあの頃、お前を含めて周りの全てのことに神経を尖らせていた」
「皇位を継ぎたいと切実に願っていて、そのためにはお前の存在が最も大きな脅威だと思っていたんだ」
それがただの勘違いだと気づいたのは、それからずっと後の事だったそうです。
バラディミール皇子「今になってこんな話をするのは卑怯なことだとわかっているが・・・俺たちを許してはもらえないだろうか?」
レンは少し考えているような表情をしています。
レン「過ぎたことは過去の影に埋めてしまえという言葉があるでしょう?過去の事は過去の事にすぎません」
バラディミール皇子「・・・ありがとう」
俺たちの間で一番懐が深いのはレンかもしれないと言いながら、二人は馬を走らせました。
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ラシアの動き
アナスターシャ「私ってどんな人とでもすぐに仲良くなれる性格だけど、エルザほど話がある人は初めてだわ。あなたとはずっと前から友達だったみたいな気がするもの」
エルザ「私もそうですわ」
アナスターシャは本当よと念をおし、こんなことならレオドリックがロベリアへ留学するときに一緒に行けばよかったとグチり始めました。
それを聞いたレオドリックは、少しむっとした表情をするのです。
レオドリックはロベリアでアカデミーに通っていた時の話をほとんどしてくれないので、エルザはアカデミー時代どんな風に過ごしていたのかと聞きました。
かなりの人気者だったんじゃないのかと。
エルザ「あ・・・私は・・・」
ラシア「あらアナスターシャったら、大公妃についての噂をしらないの?」
アナスターシャ「ウワサって?」
するとレオドリックが読んでいた本を閉じ、アカデミーについてエルザにお聞きしたいことがあると話に加わります。
エルザ「何でしょう?皇子様」
アナスターシャはキョロキョロと二人を見始め、ラシアはにやりと微笑みます。
レオドリック「僕は、リリエル・クロッカス先輩ととても親しくしていました」
アカデミー時代、リリエルに対して冷たく当たり周りの人に対しても情が薄かった大公妃が、ここではとても穏やかで親切に歓迎してくれる。
どちらが本当の姿なのか、混乱しているのだそうです。
エルザ「皇子様、過去の事については何もお話することはありません。目に見えているものがすべてではないということ以外は・・・」
いつも自分の義務と役割に忠実に務めてきたと話すエルザ。
エルザ「もし誤解を招いたとしても、全てのことを一つ一つ説明することはできません。リリエルとも・・・事情があったのです」
「だけど人々は真実を知るよりもうわさ話と批判の方が好きですよね」
その言葉に、みんな黙ってしまいました。
ラシア「時に目に見えるものがすべてではないという言葉が、真実を捻じ曲げることもありますわ。人々は本当に批判することが好きなのでしょうか・・・?大公妃殿下が忠告と批判を受け取っているのでは・・・」
レオドリック「大公妃閣下に失礼ですよバレンシア様。ご自分の立場をわきまえてください」
まさかの忠告に驚くラシア。
ラシア「でっでも・・・私は間違ったことは言っていませんわ!」
レオドリック「今はそんなことは・・・」
エルザ「ええ、ラシア様が言ったことは間違っていませんわ。その判断はそれぞれがするのでしょう。そうじゃありませんか?ラシア様」
その返事に、悔しそうな表情をするラシア。
すると綺麗な色の蝶が飛んできました。
アナスターシャ「あ!五色蝶だわ!」
エルザ「まぁ!それはめったに見られないのに・・・私たちみんなに幸せがやってくるのかしら」
そんな様子を黙って見ているレオドリック。
レオドリック(僕は・・・今まで大公妃のことを誤解してたのだろうか・・・)
レンからのプレゼント
アナスターシャ「お兄様!狩りは楽しかったですか?」
夕方になり、帰ってきた兄たちを迎えるアナスターシャ。
バラディミール皇子「生れてはじめて敗北の味を知ったよ」
そしてレンは、エルザの元に向かいました。
ただいまと言うレンに、今日の収穫はいかがでしかた?と質問するエルザ。
するとレンは、今日の夕食は豪華になると言うのです。
エルザ「後ろに隠しているものは何かしら?」
レンの怪しい行動に気づき、エルザは彼の後ろを除きます。
レン「あ・・・これは・・・」
そして差し出した物は、きれいな花の冠だったのです。
レン「プレゼントです。エルザによく似合うと思って・・・」
エルザ「まぁ・・・ありがとう。とっても気に入ったわ」
幸せそうな笑顔を見せるエルザ。
そんな二人の様子をみんな見つめています。
ただ、ラシアだけが一人浮かない表情をしているのです。
レンとエルザの周りには、綺麗な五色蝶が舞っていました。
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悪女は変化する【第46話】の感想
ラシアはとことんエルザが気に食わない様ですね。
レンを盗られたかのように感じているようですが、勘違いもいいところ。
性格面を考えると、エルザと比較するまでもありません。
まだまだ何かしけてきそうなラシアですが、周りはみんな味方のようです!
負けないでほしい!エルザには笑顔が似合いますね!
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪女は変化する【第46話】のネタバレをご紹介しました。
悪女は変化するはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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