ピッコまで配信中の「悪女は変化する」は、 希羅月先生、NUNOIZ先生の作品です。
ロべニア王国のクロッカス公爵家に生まれた二人の令嬢、この国で彼女たちを知らないものはいません。
「聖女」と呼ばれる侍女のリリエル・クロッカスとは違い、長女のエルザネス・クロッカスは社交界の女王的存在で「恐るべき貴族」とまで言われていました。
そんなエルザネスのことを人々は「悪女」と呼ぶようになったのですが、彼女には裏の顔がありました。
エルザネスは縁談が破談となりその後、ウィンターナイト大公との結婚がきまります。
あったことのない相手との結婚だなんて政略結婚だとリリエルは止めますが・・・。
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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悪女は変化する【第36話】のあらすじ・ネタバレ
この空間は、魔法によってすべてが捻じ曲げられていると話すレン。
優秀なガイドの狼がいなければ、道を見つけられることができないそうです。
エルザ「今私達はどこに向かっているんですか?」
レン「冬があるところまでの道のりはかなりあります。だから今日はウィンターナイトの邸宅に泊まる予定なんです」
それは昔、祖先たちのお屋敷だった場所。
落ち着いて話を聞いているエルザの様子を見ていたジョーゼフは、ずいぶん慣れていると驚いています。
他の騎士も、初めてここに来た人には見えないとエルザを褒めているのです。
移動中レンに言われて当たりの木々を見てみると、沢山の雪によって光り輝きとても神秘的に見えるのです。
遠くから「キャルル・・・」と、小さな声が聞こえてきました。
エルザ「・・・?これは何の音かしら?」
レンが言いかけたところで、光とともに現れたのは「小さなエルザ」です。
エルザ「冬の森に住んでいるという妖精・・・本当にいるんですね」
エルザは「小さなエルザ」に、こんにちはと挨拶をしました。
すると妖精はいたずら心からか、魔法でエルザの頭に雪をかけたのです。
その様子を見ていたエリーナは手で妖精を追い払おうと必死で、他の騎士たちはそれを見て笑っています。
「小さなエルザ」に手を振り、エルザたちは先を急ぎました。
昔の首都
狼から降りた場所は昔の首都。
ここだけは時間が止まっているみたいだと感じたエルザは、アマリリスの首都だということはどこかにアルンデルの公爵邸もあるのでは?とレンに聞きました。
エルザ「できるなら、アルンデルについて自分で調べてみたいんです。私が持っているアルンデルの魔法の根源を見つけ出さなければ・・」
するとレンは、アルンデルの公爵家はいつも固く閉ざされており、誰にもわからない力で封印されているため入ることが出来ないと教えました。
ですがこれから行く途中にアルンデルの神殿があることを伝えると、エルザは神殿という言葉に驚きます。
レン「アルンデルが冬を崇拝し人々を魅了した場所です」
とても大きな建物の神殿。
中に入ると真っ暗で、ジョーゼフはここが嫌いだと言いながら寒気がすると訴えます。
エリーナ「あれは何?」
視線の先にある者は不気味な肖像画。
レンはここにある肖像画は、凍えて死んでいった人達だと言います。
アルンデルが夢見ていたのはこう言う世界だったのだそうです。
さらに奥に進むと、レンはこっちに見せたいものがあると案内しました。
エルザ(この神殿の中で一番広い場所のようだわ・・・)
すると目の前には台があり、そこには赤い宝石が埋め込まれた黄金に輝く器がありました。
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カメリア伯爵
エルザネス・・・
エルザネス・クロッカス・・・エルザネス!!!
エルザの事を夢に見ながらうなされ、目を覚ましたのはカメリア伯爵です。
そして食事を取っているところで、今夜の王室の舞踏会に遅れないようにと母に忠告されるのです。
最近気に入った令嬢はいないのか?気になる人がいるのであればどんどん近づきなさい、前は破談になったけどそんなのは何の傷でもないとカメリア伯爵家であることで十分な力だと母は言いました。
カメリア伯爵は分かっていますとだけ答えると、母はエルザの事を暗くて表情もなかったこと、一体何を考えているのかわからなくて目に見えない隔たりがあったんだと彼を慰めているようにも見えます。
破談になってよかった、気に入らなかったと母が言うと、カメリア伯爵はクロスをぎゅっと握りしめました。
そして夜の舞踏会では、カメリア伯爵一人で壁にもたれかかってお酒を飲んでいます。
すると一人の女性が話しかけてきました。
「はじめましてカメリア伯爵、少しお時間をいただいてもよろしいですか?」
その姿がエルザと重なって見えてしまい、どうしても乗り気になれないのです。
カメリア伯爵「今僕はあまり気分がよくないもんでね。気持ちは嬉しいけれどまた次の機会に」
そう言い残してその場を立ち去ります。
そんなカメリア伯爵を他の令嬢たちも横目でみているのですが、彼はテーブルに着くなりお酒を飲みほし辛そうな表情を見せるのです。
「カメリア伯爵こそ本当のロマンチストよね」
「リリエル様を守るために破談も辞さなかったんですもの」
最初からリリエルを近くで見たいからエルザと婚約した、そんな噂が流れているようで、令嬢たちはみんなでその話で盛り上がっています。
するとカメリア伯爵はグラスをテーブルに強く置き、そのままテラスに出て行くのです。
カメリア伯爵は昔の事を思いだします。
歩いているところでリリエルにぶつかり、彼女は失礼だと強く叱責するのです。
エルザ「・・・カメリア様にぶつかったのはあなたよリリエル、お詫びなさい」
そして伯爵が落とした本を拾いました。
リリエル「嫌よ、お姉さま。悪いのはあっちだわ!」
そう言いながらカメリア伯爵を指さしますが、エルザは拾った本を伯爵の元へ持っていき・・・
エルザ「申し訳ございません。カメリア様」
と謝ったのです。
カメリア伯爵はテラスの手すりを強く殴り、「エルザネス・・・どうして」と涙を流すのです。
カメリア伯爵「あなたが僕を一度でも捕まえてくれてたら・・・」
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悪女は変化する【第36話】の感想
エルザたちは神殿に向かいました。
あの宝石がはめ込まれたものはなんなんでしょう。
宝石の色が赤いというのもエルザに重なって見えますよね。
そしてカメリア伯爵、本当はエルザのことが好きだったのでしょうか?
なんだかあの破談の感じではそこまでなさそうだったのに・・・。
この話もまだ理由がありそうですよね!
何よりも、リリエルってあまり良く見えないところが・・・(笑)
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪女は変化する【第36話】のネタバレをご紹介しました。
悪女は変化するはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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