ピッコまで配信中の「悪女は変化する」は、 希羅月先生、NUNOIZ先生の作品です。
ロべニア王国のクロッカス公爵家に生まれた二人の令嬢、この国で彼女たちを知らないものはいません。
「聖女」と呼ばれる侍女のリリエル・クロッカスとは違い、長女のエルザネス・クロッカスは社交界の女王的存在で「恐るべき貴族」とまで言われていました。
そんなエルザネスのことを人々は「悪女」と呼ぶようになったのですが、彼女には裏の顔がありました。
エルザネスは縁談が破談となりその後、ウィンターナイト大公との結婚がきまります。
あったことのない相手との結婚だなんて政略結婚だとリリエルは止めますが・・・。
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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悪女は変化する【第52話】のあらすじ・ネタバレ
ロベリアアカデミーにて。
エルザの弟であるヨハネスは、浮かない顔をしていました。
友人が声をかけると、二番目の姉の事を心配しているようで、母からの手紙に姉であるリリエルが落ち込んでいるから心配だという内容が書いてあったのだそうです。
何があったのか詳しく聞いてみると、リリエルがカレス王子殿下と付き合っていることを話し始めました。
ヨハネス「だけど、国王殿下が2人の結婚に反対しているらしんだ」
お姉さんも辛いよね・・・、同調する友人。
ヨハネスは国王殿下が2人の結婚に反対する理由がわからないのです。
リリエルはロベリアの国民の為に努力しており、彼女ほど王子のお妃の座に相応しい人はいないと思っているのです。
友人「そうだな、君の言う通りだよヨハネス。カノ時こそ王妃にふさわしいよ。みんな聖女だって崇めてるじゃないか」
破壊の魔法を使う長女と、治癒の魔法を使う次女。
クロッカス公爵家は本当にスゴイ一族だと褒めますが、なんとも怪しい笑みを浮かべるのです。
ヨハネス「・・・まぁ、エルザネス姉さんは近寄りがたい感じがあるけど・・・」
少し悩むヨハネスに、友人は君の両親も魔法を使えるのかと質問しました。
ですが両親もヨハネス自身も普通で魔法が使えない為、リリエルは治癒の魔法が使えるなんてすばらしく、まるで本物の聖女の様だと感じているのです。
どんな理由にせよ、国王殿下が2人の結婚を認めてくれるといいな・・・と友人は言います。
ヨハネスがありがとうと言った友人の名は、「ヘル」。
ヨハネス「君って不思議な人だな。知り合ってからまだそんなに経ってないのにすごく気を許せるよ」
彼はヘルを自宅に招待するそうです。
招待を受けてくれてありがとうとヨハネスは感謝の気持ちを伝えました。
リリエルは結婚を何とか許してもらおうと父にお願いします
そしてクロッカス公爵家。
リリエル「私には国王殿下のお考えが全く理解できないわ!!」
大声を出し、父に強く意見するリリエル。
愚かな貴族たちが毎日のようにパーティーを開いて贅沢にどっぷりつかっている時、自身は演武場で剣術を身に着け、政治を学び、国民の為にできる限りの事をしてきたんだと強く主張します。
私よりも王子のお妃に相応しい人はいないと、断言するのです。
父「まぁまぁ、落ち着いて・・・私の話しを聞きなさい」
リリエル「お父様、私が今言っていることは子供がおもちゃをねだってダダをこねているのとはわけが違うんですよ」
黙り込む父を思いっきり睨みつけるリリエル。
リリエル「この頃私は身分の重要性を今更ながら感じています」
普通の人たちの意思はあまりにも弱く、自身の確固たる完璧な信念についてこられないそうです。
愚か者たちをいい方向へ導くために、自分にはより高い身分と権力が必要だと主張しました。
父「その信念こそが問題なんだが・・・」
まさに国王殿下が反対されているのも、それが理由なのだそうですが口には出しません。
そしてあまり急ぎ過ぎるのも良くない、もともとリリエルは結婚は遅くてもいいと話していたらしく、もう少しやりたいことをやった方が良いのではないかと説得します。
リリエル「ダメです!それじゃあ遅いのよ!」
そして涙を流しながら、一生に一度のお願いだから力を貸してほしいとお願いするのです。
リリエル「国王殿下を説得してください」
少し父は悩みましたが、国王殿下ともう一度話をしてみるとリリエルに言いました。
リリエル「ありがとうございます!お父様!」
そう言いながら父を抱きしめるリリエルですが、父はなんだか不安そうな顔をしています。
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ヘルがクロッカス家にやってきた
数日後、クロッカス家にヘルが招待されました。
父「ヨハネスのアカデミーでの友達だそうだね。どちらの一族かな?北方からきたと聞いているが・・・」
ヘル「アマリリス帝国のキルデアン地方にある、男爵家の出身です。クロッカス公爵様」
父はヨハネスからの手紙でヘルの事を聞いていたらしく、是非一度会ってみたいと思っていたのだと喜んでいます。
とても礼儀正しいヘルに、母も嬉しそうです。
ヨハネス「ははっ!お父様もお母様も彼のことを気に入ってくださると思ってましたよ」
今まで会った同級生の中で一番賢く、いろいろなことを学ばせてもらっていると、ヨハネスも彼を信頼している様です。
リリエル「アマリリスはまだ貴族たちの絶対権力がはびこる保守的な国でしょう?」
機嫌が悪そうにグラスを置くリリエル。
ロベリアはアマリリスとは違い時代の流れに合わせて変化していく、この国で進歩と発展の本当の意味に気づけると良いわねと、かなり上から目線です。
彼女の言葉に両親は止めました。
ヘル「お心遣いの助言、ありがとうございます。肝に銘じておきます、公女様」
母は、リリエルにもうそのくらいにしておくように伝え、ヨハネスにはヘルにお肉を進めるようにお願いしました。
リリエル「まったくお母様ったら・・・ヘルと同年代の若い子たちが知らなきゃいけないことなのよ!」
母「そう・・・そういうこと、私はよく知らなくて・・・」
ここで父が、大人しすぎて心配だったヨハネスが、こんなにいい友達を連れてくるなんて嬉しいと話題を変えました。
ヘルは笑顔で、感謝の言葉を伝えるのです。
夜になり、父がリリエルの事を考えながら庭を歩いていました。
リリエルの思想が多少急進的なのは事実。
しかしまだ若いのにあんなに国の事を想っているとは、なんて健気なんだとかんじているのです。
リリエルの気持ちはあれほどまでに強く固いというのに、何とかして国王殿下を説得する方法はないのか、頭を悩ませます。
すると後ろから声をかけてきたのはヘル。
こんな遅い時間に何をしているんだと聞くと、彼はちょっと散歩だと答えました。
ヘル「それより・・・僕にお手伝いできることがありそうですね」
父「何?」
ヘル「僕はロベリア国王殿下を喜ばせる方法を知ってます」
何を言っているんだ・・・と父はあまり相手にしないようにしていますが・・・。
ヘル「リリエル令嬢のために国王を説得しなきゃいけないんですよね?」
父「ヨハネスが余計なことを言ったんだな。君が気にすることではない・・・」
するとヘルが口に出したのは、「エネルギー石」と言う言葉。
今まで落ち着いていた父は表情を変えます。
無限の潜在力を持つ偉大な鉱物と言われているもの、ロベリアとアマリリスの不公平な取引を可能にしてしまうものでもあるとヘルは話しました。
父「そんなことを、軽々しく口にするんじゃない!」
するとヘルの手が光り出し、その手にはエネルギー石らしきものが握られていました。
それを見て驚く父。
ヘル「僕はエネルギー石を加工することができるんです。こえがあれば国王を十分に説得できるんじゃないでしょうか?」
父はその石に取りつかれたように、近づいて行きます。
父「そうだ・・・これが最高なんだ・・・」
そしてエネルギー石を手にしたのです。
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悪女は変化する【第52話】の感想
まさかのエルザの実家を狙おうとしているヘル。
そんなこととは知らず、ヨハネスは仲良くしています。
そしてリリエルですが・・・。
ホントわがままですね!!自身のこれからの活動の為に結婚を利用している気がして、そりゃあ国王も結婚を嫌がるでしょう。
今まで父にお願いすればなんとかなってきたのでしょうか?
親も親ですよね・・・。母も強くリリエルには言い返せません。
ただヘルが現れたことで、平穏に進むはずはなく・・・。
今後の展開、そしてリリエルがどうなっていくのか楽しみです!
本当の悪女はリリエルに見えます・・・(笑)
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪女は変化する【第52話】のネタバレをご紹介しました。
悪女は変化するはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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