ピッコまで配信中の「悪女は変化する」は、 希羅月先生、NUNOIZ先生の作品です。
ロべニア王国のクロッカス公爵家に生まれた二人の令嬢、この国で彼女たちを知らないものはいません。
「聖女」と呼ばれる侍女のリリエル・クロッカスとは違い、長女のエルザネス・クロッカスは社交界の女王的存在で「恐るべき貴族」とまで言われていました。
そんなエルザネスのことを人々は「悪女」と呼ぶようになったのですが、彼女には裏の顔がありました。
エルザネスは縁談が破談となりその後、ウィンターナイト大公との結婚がきまります。
あったことのない相手との結婚だなんて政略結婚だとリリエルは止めますが・・・。
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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悪女は変化する【第41話】のあらすじ・ネタバレ
アマリリスに夏が訪れ、もうあの寒かった冬が思い出せないほどに木々が眩しく輝いています。
エルザは、涼しい風が吹く湖のほとりで一緒にピクニックを楽しんでみないかと記された手紙を受け取っていました。
すぐに返事を書き、リナに届けるよう依頼してから、頼んでいた皇族の人々の好みと性格をまとめた書類に目を通します。
夏になれば、アマリリス皇族は比較的涼しいウィンターナイトで避暑を楽しむことになっているのです。
今年の訪問は、ひと月後の予定ーー
毎年の恒例行事にも関わらず、何を用意してどのように進めれば良いのか記録がほとんどありません。
ルアンは、好きなようにすれば良いと笑っていますが、なかなか悩ましい問題なのです。
湖のほとりでピクニック
レンと湖のほとりまでピクニックにやってきたエルザ。
領地内にこんなところがあったなんて知らなかったため新鮮です。
レンはこの場所に、小さい頃よく母親と来たんだと思い出話をしてくれました。
それから今年はエルザと一緒に来たくて夏が来るのが待ち遠しかったとも。
まるで心の底まで爽やかな気分になったようだと、エルザはここへ連れてきてくれたことのお礼を伝え、二人の間にはいつものように穏やかな時間が流れていきます。
レン「湖でボートに乗っても楽しいですよ。別荘の倉庫にボートがあるのでいつでも乗れるように手入れを頼んでおきますね」
エルザ「…!」
エルザ(ボート…?皇族の方たちが来たらボートに乗って遊ぶのもいいかも!)
(ボートの数を確認して足りなければ追加で作らせて、野外で休めるような場所も準備したら…)
一人でぶつぶつ言いながら考え事をしているエルザ。
不思議に感じたレンが声をかけ、エルザは最近皇族の方達の滞在について計画を練っているんだと話します。
それを聞いたレンは今年はあまり皇族の人たちを受け入れたくないと言い出すのです。
エルザ「どうして?何かあるんですか?」
レン「エルザとの時間を邪魔されそうで…」
「二人きりでいたいんです」
エルザ「ふふ…もうレンったら…」
照れて笑うエルザの頬にレンの手が触れ、木漏れ日の中で二人はキスを交わすのでした。
エルザはおもてなし計画を任せてもらいたい
レンに今までどんなおもてなしをしてきたのか尋ねますが、なんとも微妙な反応をされてしまいました。
レン「皇族の人たちが来たからといってそんなに気を使うことはないですよ」
「必要な時に部屋を片付け、食事さえ準備してあげたら後は自分たちで適当に楽しんで過ごしますから」
エルザ「…これまでもそうしてたんですか?」
レン「そうです。だから彼らのためにエルザがわざわざ時間を割かなくてもいいんです。その代わり僕との時間をもっと増やしてください」
エルザ「今だって一緒に過ごしているじゃないですか」
「夜は…いつも疲れているでしょう?もっと体力をつけないとダメですよ、エルザ」
エルザ「レンったら…!!」
エルザ「レン、皇族の方たちが来たら私たちがおもてなしをしなくてもいいのかしら?」
レン「これまでは晩餐を一度か二度一緒に食べたくらいでしたので…」
エルザ「そうなのね…もしかして大公家は皇族とあまり仲がよくないんですか?」
レン「特別な感情はありません。必要があるから付き合う関係だと思っていてくれればいいですよ」
エルザ「……」
「一族のことに少しずつ慣れてきて…これからは大公家をもう少し解放的にしてもいいんじゃないかと思うようになったのですが…」
「レンさえ良ければ私にその役目をやらせてはもらえないかしら。今度の皇族の方達のおもてなしもしっかりやりたいんです」
「きっとうまくやってみせるから私を信じて任せてくれませんか?」
レン「もちろん、エルザがやりたいことを尊重するさ!」
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社交界はエルザとレンの話題で賑わう
アマリリス宮殿 宴会場
宴に参加したセシルとレイラは冬のウィンターナイトはどうだったかとあれこれ質問されています。
どうやらみんなエルザが元気なのか、帝国の社交界に関心があるのではないかということが気になって仕方がない様子。
とても幸せな新婚生活を送っているエルザが、社交界へ参加するのは難しいのではとセシルが答えていると、レイラが突然、レンがエルザを好きすぎるため来させてもらえるか分からないとぶっちゃけるのです。
噂に聞いていた溺愛ぶりが本当だと知って、その場は大盛り上がり。
冷酷だと噂されたレンがまさか愛妻家になるなんて、本当に驚くべきことのようです。
そこへルイーザがやってきて、話を聞いていた二人の女性は何か都合が悪そうにその場から離れます。
三人は予想していたものの、こんなにエルザについて聞かれるとは思ってもいませんでした。
エルザがもう社交界に顔を出す必要もないため、話を聞きたくとも聞けない状況にあり仕方がないと納得するしかないと話していると、なんだか会場内がザワザワと騒がしくなってきたのです。
”第二皇子様、ご機嫌麗しゅう存じます”
”第二皇子様、ご機嫌麗しゅう存じます”
セシル「何かしら?遠くてよく聞こえないわ」
レイラ「バラディミール皇子がいらしたみたいね」
セシル「!」
「あの人がどうしてあそこにいるの?」
向こうからやってきたのは第二皇子であるバラディミール皇子と一人の女性です。
セシル・レイラ・ルイーザ「バラディミール皇子様、ご機嫌麗しゅう存じます」
バラディミール皇子「久しぶりだな楽しんでいってくれ」
バレンシア「まあお久しぶり!ヴァイオレット様、エーデルワイス様、シネラリア様」
セシル「お久しぶりですバレンシア様。留学はいかがでしたか?」
バレンシア「とても充実した時間を過ごしましたわ。留学期間の最後まで終わらずに帰ってきてしまったけれど…」
「バルに早く会いたくて仕方なかったのよ」
「バルも今度のバケーションは一緒に過ごそうって手紙を送ってきたものだから」
ルイーザ「バケーションって…」
バレンシア「あぁ…今年は私も一緒に行くことにしたのよ」
「ウィンターナイトの領地に」
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悪女は変化する【第41話】の感想
エルザは、アマリリスの皇族たちをもてなす準備を進めていました。
これまでの記録が残っておらず苦戦していたのですが、どうやらレンの話を聞く限り、これまで特に何もしてこなかったそうなのです。
ビジネスパートナーのような関係性を保っているレンらしいやり方だなと思ったのですが、エルザの性格的に何もしないというのは難しいでしょう。
おもてなしをしてあげたい気持ちの強いエルザらしく、頭の中はそのことですでにいっぱいでした。
レンに許可を取り、この件をエルザ主導で進めることにしましたが、果たしてどんな素敵なおもてなしを用意するのでしょう?
一方、アマリリスの宴会場ではなんとも嫌な雰囲気の女が現れましたね。
第二皇子の妻なのか、婚約者なのか知りませんが、とにかく自分によっぽどの自信があるのだろうと感じる口調でしたね。
この人もウィンターナイトへやってくるとのことで、なんだか嫌な予感がしてなりません…
エルザの一生懸命考えたもてなしを邪魔されませんように。
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪女は変化する【第41話】のネタバレをご紹介しました。
悪女は変化するはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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