ピッコまで配信中の「悪女は変化する」は、 希羅月先生、NUNOIZ先生の作品です。
ロべニア王国のクロッカス公爵家に生まれた二人の令嬢、この国で彼女たちを知らないものはいません。
「聖女」と呼ばれる侍女のリリエル・クロッカスとは違い、長女のエルザネス・クロッカスは社交界の女王的存在で「恐るべき貴族」とまで言われていました。
そんなエルザネスのことを人々は「悪女」と呼ぶようになったのですが、彼女には裏の顔がありました。
エルザネスは縁談が破談となりその後、ウィンターナイト大公との結婚がきまります。
あったことのない相手との結婚だなんて政略結婚だとリリエルは止めますが・・・。
以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。
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悪女は変化する【第57話】のあらすじ・ネタバレ
母メリッサは、エルザが私達の家族になってくれて嬉しいと笑顔を見せました。
不愛想なレンがこんなに可愛い人をお嫁さんにするなんて!と嬉しそうです。
毎日感謝していると話すレンの表情は柔らかく見えます。
メリッサ「あらまあこの子ったら、ルウィンスキー、この子のこんなにこやかな表情初めてじゃありませんか?」
ルウィンスキー「そうだな・・・」
すると沈黙が流れました。
メリッサ「エルザ、気にしないでね。この人はもともと口数が少なくて愛想もないから、会話が途切れることがよくあるのよ。レンもそうじゃないかしら?」
動揺しているルウィンスキーですが、レンは父よりもずっとましだとエルザを守ります。
なんだか暖かな雰囲気で会話を楽しむ親子に、エルザも嬉しそうです。
両親からのプレゼント
メリッサ「あっそうそう!忘れるところだったわ」
そう言いながら手を叩き、出してくれたものは宝石箱でした。
エルザ「これは・・・?」
メリッサはエルザに開けてみるようにお願いし、それは昔ルウィンスキーがプロポーズの時にプレゼントしてくれたネックレスなのだそうです。
今度はそれをエルザにプレゼントしてくれるのです。
これは家族になってくれた感謝と愛のしるしだと、メリッサは笑顔を見せます。
中から出てきたのはキレイに輝いている宝石のついたネックレス。
エルザ「ありがとうございます。こんなに大切なものを私にくださるなんて・・・」
レン「付けてみますか?」
エルザが頷くと、レンはそっと首にネックレスを付けてくれました。
エルザの首元で光輝くネックレスはとても似合っています。
エルザ「今までもらった中で一番嬉しいプレゼントですわ」
メリッサ「まぁそれはよかったわ、実はね・・・それはただのネックレスじゃないのよ。魔法が刻まれているアーティファクトなの」
エルザ「アーティファクト・・・ですか?」
最近無意識のうちにアルンデルの魔法があふれ出て、周りの人たちを惹き付けることがあったことをメリッサは話しました。
エルザが頷くと、そのネックレスは、そう言うことを防いでくれるものだと教えてくれました。
メリッサ「アルンデルの魔力を抑えて、魔力の流れを安定させる魔法が刻まれているのよ」
レン「僕にわざわざアーティファクトを作らないように言っていたのは、このためだったんですね」
自分たちが作ってあげたかったんだと話すメリッサは、大切なお嫁さんを守るために少しでも力になりたかったんだそうです。
エルザ「感謝いたします。そしてネックレスも、今日お父様とお母様にお会いできたこともすべてが嬉しいです」
メリッサ「ルウィンスキーと私は、これまでずっとレンと手紙のやりとりをしてたのよ。今までアルンデルを追い払いながら経験してきたことが、あなた達の役に立てたなら嬉しいわ」
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リリエルのアルンデルの魔法について
レン「母上、以前調べてみると仰っていた剣はどうなりました?」
メリッサ「エルザの妹さんがアルンデルの魔法の所有者かも・・・という件ね」
ルウィンスキーは、まずはレンたちが考えていた通りで間違いないようだと話、リリエルはアルンデルの魔力を持っていることに間違いはないと断言しました。
エルザは、リリエルは単純にアルンデルの魔力を持っているだけではなく、その能力を使うことができる。
そうなると、どうしてそんなことが可能なのか疑問に感じているのです。
それはメリッサも手紙で悩んでいた問題だとレンは言い、アルンデルの魔法はアルンデルの主が覚醒させない限り、所有者が自覚することはできず使うこともできないはずだと聞きました。
エルザのアルンデルの魔力も、この間の冬祭りでアルンデルの主に会うまでは眠った状態だったのですから。
エルザも一つ気になることがあると、口を開きます。
エルザ「冬の突出アルンデルの黄金の杯が見せた記録の中のクロッカス家の祖先は、アルンデルの魔力を受けて髪が赤く変わったんです」
エルザの髪の毛も赤いが、リリエルは金髪だと説明します。
アルンデルの魔力を持っているのであれば、リリエルの髪も赤いはずではないかと疑問に思っているのです。
メリッサ「あなたたちの質問の答えには、大きく二つのポイントがあるわ」
まず最初にリリエルの持っている魔力はごくごくわずかだということ、ですから最初からその魔力は閉じられていなかったのだそうです。
最初から覚醒した状態だったなんて、そんなことありえるのかとエルザは問います。
ルウィンスキー「まれに常に微弱な冬の魔法を発散している一般人もいる」
その程度の魔力であれば、冬の魔法の主であるウィンターナイトの五感だけで感じることができるだろうし、訓練したところでホワイト騎士団のように強くはならないのだそうです。
レンなら理解できるとし、例えば近くにいる人では・・・執事長のルアンがそうなのだそうです。
メリッサ「そうね、リリエル令嬢もやはりそういうケースでしょう」
レン「その程度の魔力なら、知らないうちに漏れ出たとしても周りの人には何の影響もなさそうですが・・・」
それが変化する要因があり、それはエルザのようだとメリッサは答えました。
自分だと知って驚いているエルザ。
ルウィンスキーはアルンデルの魔力には増幅の属性があることを話し、魔力が弱い者でも自分より強い魔力の持ち主の近くにいると、魔力が増幅することがあると説明します。
レン「まさか・・・」
エルザ「・・・それはどういう・・・?」
メリッサ「つまりこういうことよ。増幅のと特性の魔力の量の差が大きければ大きいほど、際立って現れるの」
この現象は影響を受ける方の魔力が閉ざされていなければ、影響する方が覚醒していてもいなくても関係なく起こるのだそうです。
エルザ「ということは・・・私が持っているアルンデルの魔力がリリエルのアルンデルの魔力・・つまり魅惑の力を増幅させたということですか?」
ルウィンスキー「そうだ。アルンデルの魔力を強く持っていればいるほど髪が赤いのは事実だ。そしてエルザの髪の色はアルンデル直系とほとんど差がない」
さらにエルザの影響を受けたリリエルがロベリアで馳せた名声考えると・・・、エルザの体に流れるアルンデルの魔力はもしかすると、アルンデルの家の主と同等かそれよりも膨大かもしれないと考えられるのだそうです。
リリエルの魔力があまりに弱い為、エルザの影響を受けとしても人々に理性を失わせるほどの力はなかったでしょう。
おそらく、かなり長い時間多くの人たちがその影響を受けていたのだろうと考えられます。
メリッサ「もしかするとご両親も・・・」
エルザは黙ってしまいました。
レン「エルザが離れた今、ロベリアの状況は変わってるんでしょうか?」
そう言いながら、エルザの肩に手を置きます。
ルウィンスキー「十分にその可能性はある」
メリッサ「おそらく何かおかしいと、違和感を感じている人は多いはずよ。どうして自分はあの人があれほどまでに光り輝いて見えたんだろうって・・・」
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悪女は変化する【第57話】の感想
なんだか難しかったです・・・。
リリエルの魔力はエルザが近くにいたから発動してしまっていただけで、エルザが近くにいない今は弱くなってきてるという認識で間違いないようです。
リリエルの周りから誰もいなくなればいいのに・・・(笑)
ですがヘルがクロッカス家に訪問しています。
それがどれくらいの影響を与えるのかはわまりませんが、なんとかしてリリエルの魔法を抑えたいですよね!
エルザにはこれ以上苦しんでほしくないです。
まとめ
以上、ピッコマで配信中の悪女は変化する【第57話】のネタバレをご紹介しました。
悪女は変化するはピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
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